人生詰んだニートのブログ

人生詰んだニートが「日々の愚痴」や「趣味の将棋」について書いているブログです。

ニートに本当の意味で休みが来るのは働いた時

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30代職歴なし、気楽そうに見えて意外と悩んでるニートです。こんにちは。


ニートって毎日休みでいいよなぁ・・・」


って思う事ってありません?


真面目に働いて毎日毎日休みもなく忙しい日々を送っている人だと


「たまには長期的な休みが欲しい」


って思う事ありますよね?


そう考えた時、


ニートは毎日働かず休んでいるんだから楽してていいなぁ」


ってなると思うんです。


いや、ニートになりたいとは別にね。


みんなが働いている時間も家でダラダラして、何の悩みもなく毎日を何もなく過ごす・・・


何のプレッシャーもない生活ってある意味理想かもしれません。


ニートがどれくらい休んでいるかを分かりやすくいうと


365連休


ですからね。


1年休み


というかそれで終わりません。


自分の気持ち次第の無期限休業です


私なんか最高で 2000連休 を超えましたから。


6年ですよ、6年


まともな人は


「いや、別にそこまで休みたいとは思わないよ・・・3連休でもありがたい、欲を言えば1ヶ月、子供の頃の夏休みくらい休めたらいいなぁ」


程度だと思います。


まぁそこまで気軽に休めるほどの資産がないですからね。


休むにはお金が必要


ですから。


休むにはお金が必要・・・


実はコレが大きな問題だったりします。


ニートにはお金が無いからです


つまり、


休んでいい状態じゃないのに休んでいるのがニート


だったりします。


自分のお金じゃなく親のお金で生活しているからです。


ニートは毎日気楽でいいなぁ」


というイメージで、悩みもなく気楽に見えるニートですが、実はけっこうプレッシャーというか不安を抱えて生きているんですよ。


休んでるっていうか、


どうにもならない現実を生きている


って言った方がしっくりくるかもしれません。


毎日真っ暗な闇を見つめて生きてるような感じです。


意外と心が休めてません


大きな不安や絶望の塊を背負って息苦しい生活を送っていたりします。


このままじゃダメなのは分かっているからです。


「働かない = 気楽」


という式は資産がある人のみに当てはまる限定的な公式なんです。


「資産 + 働かない = 気楽」


が正しいです。


そりゃ1兆持ってたら誰も働きませんよね。もう将来の不安もなく気楽で働かなくてOKです。


でも貯金残高5万とかヘタすりゃ0みたいな人間がニートですから。もう不安ですよ。


お金が無いのに仕事をしてない不安な現実って想像つきます?


働いて安定した生活を送っていると分かりませんよね。


ニートは気楽に見えるけど、意外とそうでもない現実を知ってもらえたら社会の闇みたいなものが見えていいかもしれません。


「働けば問題解決なんだから働けばいいじゃん?」


という簡単なものでもないんです・・・色々社会に戻れない闇を抱えてますから・・・


一度落ちぶれると社会に出る一歩ってものすごく遠いものになってしまうんですよ。


ニートになれば分かります


最初にニート「365連休」と言いましたが、単位が間違ってます。


「365絶望」


が正しいです。1日ごとに休みではなく絶望を味わっているようなものです。


休んで回復しているというよりも、どんどん落ちぶれる絶望を感じているんです。


伝わらないだろうなぁ・・・表向きは休みに見えるからなぁ・・・


心が休まらないニートの休み

休みって言うと、


・何をしてもいい自由
・誰にも干渉されない自由
・文句も言われない自由


みたいなのがあると思うんです。


ニートも、朝は仕事のために早起きしなくても何とかなるくらいは休みっぽい感じはあります。でもそれだけです。


真の意味での自由はありません。本来ならやらなければならない事が山積みだからです。


部屋でダラダラしてる場合じゃありませんからね。就職活動をしなきゃいけません。


でもできません・・・


落ちこぼれすぎて社会に出るのが怖いから・・・


でもやらなきゃ・・・

でもできない・・・

今日こそハロワへ・・・

やっぱ無理・・・


みたいな葛藤をしていたりします。


ニート生活も長くなるとこういう事を考えなくなってきたりしますが、頭の片隅から消えてはいません。


部屋にこもりネットをしつつ現実から逃げていても、頭の片隅では


「仕事」


という言葉が消えていません。


「今日も無駄にしたな・・・」


って思うのは、本来やるべき事がまだ見えているからだと思います。


たぶんほとんどのニートはやるべき事が見えていて、それができない自分に悩んでいると思います。


心は安らいでいません。


本当に休みだったら家でダラダラしてもいいんですからね。


ダラダラだって無駄じゃありません。疲れをとる立派な休みです。


その感覚をニート期間中は持てません。


ニートである以上、真の意味で休みなんて来ません。


毎日就職活動というニートならではの仕事があるからです。


「今日は就職活動もしない、休みにしよう」


なんて決めても意外と休まらなかったりします。


ニートって実家暮らしの人が多いと思いますが、そうなると親の目があるからです。


ニート本人は休みと決めて休んでるつもりでも、親に見られたりすると後ろめたさが生まれてくるからです。


もしかしたら親から何か言われるかも・・・

今日が親の我慢の限界かも・・・

追い出されるかも・・・


みたいな緊迫感が取れません。


気楽な休み感覚が持てないんです。本当の意味で休みにはなりません。プレッシャーがかかっています。


親に部屋をノックされた時のプレッシャーはハンパないですよ。


「何を言われるんだろう・・・ついに引導を渡される日が来たか・・・」


って感じでね・・・


終わりを迎える恐怖と戦っています・・・


こんな感じでニート「心が休まるダラダラしてもOKな本当の休み」って持てなかったりします。


まぁ働いてないし何もしてないんで体は休まってるんですけどね・・・


でも心が疲れていると重い疲れが残ります。


まともな社会人でも休み明けに大事な仕事があって、それで頭が一杯だと休まらないみたいな事ってありません?


働いてないんでよく分かりませんけど、そんな感じに近いのかもしれません。


体は休まるけど精神的に休まらないってけっこう疲れますよね。


休みを休めない感覚って言うのかな?そんな感じ。


ニートはそんな毎日を送っています。


働いた時の休みは真の休み

こんなニート生活がメインの私でもたまにはバイトをしていた時期もあります。


バイトをするたび思うんですが、働き始まった最初の休みの日って


「あれ?何だろうこの清清しさ・・・今日は休みなんだ・・・」


ってなります。


ニートとしてずっと休みみたいな生活を送っていたのに、


すごく久しぶりの休み


みたいな感覚になるんです。


ニートの時の後ろめたさがありません。すごく軽いんです。


ご飯を食べても

部屋でゴロゴロしてても

ネットをずっとしてても

友達と遊びに行っても


何をしても文句を言われないんだ・・・


って。


親の目からのプレッシャーがなくなるっていうのがすごく大きかったりします。


バイトとはいえ働いているんだから文句は言われないっていうのがね・・・


後ろめたさがない休み


ってホントに休んでる感覚になります。


「今日は自由だ~」


という本当の自由を手に入れた感じ。


「何してもいい」っていうか


「何もしなくてもいい」


っていうのが大きい。


私の理想は何もしない事ですから。


ニートの時は何かしなくちゃいけないっていうプレッシャーが酷かったからね。


バイトなんでまだ一応正社員を探すという必要もありますが、バイトが始まったすぐって次のステップはまだ早いみたいな正当な言い訳が通用する感じで軽くなります。


仕事を探さなくてもいい日ってこんなに気楽なのか・・・


って・・・


仕事を探しに行くってけっこう暗いイメージしか持てないんですが、バイト先に行くって明るいイメージなんですよね。


一応社会に出てるから。


このイメージの違いも大きいと思います。休み明けに希望があるみたいで。


まぁどっちみち暗いっちゃ暗いんですけど、ニートの時の暗さに比べたら明るいですからね。


真っ暗な闇に月光が射したみたいな感じ?


暗いけどちょっと明るいみたいな。


このちょっと明るいってけっこう大事です。0よりは良いという考えがニートには大事なのかもしれませんね。


つい0か100かみたいな考えを持ってしまうかもしれませんが、まずは10くらいの身の丈にあったハードルから超えるのが一番かもしれません。


何でも良いから働けば真の意味の休みが来ますからね。


あ~そろそろ本当の休みを味わいたい・・・


短時間バイトをするのが一つの解決法

毎日毎日何かしなきゃいけないプレッシャーに悩んでいるなら、ちょっとでもいいからアルバイトをするのが一つの解決法だったりします。


まぁそれができてりゃ苦労はしないよね。すごく分かる。この記事を書いてる自分がそうだしね。


でも1日4時間とかの短時間バイトでもいいんですよ。


ハードルを下げてみません?


「たった4時間に何の意味があるんだよ・・・」


という気持ちも分かりますが、長期ニートだった人はそれでもキツイですよ。私がそうでしたから。


最初の低いハードルとして短時間バイトはちょっとオススメだったりします。


昼間の4時間だけ働いて家に帰る時とか気持ちが全然違いましたからね。


「あ、俺働いたんだ・・・」


って・・・


「今日はご飯を食べてもいいよな」


って救われた気持ちになりますよ。


そして休みを迎えると、何もしなくても文句を言われない真の休みが訪れます。


4時間は長期ニートにも耐えられる丁度良い時間ですから。


「あ~分からん、どうしよう、これどうすればいいんだ?」


「あ~もうダメだぁああぁあぁ」


ってなった所で終了時間なので丁度限界が来て終わる感じです。


それで3500円近いお金が稼げるんですから無意味ではありません。


週3日で10000円を超えますし、欲しい物が買えますしね。


このまま0よりは短時間バイトやった方がいいんだろうなぁ・・・


もう短時間バイトでも怖くなってる現実はあるけどね・・・


心が安らぐ真の休みの為にちょっと働く


これがニート脱出の第一歩かもしれませんね。


最後に

ニートは休みのようで休めてない複雑な感情に悩まされていたりします。


心が休まらない


って一番ダメな休日の過ごし方ですからね。


体力があっても気持ちが落ちてると意味無いですから。


まぁ中には気楽にゲームやって毎日楽しんでるニートもいるかもしれませんが、それはニートなりの現実がまだ見えてない状態だからです。


ニートなりたての頃は私ものん気にゲームやってましたからね。


「まだ何とかなるだろ」


って感じで。


でもね、徐々に何か違和感に気付きます。


現実から逃げているどうしようもない状況にね・・・


仕事をしなくていいゲームが楽しかった毎日が素直に楽しめなくなってくるはずです。


初心者ニートの方にはまだピンとこないかもしれませんが・・・


でもそうなってからが真のニート生活のスタートですよ。ニートとしてまともになった証拠ですから。


休みのようで休みじゃない


この感じに悩まされてこそニートです。


ニートは楽じゃなく実は地味に辛いのに気付くのがね・・・


何ていうかさ


「救われた感覚」


がないんだよね。


「これをやってれば大丈夫」


みたいなさ。


正社員で仕事をしてる人って「その仕事をしていれば人生はとりあえずOK」じゃないですか。


とりあえず生きていける保証はあるので・・・


そういうのが無いのがニートなんです。


仕事をしてるとそういうしがらみから逃れたいとか思うかもしれませんが、ちゃんと救われるやる事があるってありがたい事なんですよ。


やる事やってるから休みが来るわけですからね。


本当の意味で休みが欲しかったら働く必要があるんだよね。


果たして次の本当の休みはいつになるのか・・・


すぐには来ないだろうなぁ・・・