最近、よく「きのあ将棋」で遊んでいます。
1~2年前は強敵だった「郷谷さん(上級)」にも安定して勝てるようになって、少しばかりの成長を感じますよ。
今は後手番で郷谷さん(上級)と遊ぶことが多いんですが、ちょっとしたパターンが見えてきたので、もしかしたら攻略情報になるかもしれないと思い記事にする事にしました。
先手番の郷谷さんを8割くらい同じ形に誘導できる1手を紹介します。
持久戦に持ち込める△4三銀の発見
先手が郷谷さん、後手が私です。初手から、▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲7六歩 △4四歩 ▲4八銀 △3二飛(下図)
と三間飛車にする所から攻略は始まります。
郷谷さんは居飛車で来ることが多く、飛車先をしっかり伸ばしてくるので8割くらいこうなりますね。
ここから同じ形に持ち込む手順があります。
上図以下、▲6八玉 △4二銀 ▲7八玉(下図)
と進み、次の一手がポイントの一手です。
上図以下、△4三銀(下図)
早々に銀の形を決めてしまう△4三銀 が郷谷さんを固定パターンへ誘う一手となります。
この手を指すと高確率で次の手を指しますから。
上図以下、▲7七角(下図)
△4三銀 には持久戦を宣言する▲7七角 と指してきます。
こうなるとある戦法のカモになる展開になり、こちらが気持ちよく攻める展開に持ち込めます。
その戦法というのは・・・
三間飛車藤井システムで先手番の郷谷さん(上級)を攻略しよう
△4三銀 を早めに決めると8割くらい持久戦に誘えることに気付き、かなり前に買って以来ずっと本棚に置きっぱなしになっていたが役に立つ時が来ました。
持久戦になった郷谷さんはこの本に書かれているのと近い形に持ち込みやすく、角筋に入った玉を気持ちよく攻める展開になりやすいです。
三間飛車藤井システムの基本に忠実に指していくだけでいいので、振り飛車党の方なら案外簡単に勝てるんじゃないでしょうか。
持久戦に持ち込んだ上図からいくつか分岐点があるんですが、けっこうパターン化できそうなので、情報がまとまったら攻略記事を書くかもしれません。
まぁ書くにしてもいつになるかは分かりませんけど・・・
今回の手順を踏めば「先手番郷谷さん」は「三間飛車藤井システム」の良い練習相手になるので、興味のある振り飛車党の方はお試しください。
これを機に「元祖・藤井システム」より進化した穴熊崩しを学んでみるのもいいかもしれませんよ。
~ 追記 ~ 後日、少しずつ手順がまとまってきました
同じ形に誘導できる手順がまとまってきたので記事にしました。三間飛車藤井システムでの郷谷さん攻略に興味がある方は下記リンクの記事をどうぞ。