30代職歴なし、昔はガチのひきこもりだったニートです、こんにちは。
またネタ探しに検索ワードを見ていたら、ガチのひきこもりニートだったからこそ気持ちが分かる検索ワードを見つけました。
・ひきこもり 外が怖い
・ひきこもり 外に出られない
・引きこもり 外に出たい
ひきこもりだからこそ持つ悩み・・・
外が怖い、外に出られない、でも外に出たい・・・
これホントすごく分かります、私もそうだったから。
外、怖いよね・・・
なんか分からないけど、怖いよね・・・
出られなくなっちゃうよね・・・
すごく分かる・・・
私も10年くらい前は、本当に外に出るのが嫌なガチのひきこもりニートでしたから。
世間一般の病んでるひきこもりを体現したような感じのね。
外に出るのに恐怖を抱えて苦しんでいました。
でも、それはもう過去の話・・・
今は克服したので外に出るのは普通に出来るようになっています。
このブログで「ひきこもりニート」と名乗ったりしてますが、今はちょっとタイプが違うひきこもりなんですよね。
外に出てもつまらないから部屋にいるっていうタイプのひきこもりです。
出ようと思えば出られるので、ガチのひきこもりとはちょっと違うかもしれません。
一応、ひきこもりは克服してるんです。
それで、ひきこもりを克服した方法をブログで書けば、同じ悩みを持った人の何かヒントになるかもしれないと思って、過去にこんな記事を書きました。
ガチのひきこもりだった私も、こんな方法で脱ひきこもりできたよってね。
この記事で紹介した
「車から降りなくてもいいドライブ」
はひきこもりにはピッタリの画期的な方法かと思います。
今回の検索ワードで検索した人も、この記事に辿り着いていたみたいなので、ちょっとでも脱ひきこもりのヒントになったらいいなと思います。
ただ、改めて読み返してみると、1つ問題がある事に気付きました。
この記事で紹介した方法は、自分1人では解決できない方法なんですよね。
ドライブに連れて行ってもらう必要があるので、家族、親戚、友達、そういった誰かの助けがないと成立しない方法だったりしますから。
助けてくれる人ってそんなにいるもんじゃありませんし、もしかしたらあんまり役に立ってないんじゃないか・・・という気がしてきました。
お前は恵まれた環境にいてよかったな・・・俺には無理だよ・・・
みたいな悲しい感じにさせてしまったかもしれません。
なので、今回は1人でも解決できるかもしれない、小さな脱ひきこもり法を紹介しようと思いました。
ひきこもりだった頃の私が、とりあえずどうにか外には出るという事ができるようになった方法をね。
これは1人で出来る方法なので、今回こそ何かのヒントになるかもしれません。
「外が怖い、でも外に出たい」
という悩みを持ち、脱ひきこもりをしたい人はぜひお聞きください。
外の何が怖いのかをハッキリさせる
外が怖い外に出るのが怖い
こういった感覚を持ってひきこもりになってしまった方、ちょっと冷静になってください。
怖いものを見るのは嫌かもしれませんが、ちょっと冷静にその気持ちと向き合ってみましょう。
なんで外が怖いんですか?
まず、これを自分に問いかけてみてください。
外が怖いって言っても、人それぞれ色々な理由があるはずです。何か怖い要素があるはずです。
それを見つける事から始めましょう。
物事を解決するには原因を解明する事、そこから始まりますから。
どんな病気も原因が分からなければ対処できないように、ひきこもりも原因が分からなければ対処できません。
でも、逆に言えば、原因が分かれば対処法も見つかるんです。
まずは原因を知り、対処法を見つける事が先決です。
冷静に自分と向き合って「なぜ外が怖いのか」それを考えてください。
何が怖いかをハッキリさせる事がスタートになりますから。
私にとって外が怖かった理由
ここからはこの方法を実践した私の実体験を例に話を進めていきます。私にとって外が怖い理由・・・
それを冷静に見つめた時、私に見つかったのはこういった理由でした。
「外が怖い」っていうより「人が怖かった」んです
外に出て人と会うのが嫌、人が苦手だったというのが大きな理由でしたね。
もしこの世に誰もいないなら外なんて別に怖くないという事に気付きました。
そういった原因が分かったらさらに掘り進めます。
じゃあなんで人が怖いのか・・・
根本原因を突き詰めていくんです。
私にとって人が怖い理由・・・
それは、自分に自信がなくバカにされてるような被害妄想があったからです。
人の視線が苦手でした、自分を見られて変な奴と思われるのが嫌でした、笑われるんじゃないかというストレスを抱えていました。
そういうのが分かってきたらさらにさらに掘り進めていきます。
じゃあなんで被害妄想があるのか・・・
それは、顔や服装といった容姿を見られた時、他人より劣っている容姿やセンスのない服装を見られるのが嫌だったからです。
自分自身にまったく自信がなかったというのが原因ですね。
つまり、ここまでの人生で作り上げてしまったダサい自分を見られるのが嫌だったんです。恥ずかしかったんです。
ここまで生きてきて、気が付かない内に劣っている容姿やセンスがコンプレックスになっていたみたいです。
ここまで掘り進めてくると何となく外が怖かった原因が見えてきます。
私が外が怖かった原因、それは「自分に自信がなかったこと」「そのせいで人の視線が気になっていたこと」だったんです。
外が怖いんじゃなく人が怖かったんです。
そうなると、やるべき事は見えてきます。
コンプレックスになっている見た目を改善する必要があるんだと・・・
少しでも納得できる自分になる必要があると・・・
なので、その見た目の改善から始めました。
顔をちょっと清潔に整える、服装をそれっぽく整える、といった事からね。
まずはこういったものを通販で買い、眉毛を整える事から始めてみました。
他にも伸ばしっぱなしのヒゲをちゃんと剃ったり、クリームを塗ってスキンケアをしたり・・・
とりあえず、できそうな事は一通りやってみました。
整形以外でどうにかできる範囲を一通りね。現状でできるだけの事をやるっていうのが大事かもしれません。
前よりはマシになったというだけでけっこう心は安らぎますから。
そして次は服装です。
これにはユニクロが救世主でした。
通販で買えるというのがひきこもりには助かりましたよ。
それに、変な服は扱ってないから選びやすいっていうのもね。
ユニクロのような無地で無難な服を選べば、センスの分かれ目である柄とかの悩みから解放されるのでオススメですね。
無地ならそこまで変という事はないので普通の人レベルにはなります。
劣っているという感覚はここでちょっと消えましたね。
まぁ大丈夫だろ・・・くらいに。
しかし、とりあえず見た目のコンプレックスを取り除くのに成功しても、すぐ外に出られるかと言ったらそうでもありません。
やっぱり人の視線はまだ気になりますし怖いです。
まだ本当に大丈夫かは分かりませんからね。
なので、まずは刺激の少ないなるべく人の少ない時間から出歩くのがいいという判断になりました。
外に出るスタートは「人の少ない夜」からでしたね。
最初はけっこう勇気がいりましたが、ここまでやってきた事で、どうにか夜になら1歩踏み出せました。
これでダメならしょうがない、やるだけやってみよう、ダメならまたひきこもりゃいい
くらいのダメ元な感じでね。
とりあえず、外に出るというスタートは切れたんです。
玄関から出て、近所のスーパーへ行くだけといった事でしたがドキドキでしたね。
完全なひきこもりからしたらけっこう頑張った方だと思います。
まぁこの後、実際に外に出ても自信が持てず、けっこう被害妄想には悩みましたが、多少見た目を改善した事でどうにか耐える事はできました。
でも、やっぱり辛くて完全な脱ひきこもりとはいきませんでしたね。
ちょっと容姿を整えたくらいじゃ根本の被害妄想はそう簡単には消えませんでしたし・・・
やっぱり視線は気になるし、笑い声が聞こえたら自分を笑ってるんじゃないかって思ったりね・・・
でも、とりあえず「ギリギリ夜になら外に出られるようになっただけでもマシ」と思うようにしました。
出られなかったあの頃と比べたらマシになったと・・・
そしてそんな感じでちょっと外に出る生活を続けていく内に、最初に紹介した記事のような解決法に出会ったわけです。
親戚の伯母さんにドライブに連れて行ってもらいながら、本格的な脱ひきこもりを成功させる事ができました。
とりあえず外には出られるようになっていた事が、最終的な脱ひきこもりに繋がったので、まぁよかったと思います。
自分と向き合い「なぜ外が怖いのか」を考え「人が怖い」と気付き、それを克服するために動いたのは間違いじゃなかったと思えましたしね。
大切なのは「外が怖い本当の理由に気づく事」です。
外の何が怖いのか
それに気付き、自分をちょっとずつ改善するのが脱ひきこもりの1歩だと思います。
小さなハードルから越えていこう
ガチで病んだひきこもりになった人が脱ひきこもりをするのに、いきなりドーンと外に出るのは難しいです。それができるならひきこもりなんて存在しないわけですから。
なので、小さなハードルから越えていくのが大切かと思います。
まずは「自分が外の何を恐れているのかを知ること」これがスタートです。
そして、原因に気付いたらそれをちょっとずつ改善していきましょう。
越えられる小さなハードルを1つ1つ越えていくんです。
私もそうしてきました。どうにかギリギリ越えられるハードルを越えていったんです。
そして、それを越えていった先に「外に出る」というスタートラインが待っていましたから。
小さなハードルを越えていく事が脱ひきこもりには大切なのかもしれませんね。
「どうにか夜になら外に出られる」
というラインには到達できましたから、とりあえず何かやってみるのは大切かと思います。
完全なひきこもりと比べたらだいぶマシですしね。
とりあえず、夜だけでも外に出られるようになっていれば、キッカケの1つは掴んでいるのでどうにかなるかもしれません。
まったく出られないよりは希望があるので、条件付きでもいいからとりあえず外に出られるのは大切ですね。
自分を見つめて、原因を知り、小さなハードルを越えていく
これを実践して、どうにか外に出られるようになっておきましょう。
難しいのは分かります。
時間が掛かるのも分かります。
でも、時間が掛かってもやらないよりはマシです。
脱ひきこもりには時間が掛かります、これはしょうがないです。
どんなに時間が掛かってもいいので、小さなハードルを越えていきましょう。
その先に、今とは違うちょっと前向きな生活が待っていますから。
まずは外が怖い理由を知る事が大切です。自分と向き合いましょう。
これだけでも今日やってみてください。
きっと今までとは違う1歩が踏み出せると思いますから。
最後に
実際に私がやった「1人でもできる、脱ひきこもりのスタートの切り方」を紹介してみました。外の何が怖いのか
どうして怖いのか
どうすれば大丈夫か
そういった事を冷静に見つめてみましょう。
自分と向き合う時間はたっぷりあるんですから。
ただ「外が怖い、だから出たくない」と逃げているだけではどうにもなりませんしね。
多分、外が怖くなる大きな原因が1つあるはずです。
それを見つけましょう。
そしてそれを解決していく事が脱引きこもりの1歩になります。
そろそろ外に出たいと思いませんか?
いい加減、普通に遊んだり、買い物したりとかしたくありません?
だったら自分と向き合って原因を探しましょう。
それを解決した先に、ちょっと明るい未来が待っていますから。
外が怖いなら、なぜ怖いのかを知る
これをしない事には何も始まりませんから、とりあえずやってみましょう。
数ヶ月~1年くらい掛かるかもしれませんが、いつか外に出られた時、やってよかったと思えますから。
とりあえず外に出られるラインに立つ事を目標に、ちょっと頑張ってみませんか?
ひきこもっているよりは気持ちが晴れますから。
外に出たい
そんな思いがあるなら、頑張りましょう。
今よりちょっと明るい日々が待っていますよ。