ブログはターゲットを絞って書く
ブログの基本を調べた事のある方なら耳にした事のある言葉かと思います。
ターゲットを絞る、これはブログにとってとても大切な事です。
「誰に向けて書くか」
「誰に読んで貰いたいか」
を明確にする事が読まれるブログのスタートだからです。
多くの人に読んで貰いたいからってターゲットを絞らず不特定多数のどこかの誰かに向けて書くと、内容も漠然としますし、何を書いていいのか分からず、記事の質が落ちてしまいます。
それに、誰に向けて書かれたか分からない文章と言うのは誰も読んでくれません。興味を惹かれませんから。
こういう質の低い記事は誰にも見られない記事になるので要注意ですよ。
ターゲットを絞るとこういう事態は避けられます。
まず「誰に向けて書いているか」がハッキリするので書いていて迷いません。
そして、その人に向けた深い話を書けるので記事の質も上がります。
そうやって書き上げた記事と言うのは記事として成立するので興味を惹き、読んで貰える記事になります。
ブログと言うのは明確に誰に読んで貰いたいかを絞って書くものという事を忘れないようにしましょう。
そもそも全世界の人に読んで貰うって不可能ですからね。
仮にサッカーについての記事を書いたとしても、サッカーに興味のない人に読んでくれっていうのは無理な話ですから。
興味のある人に絞って質の高い記事を書き、有益な情報を提供する、それがブログです。
欲張ってみんなに読んで貰いたいと思うのはやめましょう、逆にみんなが読んでくれない記事になりますから。
こんな感じで、ブログはターゲットを絞って書くのが基本です。
でも、たまにこの「ターゲットを絞る」というのをちょっと勘違いしてしまっている人がいたりします。
ターゲットではなくテーマを絞ってしまうっていう感じでね。
絞ればいいんだと思い込み、テーマを絞ってしまい書く事を制限してネタ切れを起こすという最悪のパターンに陥ってたりする方がたまにいます。
この勘違いは致命傷になりかねません、ネタに詰まってブログが書けなくなりますから。
あくまで絞るのは「テーマ」ではなく「ターゲット」です。
テーマもターゲットも一緒じゃない?
と思いがちな人もいるかもしれませんので、その辺の違いをちょっと説明します。
テーマを絞った場合
このブログを例にして説明します。このブログはニートブログなのでニートについて書いているブログです。
もし、テーマを絞ってしまい、様々なニートネタの中でも「ニートの日常」を書くという事にしたとしましょう。
そうするとどうなるか。
書ける内容は「ニートの日常」に関する記事のみです。
要は、単なるニートの日記しか書けなくなってしまうんですね。
こうなると徐々にキツくなってきます。書けるネタが制限されているのでネタ切れを起こしやすくなるからです。
これといって何も無かった日は何も書けないという事態に陥ります。
でもそれはしょうがないんです。テーマを絞って「ニートの日常」しか書かないと決めてしまったんですから。
テーマを絞るという事は、書く事を制限するという事なのでこんな感じになりがちです。
何か違うような気がしますよね?
何か間違ってるな~って・・・
そう、間違ってるんです、絞るのはテーマではなくターゲットなんですから。
では、ターゲットを絞った場合はどうなるのか説明します。
ターゲットを絞った場合
ニートブログとしてターゲットを絞った場合はこうなります。まず、どんな人に向けて書くか絞ります。
その絞ったターゲットが
・30代で
・職歴がない
・ニート
だったとします。本当はもっと細かく個人レベルまで絞るのが理想ですが、今回はこのくらいにしておきます。
ターゲットを絞った場合、その人に役立つ情報なら何でも書く事ができます。
先ほどのテーマを絞った場合と違って、幅広いテーマで書く事ができるんです。
といったニートが興味を持ちそうな共感系の読み物から始まり・・・
・バイトの体験談
・ニート向けの就職情報
・働き始めたニートの日記
など、ニートとは関係ないジャンルでもある働くという事も、ターゲットが興味を持ってそうなら書く事ができます。
ニートの中には社会復帰をしたいと思っている方もいますからね。
そういった人にとってバイトの体験談や就職情報なんかは有益になりますから。
つまり、ターゲットを絞った場合、そのターゲットが興味のある事なら何を書いてもいいんです。
テーマを絞った時とは書ける内容の広さが雲泥の差だというのは分かりますか?
これを見るとテーマを絞るというのが間違いだと言うのは分かるかと思います。
テーマは絞るんじゃなく広げていいものなんです。
読み手にとって有益であるなら幅広いテーマで記事を書く事が読者にとって役に立ち面白いブログになるからです。
テーマを絞ったニートブログと、ターゲットを絞ったニートブログを比べてみたら一目瞭然ですよね。
ニートの日記しか見れないテーマを絞ったブログ・・・
ニートについて様々な有益な情報を見られるターゲットを絞ったブログ・・・
どちらがブログとして面白いかは明白です。
このように、ターゲットを絞ったブログと言うのはそのターゲットにさえ有益なら色々な事が書けるんです。
テーマを絞ってネタ切れになっていたという方なら自分の過ちに気付けたかと思います。
絞るのはターゲットだったんだと・・・
この違いに気付けばネタ切れが多少緩和されます。
絞るのはテーマではなくターゲット
これは大切な注意点ですので忘れないようにしましょう。
最後に
ターゲットを絞るというのを勘違いしてテーマを絞ってしまうというのはけっこうありがちなミスです。「絞れば絞るほどいい」という事だけを覚えていて、肝心の絞る部分を間違える勘違いはしやすいですからね。
ブログで絞るのはあくまでターゲットです。テーマではありません。
テーマは読者に有益であれば広げていいものですから。
ブログは絞ったターゲットである読者に向かって発信するツールです。
つまり、その読者に有益な情報なら何を書いてもいいんです。
それを忘れない事が大切ですね。
すべては読者の為に書いているという事なんですから。
読者にとって有益なブログを作る事を心がければ、テーマを絞るというような変なミスはしなくなると思います。
「あれ?こんな狭いテーマだけで書いてるけどこれって読者の為になってる?」
って気付くと思いますから。
テーマを絞ってネタ切れをして迷走していたという方、改めてターゲットを絞りなおしてブログを書いてみましょう。
さっきまでのネタ切れ状態が嘘みたいに書く事が出てきますから。
ターゲットを絞ればネタ切れは多少緩和できます。
絞るのはターゲット
これを忘れないようにブログを運営していきましょう。