ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】

30代職歴なしニートの闇を放出してるブログです

【きのあ将棋】郷谷さん(上級)を居玉棒銀で攻略(番外編2) ▲8八銀打と受けられた場合の指し方【一手損角換わり】

この記事は、きのあ将棋の「郷谷さん(上級)」を「一手損角換わり居玉棒銀」で攻略する記事の番外編です。

悪手の▲9一角 を誘うのが攻略のパターンなんですが、

「そう指さなかった場合はどうすればいいのか・・・」

という場合の対策になります。

今回は、定番の△9八歩 の垂らしに▲8八銀打(下図)と受けた場合の指し方を紹介します。

f:id:yasu200:20211119111636p:plain

角換わり端棒銀の定跡の復習と思って軽い気持ちでご覧ください。


棒銀の定番の手順からおさらい

先手が「郷谷さん」、後手が「私」です。

f:id:yasu200:20211119111723p:plain

上図は、後手の私が一手損角換わりから居玉で棒銀の形に組み、仕掛けのタイミングを迎えた所です。

ここから定番の端から仕掛ける端棒銀にいきます。

上図以下、△9五歩▲同歩△同銀▲同香△同香▲9七歩(下図)

f:id:yasu200:20211119111738p:plain

▲9七歩 では▲9四歩 と垂らす手もありますが、郷谷さんは▲9七歩 と受けることが多いです。

上図以下、△9八歩▲8八銀打(下図)

f:id:yasu200:20211119111636p:plain

この形では△9八歩 が手筋の一手で、先手がこれをどう受けるかで展開が変わります。

今回はガッチリ受ける▲8八銀打 と指してきました。

これが今回のポイントになる局面です。

この形は定跡書でもあまり触れられていないのもあり、指し方が分かっていない人が多いかもしれません。

実は私もよく知らないので、ここからAperyで検討した手順を紹介します。


Aperyが意外な指し方を見せてくれた

f:id:yasu200:20211119111636p:plain

ガッチリ受けられた上図。

どう指していいか分からないのでAperyで検討した結果、意外な一手が示されました。

上図以下、△3五角(下図)

f:id:yasu200:20211119111758p:plain

端を狙うことばかり考えていた私には浮かばない角打ちでした。

イマイチ狙いが分かりませんが、ここからの手順が面白かったです。

上図以下、▲1七角△同角成▲同香△5四歩(下図)

f:id:yasu200:20211119111809p:plain

角交換から予想外の△5四歩・・・

「5三に角を打たれたらどうするの?」

と思う手ですが、実戦はその疑問通り角を打ってくる展開になりました。

上図以下、▲5三角△6二角▲同角成△同金▲5九金(下図)

f:id:yasu200:20211119111823p:plain

角を打ち返して後手がスキのない陣形になりました。

もし△6二角 に▲7五角成 とした場合は角筋を活かして△2六香(下図)という手があるので後手有利になります。

f:id:yasu200:20211119111839p:plain

「Aperyの見事な角打ち」と「郷谷さんの自滅」で優勢に

局面を戻します。

f:id:yasu200:20211119111823p:plain

上図は▲5三角 に対し△6二角 から角交換をしてお互いにスキのない陣形になった所です。

ここから郷谷さんが自滅する感じで後手優勢になります。

上図以下、△5三角▲2四歩△同歩▲7一角(下図)

f:id:yasu200:20211119111909p:plain

9七の地点を睨みつつ△2六香 を狙う△5三角 は角が最大限に働く見事な一手ですね。

▲7一角 の割り打ちは郷谷さんがよく打ってくるバグ的な一手です。

上図以下、△7二飛▲6二角成△同飛▲6五金(下図)

f:id:yasu200:20211119111929p:plain

明確に先手が切れ筋になり後手勝勢です。

上図以下、△4二角▲4七銀△2五香▲5八飛△2九香成(下図)

f:id:yasu200:20211119111940p:plain

後手の攻めが気持ちよく刺さりました。

上図以下、▲8六歩△同歩▲5六銀△8二飛▲5四金(下図)

f:id:yasu200:20211119111948p:plain

ここから大差の圧勝劇になります。


AIの緩みない寄せ

f:id:yasu200:20211119111948p:plain

上図以下、△9九歩成▲同銀△8七歩成(下図)

f:id:yasu200:20211119112003p:plain

気持ちいい歩成りが入りました。

上図以下、▲8六歩△同と▲8八銀引△8七歩(下図)

f:id:yasu200:20211119112014p:plain

▲8六歩 を△同と と取った手が攻めを切らさないコツですね。

上図以下、▲7九銀△9七と▲6三金△6二歩(下図)

f:id:yasu200:20211119112026p:plain

△6二歩 と冷静に金を受けて、もし駒を渡した時のトン死筋も消す万全の態勢を築きます。

上図以下、▲8三歩△同飛▲7二金△9八歩(下図)

f:id:yasu200:20211119112052p:plain

決め手級の歩打ちで圧倒的な勝勢です。

上図以下、▲9八同銀△同と▲8四歩△同飛▲7七桂△9七角成(下図)

f:id:yasu200:20211119112059p:plain

後手の攻めが切れそうもなく、もう受けようがないですね。

上図以下、▲8五歩△9四飛▲8一金△8八歩成(下図)

f:id:yasu200:20211119112108p:plain

ここで郷谷さんの投了となりました。

▲7一角 の割り打ち以降は先手に何もさせない見事な指し回しでしたね。


最後に

角換わり端棒銀で▲8八銀打(下図)とガッチリ受けられた形の指し方をAperyに見せてもらいました。

f:id:yasu200:20211119111636p:plain

角を有効に使って端と飛車の両狙いをする構想が大切なのかもしれませんね。

▲8八銀打 の形は攻め切るのは容易じゃないのでしっかりした研究が必要になりそうです。

もし郷谷さん相手に似た形になったら今回のAperyの指し方をマネすればけっこういけると思います。

ここまで紹介した手順でけっこう勝てると思うので、郷谷さんに苦戦してる方はちょっとお試しください。

もし記事で書いた手よりもっと良い手があったらコメントで教えて頂けると幸いです。