人生詰んだニートのブログ

人生詰んだニートが「日々の愚痴」や「趣味の将棋」について書いているブログです。

将棋

【実戦詰将棋155】美濃囲いを詰ます基本手筋【9手詰め】

上図は、ノーマル三間飛車 vs 左美濃 の一局から切り取った実戦詰将棋です。豊富な持ち駒を使って後手玉を9手詰めに仕留めてください。美濃囲いを詰ます「手筋の角打ち」が決まる形に持ち込むのがポイントです。答えは数行下の見出しで書きます。 実戦詰将…

【直感のズレ7】頭金しか浮かばないのが災いし・・・【11手詰め】

上図は、居飛車穴熊 vs ノーマル三間飛車 の終盤戦です。ここで先手玉に11手詰めが生じているので正しく指せれば勝ちだったんですが「金2枚を残して簡単な頭金を決める感じ?」という勝手な思い込みからミスをして負けました。その話は後半に書くので、まず…

「石田流を指しこなす本 持久戦と新しい動き」のレビュー

今回は、石田流で「左美濃」や「穴熊」にされた時の攻め筋をしっかり学べる本石田流を指しこなす本【持久戦と新しい動き】石田流を指しこなす本(持久戦と新しい動き)posted with ヨメレバ戸辺誠 浅川書房 2016年07月15日頃 楽天ブックスAmazonKindle のレ…

【直感のズレ6】相手の駒を働かせないのが大事【次の一手】

今回は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に先手番 ノーマル三間飛車で挑み、勝負所の判断を誤って負けた一局からAIが示した正着を当てる「次の一手」を作ったので直感のズレを振り返りながら出題します。局面の急所を見極める練習にどうぞ。 第1問 飛…

【寄せ問題18】切り返しへの切り返しまで考えて寄せる【部分的には3手必至】

上図は ノーマル三間飛車 vs 居飛車穴熊 の終盤戦です。実戦はヌルイ手を指して決め逃しましたが、AIで検討したらここで寄せの決め手があることが分かりました。部分的には「3手必至」です。端玉を寄せる効果的な一手は何でしょうか?「部分的な必至」だけ…

【実戦詰将棋154】穴熊から出てきた後は・・・【9手詰め】

上図は ノーマル三間飛車 vs 居飛車穴熊 の終盤戦です。1一にいた玉を王手の連続で3三まで引きずり出しました。ここから持ち駒の「桂」「金」「銀」「歩」を使った9手詰めがあります。裸にした玉を仕留める手順を考えてみてください。答えは数行下の見出…

【実戦詰将棋153】美濃囲いを端から詰ます【9手詰め】

上図は、居飛車左美濃 vs 向かい飛車 の終盤戦です。▲9四歩 と詰めろで端を詰めた手を受けず△2八飛 と打ってきたので後手玉が詰みます。シンプルに端から詰ます9手詰めを考えてみてください。答えは数行下の見出しで書きます。 実戦詰将棋の答えでは答え…

【実戦詰将棋152】見落とした開き王手【5手詰め】

上図は「きのあ将棋」の「クッキー」に挑んだ時の終盤戦です。ここで簡単な5手詰めがあったのに逃したので反省も込めて出題します。AIに示されて「あ~そうか、こんな単純な手で詰んでたのか・・・」って思ったシンプルな開き王手を狙う手順を考えてみてく…

【実戦詰将棋151】穴熊から引きずり出して詰ます【15手詰め】

上図は「直感のズレ5」で省略した後手玉に詰みがある局面です。いくつかの詰まし方がありますが、全部フォローすると大変なので・・・上図以下、▲2二同馬 △同玉 ▲5二飛 △3二金(下図)飛車打ちの王手に金を合駒した場合の手順を考えてみてください。ここ…

【直感のズレ5】焦点の歩への対応【逃げる手はない】

上図は、ノーマル三間飛車 vs 居飛車穴熊 の中盤戦です。次に▲7一飛成 を狙っていたら△7五歩 と大駒の焦点に打たれ、角で取るか・・・飛車で取るか・・・飛車を逃げるか・・・の選択を迫られています。この中で1つだけハズレがあり、実戦ではその手を指し…

【実戦詰将棋150】合駒請求で攻め駒を補充する【17手詰め】

上図は「寄せ問題17」の変化図から切り取った実戦詰将棋です。▲1五歩 を△同歩 と取ったので17手詰めが生じています。ちょっと攻め駒が足りませんが、それを補う手筋で始まる2パターンの詰みを考えてみてください。答えは数行下の見出しで書きます。 実戦詰…

【実戦詰将棋149】端玉を5筋で捕まえる【13手詰め】

上図は「寄せ問題17」の変化図から切り取った実戦詰将棋です。△3一銀 と角を取った所なんですが、玉頭が薄くなったので後手玉に13手詰めが生じました。端玉の弱点を突き、ほぼ一直線に追いかけながら、最終的に5筋で捕まえる手順を考えてください。答えは…

【寄せ問題17】飛車の位置が悪い内に・・・【両狙いを含みに迫る】

上図は「寄せ問題16」の最善手を逃して進んだ実戦の進行です。次に▲5二金(と)からの寄せを狙っていたら△3五角 で竜を牽制され、ちょっと攻めにくそうにされました。実戦は▲5三歩 と角の利きを止めたんですが、ここは角に怯まず寄せにいくのが最善だった…

【寄せ問題16】「切れない攻め」で金銀4枚を攻略する【急所に駒を足す】

上図は、ノーマル三間飛車 vs 左美濃 の終盤戦に入った所です。急所に「と金」が2枚できているので先手勝勢ですが、金銀4枚の左美濃は固く、単純な攻めでは粘るチャンスを与えかねません。冷静に局面を見ると・後手は歩切れ ・「4二の金」は逃げられない …

【実戦詰将棋148】銀の無力さ【13手詰め】

上図は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に後手番で挑んだ時の終盤戦です。角筋をケアしたつもりで△6二銀打 と受けましたが、これは受けになってませんでした。ここから13手で後手玉が詰みます。△6二銀打 をそのままトガめて詰ましちゃってください。…

【直感のズレ4】「ズレた攻めっ気」と「受けの手筋」【次の一手】

今回は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」にノーマル三間飛車で挑み、序盤と中盤で直感がズレまくった一手があったので、AIが推奨する正しい手を「次の一手」として出題しながら反省していきます。・駒組みの方向性 ・受けの手筋が見所ですね。基本のお…

【実戦詰将棋147】「詰ませば勝ち」と言われても・・・【29手詰め】

上図は、左美濃 vs ノーマル三間飛車 の終盤戦です。劣勢の中盤から諦めモードで指し続け、ヤケクソの攻めで先手玉を危険な形に持ち込んだ所ですね。もう受けもないから詰ましにいき、いつも通り詰み逃して負けたのが実戦の進行です。しかし、AIで検討したら…

【次の一手6】攻めの中心になっている駒の排除【角換わりの猛攻を受ける】

今回は「角換わり」でやられて困る△6五桂 ~ △8六歩 ~ △7六飛(下図)からの猛攻への受けをミスった一局から「次の一手」を出題します。いきなり問題図を出すよりポイントの局面まで手順を書いた方が分かりやすいと思うので、まずは流れをご覧ください。…

【直感のズレ3】自陣にスキを作らないのが急所【次の一手】

上図は、居飛車穴熊 vs ノーマル三間飛車 の中盤戦です。後手の私が▲5五金 と飛車取りに打たれて少し困った局面ですね。ただ、AIで検討したら後手優勢(-1000点)だったので正しく指せれば勝てます。△3四飛 と逃げても▲2三馬 からジリ貧になりそうなので…

【実戦詰将棋146】入玉を阻止するには・・・【9手詰め】

上図は、居飛車急戦 vs ノーマル三間飛車 の終盤戦です。実戦は無難に▲9五同歩 と取ったんですが、検討したらここで詰んでいたことが分かりました。単純に△9四玉 と逃がすと「角」「銀」「桂」では捕まえにくくスルスル入玉されてしまう所、それを許さない…

【次の一手5】後手陣の欠陥に気付ければ・・・

今回は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に挑み居飛車急戦 vs ノーマル三間飛車になった一局を検討したら強烈な決め手があったので「次の一手」として出題します。いきなりポイントの局面を見るより数手前から見た方が分かりやすいと思うので、まずは実…

「振り飛車への急戦」で課題だった「位の奪還にくる△3四歩」への対応を検討しました

今回は、対振り飛車への急戦(下図)で・・・4筋を2枚の金駒で固められた時に気になっていた△3四歩(下図)から位の奪還にくる手をAIで検討したら25年くらい前はダメだと思った変化が意外と有力だったと分かったので紹介します。従来の定跡とはちょっと違…

【きのあ将棋】vs 郷谷さん(上級-)「早石田」で▲6七角を打った後の勝ち方をAIに見せてもらった【升田の名角】

今回は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に▲7七銀型 早石田で挑み、前に検討した▲6七角(下図)を試したら・・・ミスってボロ負けしたので、AIにお手本を見せてもらった手順を紹介します。見所は・歩を受けない傾向がある? ・ヤケクソの大ミス攻め …

【実戦詰将棋145】桂の利きを見落としてた【5手詰め】

上図は、居飛車穴熊 vs ノーマル三間飛車 の終盤戦を検討していた時の局面です。ここで先手玉に5手詰めが生じていました。「7九の角」と「3八の竜」を相手にしない詰み手順を考えてみてください。答えは数行下の見出しで書きます。 実戦詰将棋の答えでは…

【実戦詰将棋144】角の弱点を突く【9手詰め】

上図は「相振り飛車」になった一局の終盤戦です。ここで後手玉に9手詰めが生じています。「4四の角」が少し邪魔ですが、角ならではの弱点によって受かってない形でした。急所を睨む「6八の飛車」を有効に活用して詰ましちゃってください。答えは数行下の…

【直感のズレ2】「さばき」の意味について真剣に考えてみた【次の一手】

今回は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に後手番 ノーマル三間飛車で挑み直感のズレを象徴する悪手を指して負けた一局を検討したら「さばき」の意味を考えるのにピッタリな一手があったので「次の一手」として出題しつつ「さばき」の概念について私な…

【直感のズレ】局面の急所が見えてなさ過ぎた一手を振り返る【次の一手】

今回は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に後手番ノーマル三間飛車で挑み、勝負所で間違えまくった一局から直感のズレの反省を兼ねて「次の一手」にしてみました。・「攻め」か「受け」か ・急所の駒は何かなどの判断を間違えないための練習にどうぞ。 …

【きのあ将棋】「△5三銀型 三間飛車」で郷谷さん(上級-)を攻略するパターンを見つけた

今回は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に△5三銀型 三間飛車(下図)で挑み続けていたら1つの勝ちパターンに誘導する手順が見つかったので紹介します。・分岐点になる序盤のポイント ・AI推奨の好手からの攻めを参考に攻略法の一例としてお楽しみく…

【きのあ将棋】郷谷さん(上級-)に62手で勝てた一局【△5三銀型 三間飛車】

今回は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に△5三銀型 三間飛車で挑み62手で勝てた一局を紹介します。見所は・単純な位取りは先手有利 ・ミスに乗っかる攻め ・実戦詰将棋(13手詰め)の3つです。攻略手順の一例にどうぞ。 序盤の形勢は先手持ちだった …

【実戦詰将棋143】頭の丸い角をどう使うか【9手詰め】

上図は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に先手番で挑んだ時の終盤戦です。実戦では逃したんですが、ここで後手玉に9手詰めが生じていました。持ち駒の「角」が金駒なら▲1三銀 から簡単な3手詰めなのに角だとギリギリ逃がしてしまいます。こういう形…