人生詰んだニートのブログ

人生詰んだニートが「日々の愚痴」や「趣味の将棋」について書いているブログです。

何かを始めるならネタは100個あるくらいで丁度いい

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ブログを始めようと思った時、メルマガを配信しようと思った時、起業をしようと思った時など、色々な事をやってみようと思い立った時って何か「いける」と思う発想があったりしませんか?


書きたい事、やりたい事がある、これは面白いはず、新しい発想のはず、これならいける、とちょっとワクワクしたりすると思うんです。


何かを始める時は根拠のない自信や思い付きがあって、確証のない「やれる感」がありますよね。


でもちょっと注意してください。改めてその思いつきを見直してみると大したこと無い場合が多いです。


「これはいける」と思いついて勢いで始めてしまうと、案外そうでもない軽い発想で続かない事ってけっこうあります。


最初は面白い事をいっぱい書けると思って始めたブログも、始めてみたら10記事もいかない内にネタ切れを起こし、メルマガも10回配信する前に配信する事がなくなったりした経験ってあると思うんです。


なんでこうなるかというと、大抵の人の思いつきって基本的に浅いからです。


よく考えたら3つくらいのネタしかないのにいけるような気がしてしまうんです。その3つのアイデアだけは自信があるからです。


でもそれだけです。その鉄板ネタが終わったらもう終わりなんです。先を見通す事をしていなかったから・・・


そしてすぐにネタ切れというどうしようもない状態に陥ってしまいます。


でもこれってほとんどの人がそうだと思うんですよ。最初のやる気といざやってみた後のやる気ってすごく差が出るものじゃないですか。


やる前の自信と、いざやってみた後の現実の厳しさの差っていうかさ・・・


なんでこんな話をしているのかというと、自分がそうなりがちなのと、こういう人をちょっと見てきたからです。


こうならない為には始める前のちょっとした注意点で避けられるかもしれないのでそれを書こうと思いました。

すぐネタ切れしたメルマガを見た

ネットで買い物をすると、そのショップからのメルマガが届く事ってありますよね。配信拒否のチェックをし忘れたとかで。


まぁよく利用するショップのメルマガなら新商品の情報とか役立つ情報もあるので迷惑でもなかったりします。


そんなメルマガで、メルマガを任された人の勢いで始めて即ネタ切れした1コーナーを見ました。


多分、最初はメルマガを任されて少しでも面白いメルマガにしようと意気込んだんだと思います。そしてその人にとって面白い発想だと思って始めたんだと思います。


「自分の旦那の天然エピソード日記」というのをメルマガの1コーナーとしてスタートしたんです。


仕事で自分にメルマガを任された嬉しさから、こういうのをやろうと思う人ってけっこういません?


まぁ頑張ろうとか少しでも面白くて良いメルマガにしようという気持ちだと思うので悪い事ではありません。


でもちょっと考えた方がいいですよ。浅い考えでやった場合、絶対に後で辛くなりますから。


このコーナーを見た私は、張り切ってるなぁ・・・普通に商品紹介だけで充分なのに・・・思いついちゃったんだろうなぁ・・・冷静にならずに止められなかったんだろうなぁ・・・ってちょっと冷めた目で見てました。


最初の内は良かったです。旦那さんの本当にあったと思われる天然エピソードの話が数回続きました。独自性があったんです。


しかし、それもすぐにネタが尽きたんでしょうね。最初の思いつきはせいぜい5個くらいのエピソードしかないのに始めちゃったから・・・


ある時を境に、ネットでよく見るあるある天然エピソードに変わりました。


ネタ切れを確信したのはこの話です。急なクオリティの低さで唯一印象に残りました。


旦那が中臣鎌足(なかとみのかまたり)を「なかとみのカタマリ」って言ったという話。急に話が薄くなった・・・


あ、ネタ切れしてネットから拾ってきたなって思いました。勢いで始めたけどもう辛くなってるなって。


こうなると大変なんですよね。毎週配信してるメルマガだから毎週新しいエピソードを探さなきゃいけなくなって。天然旦那とはいえ毎週毎週何かをやらかす訳じゃありませんからね。


でもこういう事ってありますよね?始めてみたらアイデアがそんなに無かったってパターン。


趣味のブログとかなら別に問題ないですけど、仕事の一部でやってると止めるわけにもいかないのでけっこう大変です。


ここからは嘘でネタを作らなきゃいけなくなるからです。


という事は、やる前に自分の思い付きが浅い事に気付けばこうならないんです。


どうすれば良いか、これはすごく簡単な事で解決できます。


ノートにアイデアを書き出してみる

これは面白い、新しい発想だ、続けられるはず、とか思い立ったらそのワクワクテンションをちょっと落ち着けてノートを用意しましょう。


まず、思いついたアイデアをノートに書き出すんです。思いついた事全部を一気に書いていきましょう。


やろうと思っているネタ、他の人との違い、新しいアイデア、明確なビジョンなど全て。


そしてその思いついたアイデアを全部書き出せた時、ノート1ページも埋まらなかったなら間違いなく浅いです。


多分、ほとんどの方が数行で終わりませんか?


いっぱい書ける、できると思っていたはずの発想なのに、いざ書き出してみるとそうでもない事実に気付きませんか?


あれ?書いてみると大した事ないな・・・5個しかアイデア無かった・・・ってなると思うんです。


このノートに書き出すという行為はテンション高くおかしくなった頭の中を整理する事になります。


本当に行動に移す前にノートに向かって吐き出す事によって、冷静に自分の頭の中を見る事ができるんです。やろうとしていた事の全体像が見えます。


ここでノートいっぱいに100個くらいアイデアが書き出せるくらいじゃないと現実は厳しいと思いますよ。


5個程度のアイデアで始めてしまうと薄っぺらいペラッペラの理論しかなく現実の壁にぶち当たります。勢いで始めたブログやメルマガで味わった事ありませんか?


最初のワクワク感はどこへ・・・もう書く事なくなっちゃった・・・どうしよう・・・もう終わりじゃん・・・って。


イデアが5個くらいしかないのに始めてしまうと次のアイデアが浮かぶ前に尽きてしまうので致命傷です。


100個くらいのアイデアがあれば100個消費する前に次のアイデアが浮かぶ猶予がありますからけっこういけます。


漫画をアニメ化する時の原作のストックみたいなものに近いかもしれません。コミックス100巻くらいになってからアニメ化すれば無理に引き伸ばしとかしなくてもけっこういけますしね。


人気作品だからアニメにしちゃおうって9巻しかストックがないのに始めて苦労してるパターンってけっこうありますしね。ワンピースとか。


起業しようと思った人は特に要注意です。人生がかかっているのに薄っぺらいアイデアに自分の人生を託す事になってしまいますから。


何かを思いついた時、ノート1ページもアイデアで埋められなかったなら考え直すべきです。見直すべきです。


即、路頭に迷う典型パターンになってしまいますから。


やってみなけりゃ分からないという意見もあるかもしれませんが、ノートに書くという行為が空想上でやってみる事にあたります。


そんな空想上ですら上手くいかないのに現実でできると思う理屈の方が分かりません。


何か思いついた時はまずノートにアイデアを書き出してみる。これは絶対にやった方が良い事だと思います。冷静に自分を見ましょう。


イデアが浮かんで浮かんで止まらないみたいな状態になったなら実際にやってOKだと思います。


最後に

思い付きでブログとか始めるとすぐネタ切れするよなぁ・・・って思った話を書いてみました。


最初はいけるはずだったのにね。始めてみるとそうでもない現実ってあるよね。


似たような体験をした人ってけっこういると思うんだけどなぁ・・・ブログで書く事なくなったり、仕事のメルマガで苦労してる人とかいません?最初はやる気あったのに。


「何かを始めるならアイデアが100個あってから」


これくらいの気持ちで始めると苦労が少なくて済みますよ。


人の思い付きって大抵浅いですからね・・・何かですぐネタ切れした事があるなら分かる話だと思います。


「これ面白いかも」って思いついた時は勢いで始めず、まずはノートにそのアイデアを書き出してみましょう。


そして最低でも1ページをいっぱいに埋められるか確かめましょう。


その段階でうまくいかないなら考え直すか止めた方が無難です。絶対苦労しますから。


そもそもこの段階で悩んでしまうくらいなら薄っぺらすぎてやる意味すら無い事ですから。


思い付きで始める前にちょっと考える、これをやればいらん苦労をせずに済むと思いますよ。


これから何か思いついて勢いで始めようとしているなら、まずはノートに書き出してみてください。