人生詰んだニートのブログ

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専門学校の良し悪しを判断するなら「就職率」より「卒業生の就職先」を見よう

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頭が悪いから大学に行けない・・・

就職するにもまともな求人がない・・・

何か資格を取るために専門学校に行った方がマシなのか・・・

どうしたらいいんだろう・・・

この先の人生、まったく希望が見えない・・・


みたいな感じで先行きの不安を抱えている底辺高校生のみなさん、こんにちは。


底辺高校を卒業し、願書を出せば入れる専門学校へ進み、どうにか卒業したので最終学歴が専門卒の30代職歴なしニートことヤスです。


底辺高校に通っていると卒業後の進路の選択肢のなさに絶望することってありますよね。


大学に行ける生徒なんて一部のまじめだった人だけで、ほとんどの人は


「手取り12万もない会社への就職」

「誰でも入れる専門学校へ行く」


という感じになりがちです。


底辺高校に来る求人って本当に意味不明のものばっかりですし、まともな専門学校の入試に通る能力もありませんから・・・


中には進路未定のまま卒業する人もいたりして、


そのままニートになるかフリーターになるか


の底辺路線しかないパターンもあり、人生の岐路として明らかな勝敗がついている感じだと思います。


どうしてこうなった・・・


と思うかもしれませんが、自分の学生生活を振り返れば言い訳のしようもない納得のゴミっぷりを痛感するだけですよね。


堕落した生活を送ってきたんだからこうなるのも当たり前です。


ここで自分のピンチ具合に気付き、どうにか人生をやり直そうと


「心を入れ替えて専門学校に行く」


というのが挽回のチャンスになるんですが、1つ気を付けた方がいいことがあります。


それは・・・


ダメな中でも特にハズレの専門学校を選ばない


ということです。


専門学校ってけっこう基準が曖昧で、ただ金儲けのためだけに作られた低品質な学校もあったりします。


なぜこんなことが言えるのかというと、私がけっこうハズレの専門学校へ行っていたからです。


なんつーか授業のレベルの低さや講師のゴミっぷりが酷かったですから・・・


願書を出すだけで入れる専門学校はけっこう地雷が潜んでいますね。


お金を払いさえすれば誰でもOKなので、結局はゴミの掃き溜めみたいな感じになって講師も生徒もどうしようもない人が集まります。


この手の専門学校は


就職率の高さ


を売りにしていることが多いんですが、就職率なんてどうとでもなるのでそこに踊らされてはいけません。


大事なのは就職率ではない


というのは卒業した今だからこそ分かりますね。


本当にハズレの専門学校を選ばないためにはここが大切なポイントです。


今回は、これから専門学校への進学を考えている底辺高校生に、ちょっとだけ注意して欲しい話をしようと思います。


「就職率」より「卒業生の就職先」を見よう

よく見る専門学校のCMとかだと


就職率90%以上!


みたいなのがあったりしますよね。


これを信じて


「卒業後は高卒よりはマシな所へいけるかもしれない」


と釣られてしまうかもしれませんが・・・


大事なのは就職率じゃねぇ!


っていうのに気付いてください。


就職率なんてのは生徒が諦めて高卒と変わらないようなゴミ会社に入ってもプラスに換算される曖昧な数値なんですよ。


そこに踊らされると高い学費を払ったのに底辺高校卒業と変わらない悲惨な就職先に行く最悪の末路を辿りかねません・・・


重視すべきは「就職率」ではなく「就職先」です


そもそも専門学校っていうのはある程度進路を絞ってその専門の分野への就職を目指す場所です。


「その目的の就職先へ行けたか」


が大切になります。


これができてない学校はだいたいレベルが低いので要注意ですよ。


それを見極めるためにも大まかな情報じゃなく、もっとピンポイントな情報を求めましょう。


専門学校も大学のオープンキャンパスのように見学に行くことが可能だと思いますが、その時に就職率を売りにした話をしてきたら一言こう質問を返しましょう。


「卒業生が就職した業種の割合はどうなっていますか?」


もうちょっと踏み込むとしたら


「去年の卒業生の就職先一覧などは見せて頂けませんでしょうか?」


くらい言ってみましょう。


これはけっこうダメな専門学校の急所を突くかもしれませんから。


ここで嫌な顔をしたり渋るような対応をするならダメな学校でしょうね。


専門学校で学んだことを活かせる就職先に就けてないってことですから。


ダメな専門学校は就職先がけっこうメチャクチャです


これは私が卒業した専門学校の現状を見たからこそ言っていたりします。


私が通っていた専門学校はIT系で


プログラマー
・ネット関連の会社


への就職を目指す学校だったんですが、その手の業界に入れた人は100人くらいいた生徒の中で10人もいませんでした。


ほとんどはバイトしていた所にそのままフリーターとして残ったり、専門学校とは全然関係ない飲食店や小売店に就職したりと


底辺高校からそのまま就職した方がよかったんじゃない?」


と思えるような感じでしたから。


専門学校の授業のレベルが低すぎて資格取得率も低く、何のために行ったのか分からない惨状でしたね。


そもそもIT系に就職した人は入学当初からすでに独学でやっていた優秀な人で、専門学校の授業は関係ない感じでしたし・・・


「どっちが講師なん?」


ってくらい生徒の方が詳しいっていう悲しい現実を目の当たりにしましたよ・・・


でも、一応就職自体はしている人が多かったので


就職率だけで見れば90%以上


になっていたんじゃないでしょうか・・・


就職率は高いけど就職先は悲惨


というゴミ専門学校のリアルな現実をそのまま体現した感じになっていました。


IT系には受からないと分かった人たちのなりふり構わない必死な就職活動は地獄のような感じでしたしね。


ちなみに、私は就職できず卒業と同時に警備員としてフリーターデビューしたんですが、卒業後に専門学校から電話が掛かってきて


「今はどちらで働いていますか?」


みたいなのを聞かれ


「〇〇警備会社です」


って答えたんですが、バイトだって言わなかったのでもしかしたらこれも偽りの就職率の1つに換算されていたのかもしれません。


卒業後にわざわざ仕事先を聞くなんて、私のような生徒のせいで下がった就職率を少しでも上げようと


「働いていれば就職したことにしよう」


という魂胆だったんだとしか思えませんし・・・


まぁ実際はどうなのか分からないのであんまり強くは言えませんけど・・・


とりあえず「就職率ばかりを売りにしている専門学校は地雷」だというのは言えると思います。


「どこでもいいから就職したい」


っていうなら別に高校の時に就職すればいいので、専門学校に行くならもう少し考える必要がありますね。


最後に

底辺高校に通っていて進路を決めなければいけない時期が近付いてきた今、専門学校を視野に入れているのならこれだけは忘れないでください。


「就職率」より「就職先」を重視する


美容師とか調理師を目指す学校ならハッキリしてるので大丈夫だと思いますが、IT系の専門学校はけっこうレベルや内容が曖昧なので気を付けましょう。


IT系の資格なんてのは独学でもどうにかなるものばかりですし、難しい資格を取得した生徒がいることをやたら売りにする学校は危険ですよ。


たまたま最初から優秀な人が受かっただけかもしれませんから。


見学の時は良い面しか見せないのは当たり前なので、ちょっとだけ急所をエグってみるのをオススメします。


「去年の卒業生の就職先ってどうなってますか?もし可能であれば一覧を見せてください」


の一言に嫌な顔をしたり濁すような対応をするなら最後の最後に受ける学校として保留した方がいいと思います。


もし見せてもらえたらその専門学校に行った意味がある就職先に就けている人の割合を見てください。


もし意味不明な会社に行っている人が多かったらレベルの低い学校だと思うのでボツにする決意をしたあと


「あれ?この専門学校って〇〇について学ぶのに〇〇系に行っている人は少ないんですね」


とチクリと刺してお礼を言いましょう。


今回の話はゴミ専門学校を卒業した私なりの基準なので、各自知りたいポイントがあるならそれは妥協せずに聞くようにしてください。


私の行っていた専門学校ほど悲惨な所はそうないと思いますが、レベルの低い専門学校は無数にあるので気を付けてくださいね。


とりあえず、卒業生の就職先を知るのは大切なことなので、なんとなく見学の時に聞いてどんな対応をするのか見ておくのは悪くないですよ。