私は将棋が好きなんですが、ずっと前から将棋をやっている人の中で嫌いなタイプの人種というのがいます。
それは・・・
「将棋を打つ」
というどうでもいい言葉のミスにやたら敏感な
「マウント指す指すおじさん」
です。
「マウント指す指すおじさん」は私が今作った言葉なので意味が分からないと思いますが、将棋好きな方はネットや道場でこんな人を見た事はありませんか?
「将棋を打つ」
って言った初心者に
「将棋は指すって言うんだよ、そのくらい覚えとけ、これだからニワカはw」
みたいなどうでもいい事でマウントを取る中途半端に将棋ができる中級者のおっさんを。
現実ではあまり見ないと思いますが、揚げ足取りをして他人を馬鹿にする風潮のあるネット上にはけっこういたりします。
ほとんどの人が
「打つ」も「指す」も一緒じゃない?
要は「将棋をやる」って意味の言葉でしょ?
と聞き流せる中、これをスルーできない上にマウントを取るクズがいるんですよ。
これがさ、初心者を不快にさせて将棋や将棋をやっている人のイメージを悪くするからやめて欲しいんですよね・・・
マイナーな将棋というゲームに興味を持った貴重な新規参入者を潰してしまうのは競技人口が減ってよくないですから・・・
私はこの手のゴミみたいなマウントを取るヤツこそ消えてくれと思っているので、今回は将棋の普及を邪魔する「マウント指す指すおじさん」への文句を盛大に愚痴らせてもらおうと思います。
そもそも「指す」と「打つ」の違いって何?
語源や歴史はよく分からないんですが、日本語的に正しく使うと将棋は「指す」もの
らしいんですよね。
「指す」という言葉を意識的に使っているのは
「囲碁との差別化を図ったからかな?」
と思っています。
あ、ここから書く話は別に調べたわけでもない私の偏見ですが、「指す」も「打つ」もそこまで深い意味はないと思ってるので
「へ~、そんな意見もあるんだ」
程度に聞いてください。
・将棋は「指す」もの
・囲碁は「打つ」もの
という風に分ければ
「1局指しませんか?」なら将棋
「1局打ちませんか?」なら囲碁
という感じで「どことなく区別がつくから」程度に使っていたんじゃないかと思っています。
そんなに深い意味もなくなんとなくって感じで。
それが現代に残っていて何となく「指す」と「打つ」で区別してるのかなと。
ただ、これだとちょっと弱い気もするので、もう1つ、こっちの方がシックリくるかもと思う説もあります。
それは・・・
・盤上にあるものを動かすことを「指す」
・盤外から盤上に置くことを「打つ」
という感じで分けているんじゃないかというものですね。
今は一手指す時に駒を人差し指と中指でつまんで盤上に打ち付けるのが一般的ですが、これ、少し練習しないとスムーズにできないちょっとした技術だったりします。
なので、そういった概念がなかった昔の棋士は、駒を動かす時に人差し指か中指1本で盤上の駒を「スッ」と滑らせていたんじゃないでしょうか。
現代のようにあえて駒を持ち上げて打ち直す理由もありませんし、滑らせた方が時間も掛からず合理的ですしね。
このように駒を指一本で滑らせて動かすのが一般的だった時代に、滑らせる動きを「指す」と表現したのが始まりじゃないかと。
これなら「指す」というのもピッタリですし、現代のように駒を打ち付けていたら「指す」とは言わなかったと思いますしね。
そう考えると
・盤上の駒を動かす将棋を「指す」
と表現したのも分からなくもないですから。
その信憑性が増すように将棋用語には「打ち歩詰め」という言葉があります。
「打ち歩詰め」というのは「玉を詰ます最後の1手に持ち駒の歩を使ってはいけない」というルールです。
もし「将棋は指す」「囲碁は打つ」というのを絶対として差別化するならこの言葉は「指し歩詰め」や「置き歩詰め」になっていなければおかしいんですが、モロに「打ち」歩詰めと言っています。
なので、そこまで深い意味はなく、盤外から盤上に置くことを「打つ」と表現していた証拠になるんじゃないでしょうか。
棋譜でも持ち駒を使った時に同じ種類の駒とダブるなら「5二金打」などと表現して区別しますしね。
完全な予想ですが、何となく将棋と囲碁の差別化をしつつ、盤上にあるものを動かしたのか、盤外から盤上に置いたのかを表現するために「指す」と「打つ」を使い分けていたんじゃないかと思います。
その特徴として盤上の駒を動かす事が多い将棋を「指す」と表したんじゃないかと。
とりあえず今回はこういう方向で話を進めさせてもらいます。
将棋は「指すもの」でも、駒を「打つこと」があるので「指す」でも「打つ」でもどっちでもいい
私の勝手な説により・駒を滑らすことを「指す」と表現する
・盤外のものを盤上に置くことを「打つ」と表現する
というのを前提とする場合・・・
・現代は駒を滑らす人はほぼ皆無でみんな駒を打っている
・持ち駒を使うことを「打つ」と表現している
というのを踏まえると
「将棋を打つ」と言っても間違いではない
と言えると思います。
だってどう見ても打ってるんだから
こう考えると「将棋は指すもの」という事でマウントを取ってくるゴミが必ずしも正しいとは言えないんですよね。
まぁ簡単に言うと
どっちでもいいんだよ ボケが!
という事です。
指そうが打とうが何の違いがあるんだよって話。
ちょっと知った正しい日本語を使ってマウント取ってんじゃねぇよクズが
てめぇは言葉の間違いをしねぇのか?あ?
だいたいよ、持ち駒を使う時は「打つ」っていうんだから「将棋を打つ」でも間違いじゃねぇんだよ
将棋は「指し」もするし「打ち」もするんだから
「打つ」って言った人に「指す」でマウントを取るなら「打つ」と表現される持ち駒を使うんじゃねぇ
てめぇはチェスでもやってろ
サッカーと同じ轍は踏むな
藤井二冠のおかげでほとんどの人が見向きもしないマイナーな将棋に興味を持つ人が増えたのに、新規参入者を排除するってバカすぎるんだよ。それが自分の首を絞めてるってなんで分からねぇの?
ただでさえマイナーな世界なんだからそんな事をしてたら将棋そのものが危うくなっちまうんだよ。
ワールドカップでサッカーに興味を持った初心者を「にわか」とバカにして排除したエセサッカーファンと同じ。
興味を持った選手のファンになってサッカー観戦に来てくれるかもしれない新規客を潰すってバカだと思わなかったか?
そんなことしてると業界に入ってくるはずだったお金の流れが止まって衰退しちまうんだぞ?
本当にサッカーが好きなのか疑問に感じるだろ?
「指す」でマウント取ってるお前がやってるのはあの時のバカなサッカーファンと同じクズ行為だからな。
新規客を大切にしない業界に未来はねぇんだよ
お前、将棋が好きじゃねぇのか?好きなら何でマイナスな事やってんだよ。
お前も「にわか」だった時期があったろ?初心者だった時期があったろ?
その頃を思い出して自分がどれだけバカなことをしてるクズか自覚しろ。
こういう事って中途半端に力がついた「中の下 ~ 中の中」くらいの奴がやりがちなんだけどさ、上には勝てないから下を潰すって最低すぎだろ。
お前みたいな奴はオフサイドが分からない初心者を馬鹿にするゴミサッカーファンみたいに初心者いじめもしてねぇか?
駒も落とさず平手で手を緩めずに対局してるだろ。
ミスして「ちょっと待って」って言った初心者に
「待ったをすると強くなれない」
とか最もなことを言って優越感に浸りながら潰してたりしてねぇか?
言ってることは間違っちゃねぇけどそれはまだ先の話だろ、まだ強さなんて求めてやってねぇから。
どんな事でも何となく楽しいからやってる時期があるだろーが。
その時に楽しさを教えることが大切じゃねぇのか?
待ったを10回くらいOKにしてどうにか勝つ事でも楽しかったりするんだよ、ミスを修正して自力で勝ってることに変わりはないからな。
徐々に将棋っぽくなってきたら「待った」をなくして慎重に読むことを教えりゃいいんだよ。
頭の中で考えるなら待ったを何回してもいいんだから、よく考えてから指すってのを教えりゃいい。
いきなり正しいルールを押し付けて一切勝てない状況がどれだけ初心者を潰す行為か考えろや。
将棋をやってる人間の中ではお前だって弱い部類に入るんだから少しは謙虚になれボケ。
最後に
久しぶりに盛大に愚痴ってみました。もし批判コメントが来るならこういう事を言われるだろうなぁ・・・というのがいくつか浮かんでいますね。
何ヵ所かツッコミやすい所がありますから。
読み返すと言い過ぎ感がなくもないですが、まぁ本音なのでこのまま載せます。
どうせはてなのドメインに戻ってアクセスが死んだブログだからこの記事を読まれるのは1年後くらいだしさ。
しかしアレだよね、自分の勝手な説でここまでメチャクチャに書けるってある意味才能だよね。
結局の所、なんで「将棋は指す」っていうのか分からないまま記事にした辺り、ネットの闇に埋もれる死んだ記事を書く天才じゃないだろうか・・・
とりあえず、「将棋は指すって言うんだよw」とか得意ぶってマウントを取ってくるような人には
「じゃあ持ち駒は打つんだから使えませんね」
という皮肉を込めて
「チェスがお好きなんですか?」
って聞き返してあげましょう。