人生詰んだニートのブログ

人生詰んだニートが「日々の愚痴」や「趣味の将棋」について書いているブログです。

「真島クンすっとばす」で出てきた今でも通じる印象に残ったセリフの紹介

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無礼に無礼を返すヤツは しょせん 畜生に等しいものと思え

~真島クンすっとばす 1巻より引用~


いきなり何?って言いたくなるような書き出しですが、今回はこの言葉についての話です。


まずはちょっと思い出話でもさせてください。


タイトルの言葉は、私が小学5年生~中学生の頃に少年ジャンプで連載していた漫画「真島クンすっとばす」の空手編に登場したラスボス「碇章吾」の言葉です。




「真島クンすっとばす」は陣内流柔術という柔術を使う高校生「真島零」が世界最強の男を目指し、様々なジャンルの格闘家たちと死闘を繰り広げるバトル漫画です。


当時、プロレスや格闘技が好きだった私はこの漫画が大好きでした。


陣内流柔術のオリジナル技なんかも作中に登場するので、子供だった当時、よくマネしてましたね。


私と同世代の30代くらいの方なら


「鉄菱(てつびし)」

「鬼会(おにだまり)」

「千人殺(せんにんごろし)」

「百重刺(ももえざし)」

「蛇頭砕(じゃとうくだき)」


なんて聞いた事ありませんか?


これらは陣内流柔術のオリジナル技なんですが、あの頃のジャンプを何となく読んでいた方なら記憶の片隅にうっすら残ってたりするかもしれません。


上手くいけば小中学生に一大格闘技ブームを巻き起こせたかもしれない漫画だったんですが、残念ながらそうはなりませんでした。


世間では格闘技と言うのは下火で、いまいち当時の子供に響かなかったんですよね・・・


後半はジャンプの掲載順でも常に後ろの方にあり、風前の灯だった漫画でしたから。


結局、最後は不人気からの打ち切りという形で終わってしまった惜しい漫画でした。


特に惜しかったのは連載終了から数年後、プライドやK-1などで世間に格闘技ブームが訪れた事です。


この頃に連載していたら打ち切りにされず、また違った結果になったんじゃないかなぁ・・・と思ったりもしました。


わずか数年後に格闘技ブームが来たのに、時代を先取りしすぎたために人気がでなかった悲しい漫画でした。


ちょっと時代に見放された残念な漫画だったのかもしれませんね。


しかし、これで終わらなかったのが真島クンでした。


連載終了からかなりの時を経て、復活したんです。




「真島、爆ぜる」として。


打ち切られた所からの続編として復活しました。


「真島クンすっとばす」の終わり方に納得してなかった私は嬉しかったですね。あの無理矢理終わらせられたグダグダのまま終わらず、続きが読めるんだと。


多分、まだ連載してると思うんですが、続きを待つのが嫌なので、終わったら全巻購入して一気に読もうと完結するまで待ってる所です。


この漫画、格闘技好きなら絶対に面白いので、まだ読んだ事がない方なら「真島クンすっとばす」から読む事をオススメします。


格闘技を知らない方でも、読んでる内に興味を持つかもしれませんので、ぜひ一度読んでみてください。


個人的には当時のジャンプで一番好きな作品だったので、隠れた名作だと思います。


とりあえず、騙されたと思ってちょっと読んでみてください、多分ハマります。


無礼に無礼を返すのは相手と同じクズに成り下がる行為

思い出話も済んだ事だし、本題に入ります。


タイトルの言葉は、主人公の真島が空手道場に乗り込んだ時、無礼な態度の空手師範代に対し、我慢できず無礼な態度で返してしまった時に出てきました。


無礼が度を越えて、乱闘して全員ぶっ倒してやろうくらいの感じになったんですが、そこにたまたま来ていた空手編のラスボス「碇章吾」に、反応できないレベルの寸止め正拳をされて止められ、圧倒的な力の差を見せ付けられた時に言われた言葉です。

無礼に無礼を返すヤツは しょせん 畜生に等しいものと思え


と・・・


まだ未熟な主人公とラスボスの初対面時に圧倒的な強さを見せ付けられる少年漫画にありがちなシーンなんですが、一瞬で黙らせる所や、説得力のある迫力がある所、これがカッコよく見えて印象に残っていました。


そしてこの言葉も人生の真理をついている良い言葉ですよね。


今聞いても心に響きます。


何ていうか、今のネット社会でも通用する言葉かと思います。


ブログをやってるとけっこう酷い事をコメントで言ってくる人もいるんですよ。


「死ね」「クズ」「ゴミ」「お前は生きてる価値がない」


とかね。


でも、それにつられて


「あぁ?てめぇは人の事いえるほど偉い人間なのか?てめぇの方がクズだろうが、てめぇが死ねや」


とか言い返しちゃうとこっちも同じクズに成り下がっちゃいますよね。


これはマズイです。


無礼な奴にこっちも一緒になって無礼になったんじゃ馬鹿だしね。


馬鹿相手に馬鹿になっちゃ馬鹿をさらすだけで損しかありません。


仕事とかでもそうですが、すぐカッとせず冷静に対応するのが大事ですよね。


接客業とかしてるとクソみたいなクレームをしてくる無礼な客に対して耐え忍ぶ事ってよくありますし・・・


ここで自分も怒りにまかせて言い返したらこいつと同じクズになっちまう・・・そんなのはダメだ・・・って。


無礼に無礼を返すのは「そいつと同じクズに成り下がる行為だ」と思えば、耐えた事は正しかったと思えてちょっと気も休まるかと思います。


自分はクズにならずにすんだ、あんな恥ずかしい奴とは違うんだってね。

無礼に無礼を返すヤツは しょせん 畜生に等しいものと思え


これはちょっと心の片隅に置いておくといい言葉かもしれませんね。


まぁたまに言い返したり切れたりしちゃうけどね

こんな事を書いてますが、たまに言い返しちゃったりしてます・・・


私のブログは内容が内容なだけにけっこう厳しい意見をもらいやすいです。特に、ターゲット外の方が偶然来た時にイライラするみたいですね。


単に「死ね」「クズ」くらいならいいんですが、なんか上から目線で勝ち誇ったようにこちらを馬鹿にしてるコメントをしてるヤツがいるとイラっとする時はあります。


そういう時はちょっとコメントを返したりしちゃいます。


乱暴な言葉はなるべく使わないように気をつけてますが、ちょっと皮肉を込めてチクッと刺すような言葉をね・・・


気持ちが落ち着いてる時はなんとも思わなかったりするんですが、ちょっと虫の居所が悪いとやらかしがちです。


削除すればいいだけなのにまだまだ未熟なんだなぁ・・・と自分の弱さに嫌になったりしますよ。


反論コメントを書いてる時の自分を振り返るとホントクズそのものですしね。


まさに畜生です。


心の中は荒れ放題ですよ。相手への憎しみでメチャクチャになってますから。


無礼に無礼を返さないためには冷静でいられる精神状態を保つ必要があるんですよね。これが難しい。


昔、バイトしてた時も、クソ客の前では耐えられても、裏に行った時に空のダンボール箱を持ってきて壁に向かってシュートしたりしてましたしね。


怒り爆発してましたよ。


「あの野郎、タイムカード切ったら即ぶっ○してやる!店員じゃなくなったら関係ねぇ、絶対ぶっ○す」


ってさ・・・


今までの少ないバイト経験で2回くらいあったかなぁ・・・


いつもはこんなんじゃないんですよ?でも、あまりの客のクズっぷりに耐えられない時もあったんです。


今振り返ると私もすっごいクズだったので、こういうのを抑えられないとダメですよね・・・


まぁ実際にぶっ○しにはいきませんけど、あの怒り狂った私をバイト仲間に見られたらメチャクチャ引かれますしね。


一緒に働いてて気持ちのいいものではないので、あぁいうのもダメだったなぁ・・・と反省してたりします。


でもさ・・・クズ客のクズっぷりってハンパない時あるからさ・・・


あぁいう時ってダメと分かってても内側から湧き上がる怒りで震えるくらいムカつくからなぁ・・・


無礼な人相手に常に冷静を保つにはどうしたらいいんだろ・・・


マジで切れた時はどうやって抑えたらいいのかよく分かりません・・・


最後に

昔好きだった漫画のセリフが今になっても通じる言葉だったので紹介してみました。


接客業をしてる方は無意識の内に認識してる言葉かもしれませんね。


ネット上では色々と無礼な人がいますが、こういう人相手に冷静に対応できるようになれるといいですよね。


炎上させるのが趣味みたいな、なんでも言い返さないと気が済まないという方は要注意ですよ。


相手と同じクズかそれ以下になっちゃってますから。


クズな奴は相手にせず、ほっとくのが一番です。

無礼に無礼を返すヤツは しょせん 畜生に等しいものと思え


この言葉を忘れずにちょっと冷静になれるといいですね。


まぁ実際はなかなか難しかったりするけどね・・・