30代職歴なし、父親が苦手で声を掛けられる事に怯えてるニートです、こんにちは。
ひきこもりニートを抱えた親御さんのみなさん、ニートと会話ってしていますか?
この質問の答えに
会話なんてしてない
もう声を掛けるキッカケを失っている
放っておくしかできない
と答えた方がいましたらけっこう危ないですよ。
これはニートが長引く悪条件と言っても過言じゃない状態ですから。
なんでこんな事が言えるのかというと、ガチクズ10数年ニートの私が望んでいる状態だからです。
現状のダメっぷりを親から責められる事もなく、部屋で平穏にネットをしてひきこもっていられる
これこそがひきこもりニートの頂点とも言える絶好の環境なんですよ。
まだひきこもっていられる
現実から逃げていられる
働かずにいられる
こういう状態ってニートにとって安心できる状態ですからね。
ひきこもる環境が整っているのでいつまででもひきこもっていられます。
なので、ひきこもり、ニートをやめさせるにはこういった環境をニートに与えない事が大切になります。
少しでも「今のままじゃダメだ」「どうにかしなきゃ」というプレッシャーをニートに与えなければいけません。
まぁこれは言われなくても分かってる事かもしれませんよね。
分かっちゃいるけどできないっていうのが現状かもしれませんから。
多分、現状をどうにかしたいと思いつつも・・・
今さらどうしたらいいのか・・・
もうどうしようもない状態になってしまったし、どうやったらまともになってくれるか分からない・・・
そんな感じになっているのかもしれません。
でも、このままだと永遠にそのままニートなのはありえる話です。
なので、それをどうにかしたい方々のために、今回はひきこもりニートを効果的に責めるポイントみたいなのを公開したいと思います。
ひきこもりニートが何を望み、何を恐れているのか
そういったニートの気持ちや弱点を書いてみようと思います。
ガチクズニートである私の弱点を公開するので、現状を打破する何かヒントになったら嬉しいです。
ひきこもりニートは平穏にひきこもれる環境を望んでいる
まず、1つ確実に言える事はひきこもりニートは平穏にひきこもれる環境を望んでいる
という事です。
一応、現状をどうにかしようと葛藤はしているんですが、どうにもできないので、このまま平穏に過ごせればという結論に行き着いていますから。
まだ大丈夫、まだ逃げていられる、この生活はまだ終わらない
そんな安心感を求めています。
なので「部屋にこもらせたっ切り相手にしていない」という親の対応はニートにとって絶好の待遇なんです。
「まだまだこの生活が続く、終わる事はない」という安心感を生むからです。
現状から一歩も進めないので、もうあきらめてそのまま立ち止まる事を望んでいますしね。
ループできるなら永遠にループしたい
それがニートの最終的な結論です。ループこそ至高です。
永遠にこのままでいられたら・・・
これが理想ですから。
なので、このニートの理想、安堵感をどうにかして持たせない事が大切になります。
このままでいられると思ってんじゃねぇぞ
というのを知らせる必要があるんですね。
そのために効果的なのが「親からの声掛け」です。
ニートはひきこもっていられる平穏を破壊する存在が脅威でありプレッシャーになるからです。
ずっと放って置くしかないと思っているかもしれませんが、それこそがダメなので、ちょっと声を掛けてみましょう。
ニートにとってそれがどれくらいプレッシャーになるか、次はそれについて書いてみます。
ニートは親から声を掛けられる事を恐れている、特に部屋に来る事を・・・
ひきこもりニートの私が恐れているのは、親から干渉される事です。声を掛けられる事を恐れています。
特に一番プレッシャーを感じるのは・・・
部屋をノックされて入ってこられること
ですね。
わざわざ部屋に来てまで言いたい事があるという事は、それなりに重要な事であると察するからです。
ニートが恐れている「引導」を渡しに来たんじゃないかってね。
つまり・・・
家から出てけ
もう面倒は見てられない
1人で生きていけ
という、ひきこもりニート生活を崩壊させる一言を恐れているんです。
親ありきでひきこもれてるというのは知っていますからね。
甘やかされているからこそひきこもれているっていうのをね。
でも、親がそれを認めなければ平穏な生活は終わりです。
自力で生きていかなければいけません、そんなの無理なのに・・・
それが怖いんです。居場所を失い、1人で生きていかなきゃいけないのがね・・・
その恐怖の瞬間を恐れています。
部屋をノックされるたび「ついに来たか・・・」とドキドキしますからね。
そしてこのプレッシャーを感じた時、わずかだけ気持ちに変化が起きる事があります。
やっぱりこのままじゃダメだよな・・・
いつまでもひきこもってられるわけじゃないんだし・・・
という現状のダメさと少しだけ向き合ったりするんです。
このままひきこもってはいられない、どうにかしなければ
という、分かっちゃいたけど押し殺していた気持ちが少しだけ揺り動かされるんです。
親が現状を良しとしていない事は分かってる、どうにかして欲しいと思ってるのも分かってるんですよ。
だからこそ、親から引導を渡されるのを恐れているんですからね。
いつか来るひきこもり生活の終わりを迎える瞬間が今来るかも・・・
というプレッシャーがあってね。
親が何も言ってこないというのは、こういうプレッシャーが掛からないのでニートは安心してしまいます。
まだ大丈夫だ、今日も平和、明日も平和、きっとこれからも・・・
みたいにね。
なので、ニートを放置せず、積極的に声を掛けるというのは、それなりに有効な対処法です。
今さらどう声を掛けていいか分からない
そうなってしまってるかもしれませんが、何か1声かけてみましょう。
部屋をノックし「体調は大丈夫?」とか聞くだけでもOKです。
「親がノックして部屋に入って来る事がある」というプレッシャーが大事ですから。
本当は他に言いたい事があるんだろうな・・・
という予感を感じさせる事になりますから、意外と有効です。
分かっているからこそ、予想してしまうんです。
「本当に言いたい事はそれじゃない」という事を・・・
「いい加減、働いて!いつまでもひきこもってはいられないんだよ」
こういった現状を破壊する言葉を予想して恐れています。ホント、分かっちゃいるからね・・・
親と話す機会が増える事で、いつ言われるんだろうという切迫感に襲われます。
なので、声を掛けられるという基本ラインは越えておきましょう。
最初は週1回くらいのペースで定期的に部屋に声掛けをするくらいでも充分です。
とりあえず、放置されてない、気にされている、という事を気づかせる事が大切です。
現状を理解しているニートなら勝手に「そろそろ親が限界を迎えつつある」と予想してプレッシャーを感じていますから。
定期的にひきこもりニートとの接点を持つ
これが地味ながら効果的です。
父親が部屋に来るのは特に脅威、プレッシャーがハンパない
ニートになりやすい親の条件として過干渉な母親 と 無関心な父親
というのはよく言われているかと思います。
私の親も基本はそんな感じですね。
特に、父親が無関心というのが強く当てはまります。
子供の頃からそんなに会話をしたことがありませんし、干渉もしてきませんでしたし、「無関心」というのはピッタリな表現です。
母はまぁ普通です、過干渉ではなくそこそこ干渉するくらいでよくいる母親かと思います。
それで、もしこの条件に当てはまる家庭環境だった場合、ものすごく効果的な方法があります。
それは・・・
父親がニートに話しかける
というものです。
多分、この条件に当てはまっている場合、ニートに話しかける役目を任されているのは母親だと思います。
母親しかニートと接点を持っていないんじゃないでしょうか?
ちなみに私はそうです。親との会話と言っても母親としか会話はしませんね。
声を掛けてくるのは基本的に母親だけですから。
こんな感じで、気が付いたらもう何年も父親とニートの会話がないなんて事もあるんじゃないでしょうか。
私はそんな感じでしたね、1年に3回でも父親と話せば良い方です。私からは声を掛けませんし・・・
だからでしょうか、父親と話すのが、というか声を掛けられるのが苦手です。
慣れない感覚にプチパニックになったりしますから。
無関心な父に育てられたニートにとって、父親というのは関わりたくない、苦手な存在になっていたりします。
でも、それこそがニートへのプレッシャーとして効果的に作用する要素になります。
今まで無関心だった父親が部屋に来た時のプレッシャーはパンパないものになるからです・・・
ニートも察します・・・
父親が来たという事はもう限界なんだという事を・・・
現に、数年前、父親が部屋に来た時はその予想通り「引導」を渡しに来ましたしね。
「もういい加減にして働け、もうお前の面倒は見てられない」
と・・・
それについての詳しい事はこちらの記事をご覧下さい。
そういった経験があるからこそ、父親に声を掛けられるのはプレッシャーです。
基本的に父親が声を掛けてくる事というのは平穏なニート生活を終わらせる一言を言いに来た時ですから・・・
仮に父親側にそんな気がなく「パン買って来たけど食べるか?」と言われただけでも
「次の一言は『引導』かもしれない、引導を渡しに声を掛けてきた」
と思ってしまいますからね。
こちらは勝手に想像してプレッシャーを感じるんです。何度も言うけど現状がダメなのは分かってるから・・・
無関心だった父親から声を掛けられるというのは違和感が強く、何か狙いがあるとしか思えないんです。
そしてそれは、ひきこもりニートにとって現状を崩壊させるんじゃないかと感じさせる重いプレッシャーになります。
今まで干渉してこなかった父親が出てきたという事は、もう限界を迎えたというのは分かりますから。
家にいれるかどうかは父親の気持ちで決まりますからね。追い出すと判断されたら終わりです。
決定権を持っている父親からの干渉ほど怖いものはないんですよ・・・
なので、父親から声を掛けるというのは効果的な対処法だと思います。
普段、会話をしない父親であればあるほどね。
無関心な父が関心を持つ事でニートが感じる違和感というのは強烈ですから。
もし、父親がニートとは関わらない、放置している、という状態ならちょっと一言掛けてみましょう。
それはきっとニートが恐怖を感じるほどのプレッシャーになりますから。
ひきこもり生活の終わりを迎える瞬間を察知しますから・・・
お試しください。
完全に放置しない事が脱ニートに繋がるのかも
ニートというのは意外と現状がダメな事を理解しています。なんて思っているニートはそんなにいませんからね。
何でこうなったんだろ・・・何でこんなに落ちぶれたんだろ・・・どうやったら元に戻れるんだろ・・・
って葛藤してたりするものですから。
なので、今のままではいられない、どうにかしなければいけないというのは分かってはいるんです。
でも自分の力だけではどうにもできない、現状を打破する決断ができなかったりするんです。
もう気持ちが負けていますし、意思が弱いから・・・
そんな負けた気持ちに必死感を取り戻させるのが「親からの声掛け」なんじゃないかと思います。
今のままじゃいられない事を強く感じさせるキッカケになるからです。
分かっちゃいる、でもできない・・・
でもどうにかしなきゃいけない
動かなきゃダメだ
というちょっとだけ前に進む気持ちが芽生えるかもしれませんから。
親からのプレッシャーで、現状がダメな事やどうにかしなきゃいけない事が見えてきて、必死感が生まれますしね。
なので、そういった気持ちを持たせるために、干渉するというのは大切な事だと思います。
放置した先にはそういった気持ちは生まれませんから。
親もニートという現実を見ずにいたい気持ちがあるかもしれませんが、やっぱり向き合う必要はあるんでしょうね。
いつかは分かってくれる、いつか働いてくれる
と思っているだけでは、なかなかニートは決断してくれませんから。
辛い現実かもしれませんが、ちゃんと向き合って、関わっていくというのが大切かと思います。
1人じゃ何も出来なくなっているニートにちょっと力を貸すような感じでね。
ダメになった人間に決断させるためにはプレッシャーという要素は欠かせませんから。
放置せず、ちゃんと関わってみる、それが脱ニートに大切な事なのかもしれません。
最後に
ひきこもりニートの私が恐れている弱点を公開してみました。私が望んでいるのは「平穏なひきこもり生活」です。
葛藤しつつも、もう現実に立ち向かう力もない上に、諦めの気持ちが強いですから・・・
なるべく逃げ続けたいんですよ。
だから、これを脅かす存在はすべて脅威ですね。
なので、そういった脅威をニートに与えるのが効果的です。
その脅威として代表的なのは「親からの声掛け」ですね。
特に、父親から声を掛けられる事、部屋に来られる事は大きなプレッシャーになります。
現状のダメさを理解させるには充分すぎるプレッシャーですから。
ひきこもりニートを抱えた親の皆さんは、こういったニートの気持ちを知って、弱点を突くと良いかと思います。
もう声を掛けるキッカケもない
という方もいるかもしれませんが、このままではニートの思う壺です。
そのままでは何も進展しないので、ちょっと重い腰を上げてやってみましょう。
ニートはその重い腰を上げる瞬間を恐れていますから。
トントン・・・とノックされるその瞬間をね・・・
数年以上ひきこもっているニートを抱えている親御さんの皆さん、まずは声掛け、そこから始めてみませんか?
ニートにとってそれはなかなか効果的な一撃になりますから。
今のままではいられないんだぞ
というのを知らせるキッカケになりますから。
今さら難しいかもしれませんが、ちょっと現状を動かすつもりでやってみましょう。
もしかしたら、これを機にニートの気持ちがちょっとだけ動くかもしれませんから。
ニートの私が恐れているのは親が部屋に来る事です、これは事実です。
その弱点を突いて、ちょっとニートにプレッシャーという恐怖を与えてみませんか?
上手くいけば現状を変えるキッカケになるかもしれませんから。
何か少しでも進展させたいと思っているのなら、やってみる価値はあると思いますよ。