30代職歴なし、「サンスイートうまっ」って思ったニートです、おはようございます。
今朝はちょっと息抜きっぽく
きのあ将棋の「クッキー」
を相手に、最近「ぴよ将棋w」攻略で練習してる
先手番ノーマル三間飛車
で遊んでみました。
「級位のひよこと似た攻略手順」と「寄せで使える定番の一手」をお楽しみください。
△４四角ってAIのブームなの？
先手が「私」、後手が「クッキー」です。
上図は、私のノーマル三間に対し、なにやら変則的な△４四角 と指してきた所です。
ぴよ将棋w でもやられたのでAIはこの手が好きなんでしょうか・・・
角の可動域が広いので上手く指されると大変そうですよね。
クッキーの無理な飛車先の突き捨て
本局はとりあえず無難な駒組みを進めて下図へ進みます。
ここから後手陣のちょっと浮ついた感のある陣形を揺さぶりにいきました。
上図以下、▲６八角 △２三銀 ▲７五歩 △３二金 ▲２八玉 △１四歩 ▲７六飛（下図）
角を右で使う石田流に組んでいきます。
上図以下、△２五歩 ▲５六歩 △７一金 ▲７七桂（下図）
これで準備は完了です。
あとはいつ▲４六角 や▲５七角 ～ ▲６五歩 のように使うかですね。
ちょっと万全な体制から仕掛けようと思っていた所、クッキーから「ぴよ将棋w」のようなミスが出ました。
上図以下、△２二角 ▲９八香 △８六歩（下図）
このタイミングでは無理な突き捨てです。
これを逆用して優勢を築きます。
上図以下、▲８六同歩 △９四飛 ▲８五歩 △４四角 ▲８六飛（下図）
これで８筋が受からず先手ペースですね。
シンプルに寄せる銀打ち
上図は、色々あって先手勝勢の終盤に入った所です。
ここからシンプルな手順で寄せていきます。
上図以下、▲２四香（下図）
まずは伸びすぎた歩の穴を突く▲２四香 からスタートです。
上図以下、△同銀 ▲同角 △３三角（下図）
王手を角で受けてきましたが、普通に指せばOKです。
上図以下、▲３三同角成 △同桂 ▲４一銀（下図）
そしてこの▲４一銀 が居飛車の囲いを攻略する定番の一手です。
竜の利きを活かした割り打ちで、確実に玉を薄くできますし、金駒がない後手は受けが難しくなっています。
上図以下、△５一金（下図）
クッキーが実戦で指してきたこの金引きには気持ちいい一手から詰みがあります。
上図以下、▲５一同竜（下図）
取れば▲５二金 の詰みなので逃げますが・・・
上図以下、△３一玉 ▲３二銀成 △同玉 ▲４一角（下図）
上に逃がさない角打ちで詰みます。
上図以下、△２二玉 ▲２三金（下図）
ここでクッキーの投了となりました。
以下、△２一玉 ▲３二角成 までの詰みですね。
おまけ：△５一金 じゃなく△５一香 と受けた場合
先ほど、▲４一銀 に対し、△５一金 と引いたので簡単な詰みがありましたが、「もし△５一香（下図）と受けた場合はどうすればいいの？」
という疑問を持った方がいるかもしれないので補足します。
これでもよく見る手筋で寄ります。
上図以下、▲５二銀成 △同玉 ▲７四角（下図）
この角打ちが分かりやすいです。
上図以下、△６三銀 ▲４一銀（下図）
合駒には▲４一銀 と玉を下へ落とす定番の一手が強烈です。
もし△６二玉 と逃げた場合は、▲６三角成 △同玉 ▲９三竜（下図）という感じで迫ればOKです。
▲４一銀 のおかげで△５二玉 と下へ逃げる手がなく、次に▲７五桂 からの詰みが受かりません。
なので▲４一銀 はシンプルに△同玉（下図）と取るんですが・・・
上図以下、▲６三角成 △５二銀 ▲６二金（下図）
という感じで詰めろで迫れば勝ちです。
上図以下、△３一玉 ▲５一竜 △２二玉 ▲２四香（下図）
上図以下、△２三角 ▲同香成 △同玉 ▲１一竜（下図）
これで受けがないですね。
たった一発の銀打ちで決まる▲４一銀（下図）は覚えておくとけっこう使えますよ。
最後に
三間飛車もちょっとずつ慣れてきたのか寝起きの頭でもどうにかなりましたね。比較的簡単な終盤とはいえ、パッと見えてよかったです。
次は「ぴよ将棋w」の初段くらいと遊ぼうかな・・・
