ブログにコメント欄は必要なのか必要じゃないのか・・・
これはある程度ブログを運営してきたブロガーなら一度は考えるテーマじゃないでしょうか。
こういう事に悩むのは、運営していく内にメリットとデメリットが見えてくるからですよね。
ブログをやった事がない人なら
コメント欄ってあった方が得じゃない?そんな負担になるようなものでもないんでしょ?
という感じかもしれません。
でも、やっぱり何事も良い面と悪い面があるんですよ。
あればあったで問題もあり、なければないで問題があったり・・・
そんなコメント欄ですが、私は2年くらい運営してきた中で「ブログにコメント欄は必要ない」という結論に至りました。
なので、今回はブログにコメント欄は必要ないという結論にたどり着いた事を中心に記事を書いてみたいと思います。
必要なくなった理由を説明するにはやっぱりブログにコメント欄を設置するメリット、デメリットには触れないとダメですよね。
じゃあまずはそこからいってみましょう。
ブログにコメント欄を設置するメリット
まずはブログにコメント欄を設置するメリットから。SEOに効果がある?
ブログのコメントがSEOに効果があるという意見があります。読者がコメントで記事の内容を補足してくれたり、誤字脱字を教えてくれたりといった感じでね。
記事で書いた事に「読者からの補足情報」というプラスアルファが加わって、よりよい記事になる事があると言われています。
そうなると記事の質が上がるのでSEO的にプラスになるというわけですね。
でもね、2年くらいブログやってきたけどそんなコメントはほぼなかったです。
基本的にそんな有益なコメントをする人なんていやしません。
コメントなんて匿名で無責任に気晴らしでてきとうな事を書いてるだけですから。
なので「コメントにSEO効果がある?」という質問にはこう返したいと思います。
SEO効果?ねぇよそんなの
読者との交流の場になる
コメント欄は読者との交流の場になるというのもありますね。自分の書いた記事に反応がもらえる場所としてコメント欄を使うのがメインの使い道ですから。
まぁこれはちょっとはメリットだったかな。
最初の頃は反応があって楽しい面もありました。
こんな誰とも分からない人間が書いた記事に反応をもらえるのかってね。
同じニート仲間に出会えたりしましたし。
ただ後で書くデメリットに繋がるんですが、みんながみんな良い人じゃないという問題があります。
やっぱり世の中、良い人もいれば悪い人もいるって事なんですよ。
それについてはデメリットの欄で書きますね。
交流の場にはなるけれど、それが全部プラスかというとそうでもないというのは言えると思います。
最初の内は交流も楽しかったですが、今はもう飽きてるので交流する必要はないですね。
ブログにコメント欄を設置するデメリット
次はブログにコメント欄を設置するデメリットについて。誹謗中傷の場になる
コメント欄のデメリットと言ったらもうコレが9割なんじゃないかな?誹謗中傷の場になり、批判、悪口などの心ないコメントを書き込まれる
っていうのがね。
どこにでも頭のおかしい悪い奴はいるもんだな・・・と感じる瞬間ですね。
ちゃんとした批判ならいいんですが、だいたい批判コメントには誹謗中傷がくっついて来ましたし・・・
これが厄介というかなんというか・・・
特に困るのは、不適切な表現のコメントを書き込まれ、Googleやブログサービスの利用規約に触れてしまうという事でしょうか。
単に悪口を書き込まれるのは聞き流せばいいんですが、内容に問題があるとブログ運営に関わってきます。
ブログをBANされるかもしれませんからね。
それに、1つ荒れたコメントが書き込まれると連鎖して荒れたコメントが書き込まれ、荒れたブログになり印象が悪くなるというのもあります。
人というのは不思議なもので、荒れた場は荒らしてもいいと思ってしまうみたいなんですよね。
なので、人の嫌な面が浮き彫りになるコメント欄はあまり気分のいいものではなかったりしました。
読んで気持ちの良いものではないので、この手のコメントを書き込まれるというのはコメント欄を設置してるデメリットでしたね。
なので、もしコメント欄を設置しておきたいという人は「承認制」が必須ですね。
承認制というのはこちらが承認しなければコメントが表には表示されない機能です。
これなら荒れたコメントが目に付かず連鎖して荒れることはありませんから。
ブログを放置しておいても大丈夫なので安心です。
ただ、承認するかしないかを判断するのに管理人自身はコメントを読む事になるので、悪意のあるコメントが来てると気持ちが萎えるというのはありますね。
だったらもう最初からコメント欄なんてなくてもいいんじゃないかと思ったりもします。
この手のコメントへの免疫がない人はコメント欄を削除してしまった方が平和ですね。
コメントに対応する手間と時間が掛かる
コメントを貰うと返信をする必要があるコメントがあったりします。質問コメントとかあったりしますからね。
何かのレクチャー系記事を書くとそういったコメントが増えてくる事があり、無視するわけにもいかず、アクセスが多いブログだとコメントが頻繁に来て対応に追われるという事があります。
これ、地味にめんどくさいです。
やる気のある最初の内は嬉しいかもしれませんが、落ち着いてきた頃だと正直めんどくさいです。
コメント対応だけで30分~1時間とか掛かる事もありますし、時間がもったいないと思うこともなくはないです。
なので、この手のコメントがめんどくさいと感じ始めた人はコメント欄を閉鎖するといいと思います。
もう何にも縛られる事がなくなり、すごく軽くなりますから。
少しでもめんどくさいという感情が芽生えてきたのなら迷わず閉鎖、これがベストです。
ページの読み込みに時間が掛かる
コメントが書き込まれると、それを表示する分、ちょっとページの読み込みに時間が掛かる事があります。これはそこまで気にする事ではありませんが、ちょっとは影響がありますね。
地味ながらSEOにマイナスです。
長いコメントがあるとちょっと読み込みが遅くなってたような気がします。
まぁはてなブログはコメントが3件までしか表示されず「もっと読む」というのをクリックしなきゃ4件目以降は表示されないからそこまでの影響はないかな。
コメントが全部表示される仕様のブログだったら大きな影響があるのかもしれません。
コメント欄を設置するメリット、デメリットのまとめ
メリット・SEOに効果がある(ユーザー次第)
・読者との交流の場になる
デメリット
・誹謗中傷の場になる
・コメントの対応に手間が掛かる
・ページの読み込みに時間が掛かる
ブログにコメント欄を設置するメリットとデメリットは、だいたいこんな感じです。
個人的にはメリットはあまり感じず、デメリットの方が目立ちました。
メリットですら否定していたので、私にはコメント欄なんて必要ないというのが伝わったかと思います。
ただ、これは個人差があるので、コメントの対応が楽しければ設置すればいいし、めんどくさくなったら閉鎖する、こんな感じでいいんじゃないかと思います。
人それぞれ、ブログへのメリットとデメリットを考えて、どちらが上回ったかで決めればいいんじゃないでしょうか。
コメントをしてくる人というのは、それなりに主張のあるめんどくさい人
コメント欄を設置する場合、こういった事は理解しておいた方がいいかもしれません。それは・・・
コメントをする人というのは主張のあるめんどくさい人
という事です。
まず、世の中のほとんどの人はわざわざブログにコメントなんてしないです。
平和に生きている人はそこまでする主張も理由もないから。
この記事を読んでいる方も「他人のブログにコメントなんかしたことないよ?」という人がほとんどかと思います。
世の中のほとんどの人は、ブログなんて何が書いてあっても聞き流してスルーするスキルを持っているという事です。
何か意見を言った所で時間の無駄なのを知っているのでいちいち絡んだりしません。
しかしその逆、コメントを書き込む人というのはそうじゃない人という事なんです。
どういう事かと言うと、コメントをする人っていうのは「ちょっと主張のあるめんどくさい人が多い」という事です。
どうでもいい意見すら聞き流せず、黙ってられない、何かを言わないと気がすまない人達なんですよ。
ちょっとやっかいな人が多かったりするんですよね。
そんなのを相手にしても時間のムダです、なんのメリットもありませんから。
それなりに主張があるからか、反論というか返信をもらえないと怒ってしまうかまってちゃんも多いです。
うぜぇのよこれが
このブログ、コメントを承認制にして運営してたので私がコメントに気づいて承認しないと表示されない仕様になっていました。
で、ブログを放置してる間、コメントなんて見てなかったので承認されず表向きには表示されなかったんですが、それで自分のコメントが消されたと勘違いして怒ってる人もいたんですよ。
で、アンチ化したりね。
返信がないとブチ切れて荒らしコメントを連投してきたりする人もいるしさ・・・もうやってらんないの・・・
かまってもらえなかったら怒って荒らすなんてガキ過ぎるでしょ。
基本、こんな奴ばっかりよ
コメント欄なんてない方がいいっていう主張をしてるのも分かるでしょ?
良い人も確かにいます、でも、やっぱりめんどくさいゴミみたいな人も紛れてくるのは事実です。
なので、ブログの内容にもよると思いますが、めんどくさい人が多い場合、コメント欄なんて必要ないと思いますよ。
こういう変なのを相手にする気構えがある場合のみ、コメント欄は設置した方がいいと思います。
外部との連絡手段はお問い合わせフォームで充分
コメント欄を閉鎖すると、外部との連絡手段が完全に閉じられる事になります。それはそれでちょっとまずいです。何かコンタクトを取りたい人はいるかもしれませんから。
すごい人気ブログなら「ブログを書籍化しませんか?」という問い合わせや「高単価のアフィリエイトの案件の案内」とか来たりね。
なので、一応、コンタクト手段は残しておいた方がいいです。
オススメなのはGoogleの機能で作れる「お問い合わせフォーム」ですね。
メールアドレスなど、何かしら個人情報を書き込む事を必須にできるので、これなら本当に用のある人しか書き込まないですから。
悪意のあるコメントを書き込む人にとっては、メールアドレスが必要なのがちょっとしたバリケードになってるみたいです。
そういう人達は個人情報を知られるのを恐れますからね、バレたらまずいから。
なので、コメント欄を閉鎖した人は、ちょっと書き込む時に制限のあるお問い合わせフォームをブログに設置しておきましょう。
外部の人とやり取りをしたかったらTwitterでやった方がメリットがある
私がコメント欄でやり取りをする必要がないと思ったのは、コメントをやり取りしてもブログには何のメリットもないからだったりします。ブログ内でいくらコメントをやり取りしても、内部でワチャワチャやってるだけで、外部への影響は何もないからです。
でも、どうせ読者とやり取りをするなら、もうちょっとメリットがあった方がいいですよね。
読者とのやり取りでブログへのアクセス増加や、ブログの紹介を外部に出来た方がずっとメリットがあります。
同じ手間ならブログにメリットがあった方がやる意味もあるってもんですから。
そういった方は、ブログとTwitterを連携して、Twitterをコメント欄代わりに外部との連絡手段にするといいですよ。
そうすると、ブログ内でやっていたコメントのやり取りとは違い、外部のTwitterという世界で動きがあるので、色々な方の目に触れる機会が増えます。
あなたの事をフォローしてくれた人には、ブログを更新する度に通知が行きますし、ブログの感想をTwitterでつぶやいてくれた方のフォロワーにもあなたのブログの存在が知れたりするんですよ。
これ、ブログの中だけで完結するコメント欄でやり取りをするよりずっとメリットがあると思いませんか?
ブログの中だけに留まらず、ブログの外へあなたのブログの情報が飛び出していくんです。
そうなるとそこからのアクセスを見込め、ブログにとってかなりのプラスになります。
私はTwitterをやっていませんが、誰かが私の記事をTwitterで紹介してくれる事があり、そこからのアクセスが来たりした事はあるので、Twitterの力はそれなりに感じています。
外部からの予想外の所からのアクセスが見込めるってね。
ただのブログの感想を書くという行為でも、ブログのコメント欄に書かれるのと、Twitterでつぶやいて貰えるのとでは雲泥の差があります。
もし何かが上手くいけば拡散されてブログがバズる事もありますし、読者とのやり取りを積極的にやりたいならTwitterの方がはるかに有意義ですよ。
Twitterなら変な人はブロックもできますし、アカウント取得という手間が掛かる分、コメント欄よりはちょっとだけ変な人は減ります。
まぁいることはいますが・・・
でも、ブログを外部に広める事ができ、ユーザーの管理も簡単なTwitterの方が、同じ手間を考えたらコメント欄よりメリットがあります。
なので、コメント欄を残して読者とやり取りをしたいという意気込みがあるなら、コメント欄なんて閉じてしまってTwitterを中心にやった方がいいです。
手間はそんなに変わらないので、ブログにメリットがあるツイッターで読者と交流していきましょう。
結論:ブログを運営する上で目に見えるメリットがないのでコメント欄は必要ない
ブログのコメント欄はブログを運営する上でそこまでのメリットがないので必要ないこれが私の結論ですね。
コメント欄がブログにプラスになる事はほぼないです。
お問い合わせフォームでぼちぼちやり取りをするくらいで充分です。
最近は記事を書きたいだけで反応とかどうでもいいので、余計にコメント欄は必要ありませんしね。
記事への意見なんて勝手に思っててくれって感じですから。
最後に、コメント欄を設置するか悩んでる方に言うとしたら「メリットがないコメント欄じゃなく、多くのメリットがあるツイッターでやりましょう」という感じですね。
私は身バレが怖いからツイッターをやってませんが、その内、気が向いたらやるかもしれませんし・・・
コメント欄よりツイッター
これがこの記事の最終的な結論ですね。
SNSが充実してる今の時代、ブログ内だけでやり取りするメリットはありません。
読者とのやり取りがしたかったらツイッターでやりましょう。
ムダに消耗するだけなんで、コメント欄なんて削除してしまいましょう。