人生詰んだニートのブログ

人生詰んだニートが「日々の愚痴」や「趣味の将棋」について書いているブログです。

鬱陶しかった「左利き」への誤解

スポンサーリンク

初めてスプーンを持ったのが左手だった

初めてボールを投げたのが左手だった


物心がつく前、まだ自分のコントロール権があやふやな1~2歳くらいの頃・・・


たまたま左手を使う頻度が多かった


こういうのが左利きの始まりだと思うんです。


何となく左手の方が使いやすいのかな?


って認識するというか・・・


ただ、最初にこれを認識するのが自分じゃないのがヤッカイな所。


当の本人は無意識で、まだ利き手がどっちかハッキリしてないのに


食事の時、スプーンやフォークをいつも左手で持っている

何かで遊んでる時、左手を使う頻度が多い


こういう姿を見た親に


この子は左利きなんだな


って判断されがちだからです。


まぁ、だいたいは無意識の通り左手が使いやすかったりするから間違いではないんですが・・・


親の優しさで


左利きだから左手を優先して使わせよう


みたいにすると


ちょっとギクシャクすることがある


ので気を付けないといけません。


私自身が左利きで、子供の頃に鬱陶しかった


左利きへの誤解


について書くので、もし似たようなことをしてるなら注意した方がいいかもしれません。


右の方が使いやすいこともある

左利きとして言いたいのは


絶対に左の方が使いやすいわけじゃない


ということです。


コレを本当に知って欲しい。


たまたま箸やスプーンは左手の方が使いやすかっただけで、他はそうでもなかったりするからです。


世の中の物が右利きに使いやすいようにできてるからか、物心がついた後に出会ったものは自然と右で使ったりしますから。


ハサミなんかは右手で使ってる左利きってけっこういません?


無意識に順応してるというか・・・


最初から右手で不自由なく使えるんですよ


それなのに「左利きだから」とムリに左でやらせてしまうとギクシャクするんです。


子供の頃によく言われたのがナイフとフォークですね。


ステーキを食べる時、自然に「左手にフォーク」「右手にナイフ」を持って使ってると、それを見た母親から


「左利きなんだからナイフは左手で持ちなさい、そっちの方が使いやすいでしょ?」


って何度も矯正されかけました。


右利きの人からすると「切る動作」が重要なのかナイフを利き手で持った方がいいのかもしれませんが・・・


左利きとしては「いつも通りフォークを左に持って、後から知ったナイフを右に持つ」っていうのが自然で違和感がありません。


「ナイフは右の方が使いやすいから大丈夫」


って何度言ったことか・・・


右利きの人って「片手しか使えない思い込み」があるのか、こういうのがイマイチ伝わらないのが鬱陶しかったですね。


そういえば小学生の頃に「消しゴム」でも不思議なことを言われたっけ・・・


「左手で文字を書いて右手で消しゴムを使える左利きはズルい」

「持ち替えの手間がないからロスが少なくて有利」


みたいなことを優等生っぽい子に言われた記憶・・・


いや、左利きが右手で消しゴムを使うのは、右利きの人が左手で消しゴムを使うようなもんなんだけど・・・


「左手で消しゴムを使えるように練習すればいいんじゃない?」


って言っても


「左手は使いにくい」

「左手が使える左利きはズルい」


みたいに返されて意味が通じてなかったっぽい。


小さなことですがこういう所に右利きと左利きの齟齬があるのかもしれません。


右も左も矯正しない方がいい

左利きは勝手に使いやすい方に順応するので


「右利きに矯正する」とか「左利きだから左を優先して使わせる」


みたいな片寄った矯正をせず


本人が使いやすい方に任せる


という見守り型で自然体を受け入れるのが良いと思います。


ここを間違えると右手が使えなくなって「生活しにくい左利き」になる可能性が高まりそう。


特に左ばかり使わせる 逆矯正 は止めてあげて。


利き手を理解した親の優しさだと思うけど


「なんで使いにくい方でやらなきゃいけないんだろう・・・」


って子供が混乱するだけだから。


本人の感覚を優先して右と左がバラバラでも気にしないのが一番です。


最後に

子供の頃に鬱陶しかった「左利きへの誤解」について書いてみました。


それぞれに左右の適性があるから片方に矯正しないで

やりやすい方を使うから放っておいて


これが言いたかっただけ。


今は昔ほど利き手を矯正しなくなったから似たような不満を持ってる子は少ないかな?


もし子供を矯正してる親御さんがいたら気を付けてください。


左利きってのは複雑だから・・・


自分の場合、


箸、ペン、ボールを投げる、パンチ、キック


なんかは左利きだけど


習字、ハサミ、包丁、ボールを蹴る、将棋の駒を打つ


とかは右利きだからバラバラだしね。


不思議なのは利き足の違い。


打撃系の「蹴り」は左利きなのに、スポーツとかで「ボールを蹴る」のは右利きなんだよね・・・


これは上半身との兼ね合いで変わってるのかな?


サウスポーの構えだと左足の方が使いやすいしね。


本能的に力を出さないと危ないものは左なのかも・・・


自分でもよく分からないやりやすさがあって説明できません。


「右利き」「左利き」って概念がややこしくしてる感じ・・・


本当は両方使えるのが生物として正しいとかない?


変に知能を得たせいで逆に損してるパターンとか・・・


もしかしたら「利き手」「利き足」を片方に寄せるのは間違ってるんじゃないだろ~か・・・