30代職歴なし、恥をかく事を受け入れられないニートです、こんにちは。
最近、私の記事の感想をつぶやいてくれた方のツイートを見ていたらこんな意見がありました。
私の記事を紹介してくれた後につぶやかれていたので、多分、私の事を言ってるんだと思います。
私は身バレが怖くてTwitterをやってないですしね。
そんな私を見て「ニートなのに身バレを恐れてツイッターをやってない事」にちょっと疑問を感じたみたいです。
そこに疑問を感じるのか・・・ニート目線だとそれが意外です・・・こちらこそふしぎ・・・
う~む・・・ニートだからこそ身バレしたくないんだけど・・・
そこに疑問を持たれるという事は、世間の認識とズレがあるのかもしれません。
「ニートなのに誰に身バレしたくないのだろうか」
ここがこのツイートでちょっと引っ掛かる部分です。
ニートなのに
っていうのがポイントですね。
このツイートから、ニートのイメージってけっこう誤解があるんだと思いました。
ニートなのに何を気にしてるの?
ニートなんだから何も恥ずかしくないでしょ?
だって全てを捨てた投げやりな人だからニートなんだし
失うものなんて何もないんだから
みたいなイメージが伝わってきましたから。
う~む・・・ニートって何も気にする事のない全てを投げ出した何もかもどうでもいいと思ってる人だと思われてるのか・・・
恥とかは無縁の人だと思われてるのかな・・・
多分、この人だけじゃないですよね、こういうイメージを持ってるのって。
このブログを読んでいる読者にも同じような疑問を持ってる人はいるかもしれませんし・・・
世間のイメージと実際のニートのイメージはけっこうかけ離れてるのかもしれません。
完全に間逆だしね。
ニートだから気になるんだよね。
ニートは意外と繊細だったりするから。
だって、ニートだからこそ身バレしたくない、知られたくないんだから。
身近な人にこのブログがバレて、ニートという事実やゴミみたいな愚痴を書いているのがバレたら恥ずかしいしね。
恥という感覚は捨て切れてないですし・・・すべてを捨てて投げやりになってるわけじゃないし・・・
ネット上の他人に知られるのはいいんだけど、知り合いにバレたら恥ずかしいんだよね。
だから身バレが怖いんです。
こんな感じなのがニートの現実ですね。
特に大事なのは、
ニートってすべてを捨てて投げやりになってるわけじゃない
という所です。
むしろ色々考えて悩んでるからこそニートだったりします。
でも「ニートなのに身バレを恥ずかしがるのは不思議」と思われるという事は、その辺が分かってない人が多いのかもしれません。
世間ではやっぱり「ニートは何もかもどうでもいいと思ってる投げやりな人間」だと思われているのだろうか・・・
ニートは失うものが何もない
守るべきものがない
だから恐れるものなんてない
そんなイメージでね。
今までの色々なコメントや意見を振り返ってみてもそんな感じがあったような気がしないでもないし・・・
ニートはすべてを投げ出した何もかもどうでもいい人
これが世間のイメージなのかもしれません。
でも、ニートの立場から言わせてもらうとそういうわけでもないです。
そういう人もいるかもしれませんが、多分、多くのニートはそこまで自分を捨て切れてません。
ちょっと誤解があるんじゃないかと思いました。
なので、今回は「ニートって意外と理性があって物事を考えて生きてるよ」というのを知ってもらえたらと思います。
全てを投げ出してたらこんなに悩んでないよ
それがニートの本音だったりしますから。
ニートも色々考えて悩み苦しんでる普通の人間なんだという事を分かってもらえたらいいかなと思います。
ニートって「無敵の人」と言われる危険人物だと思われてるみたい、でもそれは誤解がある
ニートはすべてを投げ出した何もかもどうでもいい人失うものがないから暴走する危ない人
こんなイメージを持っている人もいるかもしれません。っていうか多数かもしれません。
このイメージを持ってる人は、犯罪を犯したごくわずかなニートのイメージからそうなっていませんか?
2019年5月に起きた川崎の通り魔事件とか・・・
犯人がニートだった
ニートは人生を諦めた投げやりな人間
何もかもどうでもいい人間
失うものがないからこんな暴挙に出たんだろう
だからニートは危険
そんなロジックで一気にニートは危ない人みたいなイメージになったんじゃないですか?
こういう事をするって事は、やっぱりニートは失うものがなくて暴走する危険な奴なんだ
やっぱり「無敵の人」だったんだ
そんな感じでね。
無敵の人
この言葉がそのまま当てはまるピッタリな人間、それこそがニートだとしっくり来てしまった感じがありましたし・・・
「無敵の人」って言われても分からない人もいるかもしれないのでちょっと説明します。
無敵の人というのは・・・
「失うものが何も無い人間」
の事です。
失うものが何もないので社会的な信用が失墜する事を恐れない
財産も職も失わないので犯罪を起こし一般人を巻き込むことに何の躊躇もない
死刑になる事も恐れないのでどうしようもない
実質「無敵」と言ってもおかしくないくらい何でもできる
という特徴を持っています。
実際に事件を起こした少数のニートはこういう傾向があったので、そういうイメージを持たれてしまうのはしょうがないっちゃしょうがないんですが・・・
ただ、ちょっと冷静になってください。
事件を起こしたニートはほんのわずかだという事を理解して貰いたいです。
事件のインパクトが大きいから印象に残りやすいですが、件数を見たらごくわずかなんです。
ニートの殺人事件なんて片手で数えるくらいしか起こってなくないですか?
それも数年に1件とかそのくらいで・・・
という事はどういう事か・・・
ニートはそこまで何もかも捨て切れている無敵の人ではない
という事なんですよ。
ニートがメッチャいる現代、毎年50~100件くらいニートが凶悪殺人をしてたら私もこんな意見は書いてないです。
「ニートは無敵の人が多い、ニートは危険人物だらけ」と認めますよ。
でも、実際はそんなにニートって殺人をしてなかったりします。
1件のインパクトが強いだけで、現実を冷静に見るとそうでもないんです。
その証拠に、メチャクチャするニートってそんなにいませんしね。
みんな部屋にひきこもって大人しくしてるだけですから。
そこまで行動力があるニートってそこまでいません。
という事は、皆さんが持っているニートのイメージと現実のニートってズレが生じてるんですよ。
現実はもっと平和なニートが溢れています。
なぜなら、ニートは投げやりじゃないからです。
まだ理性を保ち、現実から目をそらせず、どうしようもな現状に悩み苦しんでいるからです。
かすかな希望を掴もうと、どうにかもがいている人が多いんですよ。
諦め切れてないんです。だからこそ悩んでるんですから。
私もそうです、全てを投げ出してたらこんなブログに悩みを吐き出したりしてないですよ。
何も考えず、楽になる事だけを求めてとっくの昔に自殺でもしてたと思います。
でも、それができないから苦しんでるわけで・・・
ニートの現状って、多分、こういう自問自答をしながら苦しんでるタイプが多いと思うんですよね。
まだ諦めてないから無茶ができず、リスクを負うことを恐れて保守的に生きていたりしますから。
ニートは行動力がない
これがほとんどのニートに当てはまるしっくりくる本来のイメージかもしれません。
こういう感じなので「無敵の人」という危険人物ほど振り切れるニートはそういないと思います。
アグレッシブに殺人をするようなニートは元々サイコだっただけで、ニートとはまた別の所に理由があるのかもしれませんし・・・
こう言われてもまだ納得はできないと思うので、ニートがいかに保守的で行動力がないか、そういう現実も書いてみたいと思います。
ニートは攻めより守りを重視する
そんな自分を守る事を何より大切にする習性を知ってもらえたらと思います。
これを知れば殺人をする危険人物というイメージがちょっとは消えるかもしれません。
ニートは保守的、意外とプライドが高く行動できない、無敵の人ってより最弱の人
ニートはすべてを投げ出してると思われがちですが、実際のニートはどちらかというと保守的です。自分を守る事を重点に考えて生きています。
だからこそニートだったりするからです。
ニートがニートでい続ける理由は自分を守り行動しないというのが大きいですから。
というのも「恥をかく」というのを恐れていたりするからです。
それを説明します。
ニートが脱ニートをするには就職活動をするというシンプルな解決策しかないですよね。
でも、なぜそんなシンプルな解決法があるのにやらないのか・・・
それは自分を守っているからです。
・恥をかきたくない
・苦労したくない
・楽をしたい
・困難に立ち向かいたくない
そんな感情に支配されていてね。
脱ニートのスタートラインである面接を受けられないのは今のゴミな自分を世間に見られたくないからです。
・ニートという現実
・職歴がない過去
・経験がないゴミっぷり
・何もできない事実
・これから恥をかく覚悟
そういったものを世間にさらす勇気がないからなんですよ。
とにかく恥をかきたくないんです。
この感情が大きいです。つまり、自分を守っているんです。
「恥をかきたくない」っていうのは自分を守る心から来るものですしね。
なんていうか、本当のニートのイメージって世間とは逆で、もっと自分を見ているんですよ。
投げ出すどころか自我を掴んで離さない感じでね。
簡単に言うとプライドが高いんです。
プライドがないならすべてを捨ててこういう事は気にぜずにガンガン面接を受けると思います。
というか、無敵の人みたいな無茶もできてしまうと思います。
プライドがなければ何もかもどうでもよくなりますしね。どうなろうと関係ないですから。
でも、つまらないプライドを持っているからこそ動けないまま苦しんでいるんです。
働いていない自分より、今の自分を知られる恥ずかしさが上で動けなくてね。
最初のハードルを越えることができないんです。
こう言われたニートの方で「プライドなんてないよ、だからニートでいられるんだから」と思う方もいるかもしれません。
でも、ニートでいる現状が良いとは思ってませんよね?
どうにかしたいとは思ってますよね?
じゃあなんでニートでい続けているんですか?
それは恥をかくのが嫌で動けないからじゃないですか?
社会に出る恥よりはニートでいる恥の方がマシだからだったりしませんか?
ニートでいれば誰にも知られることはありませんし、困難と言う苦労は襲ってきませんしね。
同じ恥でもまだ楽だと思います。
だからこそニートでい続けてるんだと私は思っています。
こういう現状を見るとプライドがガッチガチに自分を縛ってるんですよね。
仕事を探さない理由を冷静に見つめると「働くのが怖い」とか「社会が怖い」とかいう事よりも、その前段階の面接とかで恥をかくのを恐れていたりしませんか?
動けない理由は自分を守るつまらないプライドじゃないですか?
私はそうです。どう考えてもつまらないプライドが邪魔をしています。
働いていない事よりも、働くまでの過程で味わう恥をかく事を恐れて行動できなかったりします。
履歴書とか職務経歴書を見られるのが嫌でさ・・・
こんなのを見られてバカにされるくらいなら死んだ方がマシ・・・
そんなボロボロでズタズタの豆腐メンタルですよ・・・
捨てられない自我を持っているせいでなんにもできないんです。
恥をかくくらいならマジで死んだ方がマシ
こんなどうしようもない心に支配されているので、前向きに動く事ができずにいます。
だから、ニートは全てを投げ出した失うものがない「無敵な人」じゃないんですよ、むしろ逆です。
失えないものをドッサリ抱えて動けない「最弱の人」なんですよ。
ホント弱点だらけの人なんです。
・やる気がない
・打たれ弱い
・行動力がない
・何でも否定的
・体力がない
・体が弱い
・根性がない
・忍耐力がない
・無駄にプライドが高い
他にも色々・・・
もう数え切れないくらい弱さを詰め込んだ弱点だらけの最弱人間です。
ちょっとした刺激に弱く何もできないのがニートですから。
どうしようもないんです。
だから何もできないゴミクズなんですよ・・・
そして、何より現状の平穏を大切にするので無茶をしないという傾向があります。
今の部屋で過ごす毎日はけっこう気に入ってるんですよ。
のんびりネットしてご飯を食べてゆっくり眠れる・・・
こんな幸せがあるのかってくらいね。
これを失うのは何よりも嫌なので、犯罪とかをする気はまったくありません。
刑務所暮らしなんて自由もないしネットもできないし絶対に嫌です。
絶対に失いたくないものがあるから無敵の人にはなり切れないです。
つまり、ニートはすべてを捨てた人間ではありません。
色々抱えすぎて何もできなくなってる人間です
激弱なんです。最弱の人なんですよ。
これをちょっと分かってもらえたらニートを見る目も少しは変わると思うんだけど・・・
現実を冷静に見ると表に出て何かをしているニートっていませんよね?
ニートって現実ではなかなか目にしませんし・・・
つまり、そういう事なんです。
何もしてないし、何もできないのがニートなんです
世間のイメージとは全くの逆です。
ニートは最弱
何もできないどうしようもない人間なんですよ。
危険なイメージを持たれがちかと思いますが、こっちが本来の姿なので、これからはこういうダメ路線のイメージを持ってもらえたらと思います。
ニートは単なるダメ人間なんだ・・・
基本的には何もできないどうしようもない人間なんだ・・・
そう思って安心してもらえたらいいかと思います。
凶悪犯罪に走るニートは何か違う要素が加わって別次元にいってしまったパターンが多いような気がしますしね。
基本的にニートは行動力がないので何もしません。
これは確かなのでそこまでニートを危険視して恐れる事はありませんよ。
ちょっとイメージを変えてもらえたらいいかなと思います。
最後に
ニートは失うものがないから何でもできる無敵の人そんなイメージがあったかもしれませんが、多分、世間のほとんどのニートは間逆の人間だと思います。
失えないものを抱えて動けない最弱の人です
守るものが多すぎて抱え切れないくらいですから。
このブログでニートの方から色々な意見をもらいましたが、無敵の人ってよりは最弱の人寄りの人が多かったですしね。
死にたくても死ねない
でも何もやる気にならない
困難に立ち向かうくらいなら死んだ方がマシ
でも死ねないからただ惰性で生きている
かといって完全に諦め切れてはいない
自分を完全に捨て切れない
こういうパターンが多かった気がします。
「もうどうでもいい」っていう投げやりな人はいなかった印象です。
投げ出したいけどそれができず、悩み苦しみどうしようもなく道に迷ってる人ばかりでね。
ニートも人間なので未来の事は考えています。
まだ生きなきゃいけない可能性を考えてすべてを捨て切れないんですよね。
生きるなら楽な道を選びたいですから。
でも、その道に進むことができなくて悩んでるわけで・・・
こんなどうしようもない自分を肯定できなくて苦しんでる人が多いと思います。
ニートでいる自分に納得してる人はそういないですし・・・
だからわざわざ自分を否定するような悪い事はしないんですよね・・・
現状がダメなのは分かってる、だからこそこれ以上ダメになりたくない、でも改善する前向きな道は険しすぎる・・・
どうしようもない・・・どうしたらいいのか・・・
こんな悩みを抱えて立ち止まってるのがニートですから。
基本的に何もしないのがニートの悪い所、そしてそれがニートの特徴です
凶悪事件の影響で変に行動的と思っているかもしれませんが、それはごく一部のレアケースのニートだけですね。
ニートは基本的に何もしません
人畜無害な存在です。
現に、親でもないのにニートに迷惑を掛けられた人っていませんよね?
ニートは迷惑だと言われますが、完全に他人なニートがあなた達に何か具体的な迷惑を掛けましたか?
私から明確に迷惑を掛けられた人っています?
私のせいでお金を失ったとか、会社をクビになったとか、友達が減ったとか・・・
ないですよね?
ニートに迷惑を掛けられた事は何もないはずです。
抽象的な妄想で叩かれるのがニートですが、冷静になると何もしていないのがニートです。
こういう現実を冷静に見てもらって正しいイメージを持ってもらえるといいかなと思います。
ニートは何もできない最弱の人
こういう平和なイメージが浸透するとちょっとはマシになるかな。
ニートは風当たりが強いからさ・・・
この記事でちょっとニートのイメージが改変されたらいいなと思います。