ここ10日くらい、稲刈りの手伝いに田舎へ行っていました。
今年はコロナの影響もあってお米の値段が下がっているらしく、米農家にとってはけっこう厳しい状態になっているみたいです。
刈ったお米を出荷している米屋さんがけっこう苦しいっていう話をしていましたから・・・
飲食店がまともに営業できない影響は地味に広がっているみたいです。
私の場合、小規模農家なのでそこまで影響はありませんが、本業の農家さんは収入が激減して地獄かもしれませんね。
多少値下がりはしたものの、とりあえず納屋に1年分のお米は確保できたので今年も空腹で死なないことは確定しました。
餓死しないことに感謝して新穀を食べようと思います。
合体すると必ずしも効果が倍増するわけじゃない不思議・・・
冒頭はいつものムダ話で始まりましたが、お米の値段が下がっているなんて話はどうでもいいんで忘れてください。田舎で個人的にちょっと不思議なお菓子を食べたことを書いてみようかなと思っただけなので・・・
皆さんは「かりんとう饅頭」って知ってますか?
その名の通り、外が「かりんとう」のような黒糖のカリカリした皮で出来た饅頭なんですが・・・
これが美味しかったんですよ・・・
でも、それが不思議だったというか・・・
というのも私・・・
「かりんとう」と「饅頭」が嫌い
だからです。
単品だとどちらもピンと来なくて好きじゃなかったんですよね・・・
そもそも黒糖がそんなに好きじゃないからカリントウを受け付けなかったのと、饅頭の皮のパサパサモサモサして水分を奪う感じが嫌いだったのがあって・・・
でも、この嫌いなもの2つが合体したら美味しかったという意味不明なことになりました・・・
「1口だけ食べてみたら?」
の言葉につられてちょっと食べたら・・・
「ん?・・・なにコレ・・・ちょっと美味しい・・・」
「食える、食えるよ!」
と、まるで嫌いだったニンジンをケーキにしたら食べられた子供のような感動を覚えてしまったわけで・・・
なんで嫌いなものを掛け合わせたら美味しくなるの?
よりマズくなるのが普通じゃない?
マイナスとマイナスを掛けるとプラスになるとかそんなん?
マジで意味が分からねぇ・・・
これはアレよ・・・
子供の頃の理科の授業で体験したあの不思議に似てる・・・
ちょっとイカれたサイコ感のあるN先生の話を思い出す・・・
「酸素は火を燃え上がらせる気体だ」
「水素は火で爆発する気体だ」
「じゃあこの2つを合わせたらどんなものができると思う?」
みたいな子供をワクワクさせるような話をしてきたあの時のような感じ・・・
その答えが
「大爆発する爆弾ができる!」
と嬉しそうに言った生徒をガッカリさせる「水」だったっていう意味不明なアレだ・・・
「なんで?なんで火で燃えて爆発する2つが合わさると火が消せる水になるの?」
という質問にニヤリとしただけで答えてくれず、心にわだかまりが残った出来事・・・
かりんとう饅頭を食べた時にこの風景が浮かんじまったわ・・・
そういや、なんで酸素と水素が合わさると火が消える水になるんだろ・・・未だに分からねぇや・・・
ググれば分かるんだろうけど、調べるのもめんどくさいくらいのことなんだよね・・・
今はそれじゃねぇ・・・
なんで「嫌いなもん」と「嫌いなもん」を合わせたら美味しくなったのかってことの方が気になるわ・・・
数学でも化学でも分からん謎よ・・・
う~む・・・改めてかりんとうを単品で食べると独特の黒糖感のある濃い甘みと喉がジリジリする不快感で美味しくないのは変わらないのに・・・
「饅頭は嫌いだけど大福は好き」
みたいな所にヒントがあるのかな・・・
俺の味覚をつかさどる脳に答えを聞いてみてぇわ・・・
なかやまきんにくんが筋肉に呼びかけるみたいに脳に呼びかけるキチガイ行動でもしてみようかな・・・
最後に
「かりんとう饅頭、美味しい」これだけの話でした。
でもホント・・・なんで美味いんだろうか・・・
この手の物って自分で買うことがないからなぁ・・・
確認するのもめんどくせぇ・・・
またおばあちゃん家にあったら改めて何が美味しいのか考えながら食べてみようかな・・・