世の中にはまだ名前の付いてない物事や現象ってありますよね?
そういったものに的確な例えや名称を付けられたものを見つけた時ってちょっとスッキリしません?
「そうそう、それを言いたかったんだよ」
って。頭の中でモヤモヤしていた霧みたいなのがパーッと晴れたような感覚。
自分の頭の中にあるまとまってない考えをスッキリと的確な言葉で表現する、これってけっこう難しい事だったりすると思います。
まぁ別にうまく表現できなくても困ることでもないし気にする事でもないんですけどね。できたら気持ちいいってだけなんで。
そんな中、最近になって何となく頭の片隅にあって的確に表現できない事を「まさにこれだ!」という形で表現されたものをまとめサイトで見つけました。
学校とかである事だと思うんですが、序盤は順調にどこかのグループに入ってぼっち回避に成功したように見えたのに、しばらくして気が付いたらグループからハブられてぼっちになっていた人っていませんでした?
序盤の勢いはどこへ?って感じの人。
なんであんなに序盤が絶好調だったのにこんな事になったんだろ?この人って。
まぁ何かしらハブられる原因があったんだろうけど、こういうのどっかで見たよなぁって思ってたんです。
この現象を上手く例えられる何かを自分も知っているような気がする・・・なんだっけ?ってなってたんです。
それをつい最近、まとめサイトで見つけて「ハッ」としました。
「これだ!」って。
ちょっとこのコピペを見てください。
四月ワイ「サークル入ったし学部の友達もできたし大学生活ヌルゲーや!」
1 : 風吹けば名無し 投稿日:2018/05/14(月) 20:00:14.59 ID:VxmjXllw0.net
サークルには全く馴染めず
学部の友達は別のグループに吸収されたりGW明けから失踪したりで無事ぼっちになった模様14 : 風吹けば名無し 投稿日:2018/05/14(月) 20:03:01.85 ID:mS+7XYPyM.net
イッチはコラッタやねん
最初はそいつしかオランから取りあえず捕まえて一緒におるけど
すぐにパーティから外されるねん
これを見た瞬間「そうだ!これだ!これを言いたかったんだよ」って思いました。
「コラッタだったんだ、頭の片隅に引っ掛かってた幻影の正体は、そうだ、コラッタだよ」って。
初代ポケモンの赤、緑をプレイした事のある人ならピンとくると思いますが、コラッタってまさにこんな感じですよね。
序盤にとりあえず捕まえたけど、技に面白みが無いし、なんか戦力にならないから早い人だとトキワの森を抜けたらすぐに外しちゃう人もいるかと思います。
このコラッタの扱いこそが、あとでボッチになる人の特徴をとらえてるなぁって思いました。
序盤にこいつしかいないからとりあえず捕まえるって所がまさに的確。
最初はぼっち回避にみんな必死ですからね、とりあえず誰でもいいから一緒になるってよくある事です。
でもちょっと付き合っていくと「何かノリが違う」とか「面白くない」感があらわになってフェードアウトされる感じ。
あとでボッチになる人はそういう人なんだよね。
コラッタ・・・なんて深い言葉なんだ・・・
なんかスッキリしましたよ、この序盤絶好調からのぼっち現象の名前は「コラッタ」だったんです。
あ~長年のモヤモヤがスッキリ晴れたわ・・・この例えは素晴らしすぎる・・・
「イッチはコラッタやねん」
この一言にその人の人間性がハッキリ現れてますよね。
すごいわ・・・
ちょっと補足
初代ポケモン世代ドンピシャの私にはしっくりきたんですが、そうじゃない人にはちょっと分からないかもしれませんね。私が小学5、6年生の頃に発売されたソフトなんで、今の子は赤、緑はプレイしてないかな?コレです。
よく分からない人の為にちょっと説明します。
初代ポケモンの一番最初の草むらで出てくるポケモンは2匹、ポッポとコラッタなんです。
とりあえずみんなが最初に捕まえる2匹のポケモンになるんですね。
でも、この2匹は対照的な運命をたどる決定的な差がある2匹なんです。
ポッポは序盤で捕まえたけど、そのままラストまでずっと一緒にいても充分戦力になる逸材なんですが、コラッタは違います。
力不足で後で外される運命を持ったポケモンなんです。
その要因としてはまず進化の回数。
ポッポはピジョン>ピジョットと2回進化します。これによって強さを維持できて後半まで頼りになるし、鳥ポケモンの中でもけっこう頼れる優秀なポケモンなんです。
コラッタはラッタになるだけで進化は1回止まりです。これが途中で戦力不足になる要員でもあります。
それに覚える技や覚えられる技でも大きな差があります。
ポッポは秘伝マシンの「そらをとぶ」を覚えられるので自然と仲間にしておくだけで便利な存在なんですが、コラッタはコレといった役立ち要素はありません。
レベルと共に覚える技もコラッタは微妙ですし、ハッキリ言って面白みがないんですよね・・・
序盤に捕まえられる同じような2匹のポケモンなんですが、持たれる印象は決定的に違います。
「ずっと役に立って頼りになるポッポ」
「何か面白みがないイマイチなコラッタ」
こんな2つのタイプがいたらあなたはどっちと一緒にいたいと思いますか?
聞くまでもないですよね。学校生活でも何か当てはまる重い現実だとは思いませんか?
ポッポとコラッタの扱いを見ていると「ハブられない人をポッポ」「ハブられる人をコラッタ」って言うと何かしっくりくる感じがありますよね。
学生生活を無事に乗り切るには最初から最後まで面白みがあって頼りになるポッポタイプになる必要があるという事です。
メリットのない人と付き合ってもつまらないしあんまり意味がないですから。
序盤は何とかグループに属したけど気が付いたらぼっちになっていた人・・・コラッタタイプじゃないですか?
面白みもなく役にも立たず「こいつはいらない」と見切りを付けられる、そんな悲しい存在だったりしませんか?
そんなあなたもポケモン赤、緑をプレイすればちょっと分かりますよ。自分の存在価値の無さが。
おそらくあなたもコラッタを早々に外すと思います。その時に気づいてください。
「俺もこんな奴なんだ・・・こんな風に思われてたのか」って。
その悲しい現実を否定するために無理してコラッタをパーティーに入れたまま冒険してみるとより実感しますよ。
つまんない・・・役に立たない・・・いらない・・・邪魔・・・もっと良い奴がいる・・・という現実を・・・
つまらない人とつるんでる苦痛ってハンパないですからね。
自分もこう思われて外されたんだと悲しくなるかもしれませんがそれが現実です。乗り越えましょう。
こうなったら面白みもあって役にも立つポッポタイプになれるように頑張るしか道はありません。
まぁどうすればポッポタイプになれるのかっていう具体的な方法は分かりませんが・・・
ポッポかコラッタか、これは運命を左右する重大な要素になるんですね。
自分はどっちタイプかちょっと考えてみると対策ができてぼっちを回避できるかもしれません。
最後に
初代ポケモンの序盤にまさかこんな深い人生の真理みたいなものが隠されていたなんて・・・ポッポとコラッタを最初の草むらで出現させる2匹にしたのは後の人生の注意点を密かに伝えるためなのかもしれません。
こういうのってちょっと面白いですよね。
当の本人は狙ってないのに気が付いたら何か深いっ意味っぽくなってるのって。
そんなにコラッタってダメなの?って思ったまだ初代ポケモンをやった事がない方はちょっとやってみると面白いかもしれませんよ。
多分、9割近い人がコラッタを外すと思いますから。ぜひ、一度プレイしてみましょう。
そしてコラッタのかわいそうな感じに気付いたら自分はそうならないように頑張りましょう。
「イッチはコラッタやねん」
そう言われないようにね。