4回目の歯医者に行ってきました。
虫歯の治療は一段落したので、ようやく今回からメインの膿が出た歯茎の治療に入ります。
抜歯になるのか・・・
それともギリギリ歯を残せるのか・・・・
今月は運命の分かれ道になりそうです。
クラウンを外す作業で10分以上のドリル地獄を味わう
まずはレントゲンで膿が出た歯茎周辺を撮りました。画面に出たレントゲンを見る限り、歯の根っこの先にハッキリと膿が溜まってたりする感じはありません。
ネットで見た重症の人ほど進行しているわけではないようです。
イスを倒され口の中のチェックが始まります。
最初は歯茎の状態確認なのか、フィステルの痕がある所を何かの器具でグーっと押されました。
この刺激がけっこう強烈で、キーンとした刺激より強めのギィーンって感じで歯の奥に響く・・・
「あ、やっぱり歯茎の中は何かなってるのかもしれないな・・・」
という予感が走りましたね。
その後、治療方針が定まったようで
「今日はクラウンを取りますね」
と言われ、ここから予想以上の地獄が始まりました・・・
抜髄した歯に被せたクラウンは大きくしっかりした物だったため、外すのも容易ではなく
ギュイーン
という豪快なドリルでガッツリ削ったり・・・
キーン
といういつものドリルで細々削ったり・・・
キュリーン
というヤケに高音がするドリルで削ったり・・・
合間にペンチのようなもので
ガリッ
と詰め物を外す動きがあったりと・・・
歯医者にあるドリル総動員でガッツリ10分くらい掛けてクラウンを除去してる感じでした。
詰め物を削ってるので現実的には痛くないんですが、歯に響いてくる強烈で高音なドリルの感覚は過去の記憶を呼び覚ますのか
(なんか急に強烈な痛みが走りそうで怖い・・・)
という空想上の恐怖に耐える感じになってしまい、かなり精神的にも削られましたよ・・・
神経に触った時の痛みの怖さが身に沁みてる証拠ですね。
ドリルとペンチのコンボをくらいながら
(クラウンってこんなに頑丈にくっついてたのか・・・そりゃ10年経っても持つわけだよなぁ・・・)
と歯医者の技術に関心しながらも、あまりに続くドリル地獄に
(こんなに削ってたら歯がなくなっちゃうんじゃないの?)
という不安がよぎり・・・
「いつまで削るんだ・・・もうやめてくれぇ・・・」
って叫びたくなるくらい精神的に追い詰められていました。
10分くらいの出来事がこんなに長く感じたのは初めて胃カメラをやった時以来かもしれません。
得体の知れない恐怖ってのは時間を引き延ばしますね。
長い長いドリル地獄を乗り切り、クラウンを外した所に仮詰めをした後、今後の治療方針の説明が始まりました。
「レントゲンだと分かりにくいですが、この部分がちょっと割れてるかもしれません」
と「歯とクラウンの境目?」辺りを指しながら言われ、割れたかもしれない場所が
「歯」なのか「根幹治療した部分」なのか
どちらを指してるのかよく分かりませんでしたが、精神が削られたからか聞き返すこともできず、
「はい・・・」
と小声で答えることしかできません・・・
「これは次回しっかり確認しますが、もし割れてなければ根の治療を続けましょう」
「割れてた場合はここだけを切り離すことになりますね」
と続き、「切り離す」の意味もよく分かりませんでしたが
「はい・・・」
と答えるしかできず、もう気力がありませんでした。
今になって思うと、これは「抜歯するかもしれない」ってことかな?
ここだけを切り離す = この歯だけ抜く
って意味?
だとしたら(どこのことか分からないけど)割れてないことを願うしかないわな・・・
どちらにしろ治療期間も長くなりそうだからキツイ通院になりますね。
今年の夏は歯医者がメインか・・・
嫌な夏だわ・・・
お会計は900円でした
「ガッツリ削ったし治療費もけっこう掛かるのかなぁ・・・」とガックリしながらお会計へ向かうと
「900円です」
の予想外の言葉が・・・
あれだけ時間を掛けて1000円以下?
「歯石取り」や、あっという間に終わった「虫歯治療」の半額以下とは・・・
基準がわからねぇ・・・
歯医者は治療に使った素材が命なのかな?
まぁこっちとしては助かったからいいか・・・
予算的にはあと8000円くらいしか残ってないしね・・・
まだまだ長い治療になりそうだけど、無事に予算内で治療が終わりますように・・・
※5回目の歯医者の話は下記リンクからどうぞ。