人生詰んだニートのブログ

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【将棋Flash】LV9になかなか勝てないなら▲4六銀(左銀)戦法がオススメ、6割くらい斜め棒銀が決まる

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ブラウザで気軽に遊べる将棋ゲームの1つに「将棋Flash」があります。


将棋ゲーム「将棋 Flash」


そこそこの強さでけっこう楽しめる相手なので重宝しています。


普段はそんなに強くないんですが、たま~~~に定跡通りに指す事もあって強いパターンもある不思議なコンピューターです。


そんな将棋Flashですが、LV9になかなか勝てなくて苦戦しているという方はいませんか?


ある程度、基本となる序盤の勉強をしているとそうでもないんですが、あまり序盤に詳しくないとけっこう大変だったりしますよね。


そんな方に、私が遊んでいて6割くらい簡単に作戦勝ちになれるパターンを見つけたのでそれを紹介したいと思います。

四間飛車への急戦、4六銀(左銀)戦法がオススメ

これから紹介するパターンは、将棋Flash側が四間飛車にした場合に使える方法です。


けっこう飛車を振る確率が高い気がするのでそこそこ使えると思いますよ。


まず基本図がこちら。



居飛車四間飛車でよくある形ですね。将棋Flash側が四間飛車にした場合はけっこうこの形に近くなります。


ここから急戦にいきます。


上図以下、▲6八銀 △5二金左 ▲5七銀左 △4三銀 ▲1六歩 △5四歩 ▲6八金直 △6四歩 ▲4六銀(下図)



と斜め棒銀に進めます。


ちょっと大事なポイントは▲1六歩 と突いておく所ですね。


居飛車の税金」と言われている一手で、この手を指しておくと△1五角 の飛び出しとかを防げて無難に収まる事が多いです。


今回の変化でも1つの邪魔な手を消すのに役立つのでぜひ突いておきましょう。


なぜか高確率で悪手を指す事が多い


図を再掲しました。


この局面は居飛車急戦vs四間飛車の定跡通りの局面です。


普通に指せばまだまだ互角の局面が続く難しい所なんですが、将棋Flashはここから悪手を指す確率が高いんです。


上図以下、△6三金 ▲3五歩(下図)



と斜め棒銀で仕掛けていきます。


ちょっと将棋を勉強した方なら分かると思いますが、この歩は取ってはいけないが定説ですよね。


棒銀を簡単に▲3五銀 と進めてしまうと理想形になってしまい即作戦負けになってしまいますから。


でもね、将棋Flashはこの歩を△3五同歩(下図)と取る確率が高いんです。



上図以下、▲3五同銀 △3四歩 ▲2四歩(下図)



と進めて棒銀成功です。典型的な成功例ですね。普通はこうはなりません。


最悪でも△3四歩 の代わりに△4五歩と角交換をしてきたり△3二飛(下図)と回ってもうちょいゴチャゴチャしてきますよね。



これでも先手優勢ですがちょっと油断するとうっかり捌かれて逆転したりします。


でも将棋Flashはこの形だと△3四歩 と打って普通に銀を捌かせてくれる確率が高いです。



図を再掲しました。


上図以下、△3五歩 と銀を取ってくれば▲2三歩成(下図)から角を取って優勢です。



ここで先ほどの▲1六歩 がちょっと生きてます。これをついてないと△1五角(下図)と出られてちょっと損をしますから。



四間飛車相手に急戦に行く時はついておいて損という事はそうないので▲1六歩 はついてから仕掛けるクセをつけるといいかもしれません。



図を再掲しました。もう1つの変化、将棋Flashではこっちの変化になりやすいです。


上図以下、△2四同歩▲同銀(下図)



以下は将棋Flashでの私の実戦です。こうなるパターンがけっこう多いです。


上図以下、△2二角 ▲2三銀成 △3一角 ▲2二歩 △3二銀(下図)



ここまでくればもう大丈夫ですよね。一応、オススメの手順も載せておきます。


上図以下、▲2一歩成 △同銀 ▲3三成銀(下図)



で先手勝勢です。別に▲2一歩成 じゃなくて▲3二同成銀 でもいいです。個人的には▲2一歩成 の方が好きです。


居飛車だけが一方的に攻め込める気持ち良い変化なので、なかなか勝てなかった方はこの変化で爽快に勝ちましょう。


最後に

将棋Flashで遊んでいて今回紹介した簡単に勝てるパターンによくなっていたので紹介してみました。


2018年10月4日現在では通用すると思うのでなかなかLV9に勝てないという方は四間飛車に振られた時にちょっと試してみてください。


個人的な感想では6割くらいこの形になります。


今後、改良されて使えなくなるかもしれませんが今の内なら多分いけますから。


もし違う変化になってしまったらごめんなさい。その時は自力で頑張ってください。


これを期に対四間飛車への急戦に興味を持ったらこちらの本はオススメです。




羽生の頭脳1は私が中学生の頃に初めて買った定跡書で思い入れのある本でもあります。


現在は文庫版になっていて1、2巻が一緒になってるのでお得です。


今ではちょっと結論の変わっている変化もあるかもしれませんが、対四間飛車急戦の基本を学ぶならオススメです。


これを読んでから最新の定跡本を読むと、基本が身についている分、より分かりやすくなると思いますよ。


将棋Flashだと今回の将棋みたいな悪手を指してきますが、棒銀を簡単に捌かせる△3五同歩は基本的にありえないので、あまりにこの形で勝ちすぎて「四間飛車って弱いな、楽勝だな」みたいに思ってしまうと危険です。


本当ならまだまだ互角の局面なので、しっかり定跡も勉強して油断しないようにしましょう。