人生詰んだニートのブログ

人生詰んだニートが「日々の愚痴」や「趣味の将棋」について書いているブログです。

【ぴよ将棋w】後手番で Lv6 ピヨ吉(12級)を48手で攻略した一局【一手損角換わり】

今回は「ぴよ将棋w」の

Lv6 ピヨ吉(12級)

に「一手損角換わり」で挑み、48手で勝った一局を紹介します。

見所は

・乱れた駒組みを突く角打ち

・玉頭からの攻め

の2つです。

12級らしいミスを咎めて勝つ一例としてお楽しみください。


疑問の▲8六角

先手が「ピヨ吉(12級)」、後手が「私」です。

初手から、▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △3二金(下図)

ちょっと損に見える△3二金 から・・・

上図以下、▲2五歩 △8八角成(下図)

△8八角成 と角交換をして一手損角換わりのスタートです。

従来の角換わり定跡では「一手指さない方が有利になる局面」があって有力視されていた指し方ですね。

ただ、AI的には上図で先手に150点くらい評価値が振れているのと、先手の対策が進んだ現代では一手損がプラスになりにくい感じがあってイマイチな戦法かもしれません。

突き詰めていくと「やっぱり一手損は無理だった」という結論が出る日がくるのかもしれませんね。

上図以下、▲8八同銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀(下図)

△3三銀 と飛車先の歩交換を受ける所まで指せれば平和な序盤です。

ここから数手後に12級らしい意外な手が出ます。

上図以下、▲6八玉 △7二銀 ▲8六角(下図)

▲8六角 が初めて見た意外な手ですが、これは疑問でした。

持ち駒の角を使う場合

・馬を作れる
・駒得できる
・2つ(以上)の狙いを秘めている

など、明確にプラスになる時に打つ方が効果的なので、5三への角成り1つを狙った▲8六角 は簡単に受かるため怖くありません。

それと、角は持ち駒にあるだけで

「角打ちのスキを警戒した駒組み」

を意識させて縛りを与える効果があり、ヘタに打つくらいなら駒台にあった方が有効だったりもします。

序盤早々に角を手放した▲8六角 は、こういったメリットを放棄した上に

角を目標に攻めの形を作られる

という欠点も抱え、後手を楽にさせてしまうデメリットが大きい一手だと思います。

上図以下、△4二玉(下図)

角成りを受けながら自然に玉を囲えて後手ペースの序盤になりました。


ギクシャクした駒組みのスキを突く

ここから先手の駒組みが乱れて後手有利になっていきます。

上図以下、▲7八玉 △8四歩 ▲6八角 △6四歩(下図)

上図以下、▲5九角 △6三銀 ▲7九銀 △8五歩(下図)

後手がオーソドックスな腰掛け銀模様に組んでいる間に、▲6八角 ~ ▲5九角 や、▲7九銀 と手損をしたので後手有利になっています。

上図以下、▲1八飛(下図)

▲1八飛 は12級らしい悪手ですね。

ここで△5四角 と打って飛車取りに当てながら玉頭への攻めを狙ってもよかったんですが、本譜は無難にいきました。

上図以下、△5二金 ▲8八玉 △5四銀 ▲2七銀(下図)

焦って攻めず、△5二金 で自陣を整えて△5四銀 と攻め駒を前に進めれば充分です。

ゆっくり行くつもりだったんですが、▲2七銀 が明確な悪手だったのでトガめにいきます。

上図以下、△4五角(下図)

「銀取り」と「6七への角成り」を狙った角打ちで後手優勢です。

先ほどチラッと書いた「2つ(以上)の狙いを秘めている角打ち」というのは△4五角 のような手のことを指します。

先手はどうやっても後手の狙いを受けられず、不用意な駒組みをトガめられた感じですね。

上図以下、▲3六歩 △6七角成(下図)

もしこういう角打ちを食らった場合、損の小さい方を許すのが大事になります。

今回の場合、銀損は痛すぎるので▲3六歩 と銀取りを受け、馬を作らせるのが苦しいながらも正着です。

上図以下、▲5八金左 △7六馬 ▲3九金 △6五銀(下図)

▲5八金左 と▲3九金 は玉から駒を離してしまい「好きに寄せてください」と言わんばかりの疑問手でした。

ここから薄い玉頭を狙って寄せます。


シンプルな寄せ

馬の厚みと飛車を活用して攻めます。

上図以下、▲3八飛 △8六歩(下図)

△8六歩 がシンプルながら強烈な一手ですね。

もし▲8六同歩(下図)と歩で取ってきたら・・・

上図以下、△8五歩 ▲同歩 △8六歩(下図)

△8五歩 の「継ぎ歩」から△8六歩 の「垂れ歩」を狙う手筋で攻めるのが効果的です。

次の△8七歩成 が厳しく、▲7八銀 と受けても△8五飛 と走れば受けが難しく後手勝勢になります。

本譜は▲8六同角(下図)と取ってきたので・・・

上図以下、△6六馬(下図)

△6六馬 の王手から寄せを狙いました。

▲7七角 と角で受けると△7六銀(下図)が詰めろで入って後手の勝ちです。

なので▲7七桂(下図)と受けてきましたが・・・

上図以下、△7六銀(下図)

ここでも△7六銀 が厳しく後手勝勢になります。

上図以下、▲2八飛 △8六飛(下図)

ここは色々ありますが、△8六飛 と切ってしまうのが分かりやすいです。

上図以下、▲8六同歩 △7七銀成 ▲8九玉(下図)

あと3手です。

上図以下、△8八歩 ▲9八玉 △8七角(下図)

△8八歩 を▲同銀 と取るのは△同成銀 で詰むので▲9八玉 と逃げますが、△8七角 と先ほど取った角を打てば詰みですね。

ここでピヨ吉の投了となりました。


最後に

12級くらいだとけっこう早い段階で乱れてきます。

本局は▲8六角(下図)から疑問手の連続でしたしね。

こうなった場合、勝手にスキを作ってくれるので、じっくり守りを固めてチャンスを待つと勝ちやすいと思います。

慌てずに玉を囲い、変な手を待つのが攻略のポイントかもしれませんね。