ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】

「30代職歴なしニートの闇」と「現実逃避としてやってる将棋」について書いているブログです

【ぴよ将棋w】vs ひよ音(7級)なかなか勝てない初心者向けに基本的な指し方を紹介します【Lv11】

今回は「ぴよ将棋w」の

Lv11 ひよ音(7級)

に「先手番ノーマル三間飛車」で挑んだ一局を通し、なかなか勝てない初心者に向けて

・意味不明な駒組みをする相手への無難な指し方

・中盤にあったApery推奨の捌きの手順

など、棋力アップに役立つ考え方や手順を紹介します。

「ノーマル三間飛車の基本的な駒組みの手順」

から知りたい方は下記リンクの記事で解説したので、そちらから読むと分かりやすいと思います。


dame-ningen.hatenablog.jp


上記の記事と併せて、7級のひよ音に苦戦している方のヒントになれば嬉しいです。


相手の出方が分からなければ玉を囲うのが無難

先手が「私」、後手が「ひよ音(7級)」です。

初手から、▲7六歩 △8四歩 ▲7八飛 △8五歩 ▲7七角(下図)

まずは無難に飛車先の歩を受ける▲7七角 からスタートしました。

ここから相手の様子を見つつ駒組みを進めます。

上図以下、△6二銀 ▲6八銀 △1四歩 ▲1六歩(下図)

序盤は相手の動きに合わせるように

・銀には銀
・端歩には端歩

という感じで動けば大きく崩れることはありません。

早めの△1四歩 はめずらしいですが、

穴熊ではなく急戦調の将棋にするのかな?」

と早い動きを察知するヒントになりますね。

上図以下、△4二玉 ▲4八玉(下図)

ここも相手に合わせて玉を囲っていきます。

上図以下、△3四歩 ▲6六歩 △5一銀(下図)

角道を開けず左美濃に組むのかと思っていたら△3四歩 と開けてきたので▲6六歩 と角交換を拒否します。

△5一銀 と引く手は級位のひよこがよくやってくる疑問の一手ですが、Aperyの評価値的にはそこまで悪手ではないので油断できない一手です。

何を狙っているか分からない場合は玉を囲って様子を見るのが無難です。

上図以下、▲3八銀 △7四歩 ▲6七銀 △4四歩(下図)

△7四歩 で急戦を匂わせてきたので▲6七銀 と少し備えます。

しかし、次の△4四歩 と角道を止めた手は守りを固める手なので狙いが分かりません。

7級なので初心者向けにチグハグな駒組みをしているだけなんだと思いますが油断せず進めます。

上図以下、▲5八金左 △3三角 ▲3九玉(下図)

スキを見せずに玉を囲っていけば問題ないですね。

上図以下、△5四歩 ▲2八玉 △9四歩 ▲5六歩(下図)

ここまで陣形が整えばそう簡単に負けません。

序盤の駒組みをする時の1つの考え方として

「相手の狙いが分からないなら攻めを待ち受けながら玉を囲って待つ」

というのはけっこう有効なので、自分からヘタに動きすぎて悪くすることがあるなら試してみてください。


Apeyr推奨の軽く捌く手順

先手としては陣形も整い、こちらから仕掛けても悪くない局面です。

まずは一歩交換を狙いに動きます。

上図以下、△5二金右 ▲6八角(下図)

▲6八角 と引いて飛車筋を通すのが三間飛車らしい軽い一手です。

軽快に指すなら▲7五歩 △同歩 と突き捨ててから▲6八角 と引く手順もあります。この辺は好みですね。

上図以下、△4三金 ▲7五歩(下図)

飛車先の一歩交換をして飛車を軽くすれば動きやすくなります。

上図以下、△2二角 ▲7四歩(下図)

普通は△7五同歩 ▲同飛 と進むんですが、7級ということもあり放置してきました。

そのミスを活かして▲7四歩 と取り込み、大きな拠点ができたので先手優勢です。

上図以下、△6二銀(下図)

△6二銀 は次の▲7三歩成 を受けた手ですが、ここでApery推奨の振り飛車らしい捌きの手順があります。

上図以下、▲4六角(下図)

飛車を牽制する▲4六角 が捌きのスタートです。

上図以下、△9二飛 ▲7五飛(下図)

△8四飛 のように縦に飛車が逃げると▲9一角成 と香車を取られるので△9二飛 と逃げますが、そこで▲7五飛 と浮くのが気持ちいい一手です。

次に▲8五飛 と回れば飛車成りを受ける手がなく早くも先手勝勢になります。

△9三桂 として▲8五飛 を防ぐと、▲7三歩成 があるので後手に受けがありません。

こういう手がパッと見えると楽しくなりますね。


私の指した地味な手順

実戦では▲4六角 ではなく▲7六飛(下図)と指したので地味な展開になっていきます。

この手は

「▲7七桂 から左の桂馬を使おう」

という意味で、次善手くらいの一手です。

上図以下、△3三角 ▲7七桂 △6四歩 ▲6五歩(下図)

▲7七桂 と跳ねた手に△6四歩 としてきたので、桂馬を跳ねるために▲6五歩 と突っかけます。

これはこれで悪くないんですが、先ほどの▲4六角 の展開と比べるとちょっとモッサリしていますね。

上図以下、△5三金 ▲6六銀(下図)

▲6六銀 で銀も攻めに参加させて左辺の駒を捌きます。

上図以下、△1五歩 ▲同歩 △5二金上 ▲7五銀(下図)

▲7五銀 まで進めれば厚い攻めになってそう簡単に切らされることはありません。

上図以下、△2二角 ▲6四歩 △4三金寄 ▲6五桂(下図)

これで左辺の駒が急所に働いてきて好調ですね。

上図以下、△3三桂 ▲6三歩成 △同金 ▲6四歩(下図)

▲6三歩成 ~ ▲6四歩 が金を捕獲する手筋です。

斜めに引けないのでどう転んでも金を取られる運命にあります。

上図以下、△5三金右 ▲同桂成 △同銀(下図)

△同銀 ではなく▲同金 と金で取った場合は▲6三歩成 △同金 ▲4六角 とすれば攻めが続きます。

本譜は△同銀 と銀で取ったので絶好の一手があります。

上図以下、▲6三歩成(下図)

急所に「と金」ができて勝ちは目前です。

上図以下、△6四歩 ▲7三歩成 △同桂 ▲5三と △同金(下図)

ここで振り飛車らしい一手があります。

上図以下、▲6四銀(下図)

急所に飛車筋を通す銀捨てで勝負ありです。

上図以下、△6四同金 ▲7三飛成(下図)

玉を睨みながら飛車・金の両取りの最高の一手が決まり・・・

上図以下、△5三銀 ▲8二竜(下図)

飛車をタダ取りして勝ちになりました。

あとは焦らずゆっくり迫ればOKです。

上図以下、△6二歩 ▲9一竜 △7四歩(下図)

ここで後手玉に詰みがあります。

最後に実戦詰将棋として出題するので、お時間のある方は解いてみてください。

答えは数行下の見出しで書きます。









実戦詰将棋の答え

では答えです。

上図以下、△4三香(下図)

と打てば詰みます。

・△3二玉
・△5二玉
・△4三同玉

の応手があるのでそれぞれ解説します。


△3二玉 と逃げた場合

△3二玉(下図)と逃げた場合は・・・

上図以下、▲4一竜 △2一玉 ▲3二金 △1二玉 ▲2一銀(下図)

とシンプルに王手を掛けていけば詰みます。

6八の角が玉の逃げ道を塞ぐ形で最後に働きましたね。


△5二玉 と逃げた場合

△5二玉(下図)と逃げた場合は・・・

上図以下、▲4一竜 △6三玉 ▲9三飛(下図)

から詰みます。

上図以下、△7三桂 ▲5二銀 △7二玉 ▲8三金(下図)

までの詰みです。


△4三同玉 と香車を取った場合

△4三同玉(下図)香車を取った場合は・・・

上図以下、▲4一竜 △4二銀引 ▲5二銀(下図)

から詰みます。

上図以下、△5三玉 ▲4三金 △同銀 ▲同竜(下図)

までの詰みです。

実戦はここで「ひよ音」の投了となりました。


最後に

「ひよ音(7級)」との一局から

・序盤の無難な駒組みの仕方

・Apery推奨の軽い捌きの手順

を紹介してみました。

低級のひよこに勝つには、実戦で紹介したように

「相手の動きに合わせながら玉を囲い、安全にしてから開戦する」

というのが大切になります。

そうすれば多少のミスをしても簡単に玉が詰まされることがないので負けにくくなり逆転のチャンスが生まれますから。

「相手に攻められるとすぐ詰まされてしまう」

という場合、玉を囲うようにするだけでかなり改善されると思いますよ。

「速攻で攻め勝つ」

という前のめりな感じで失敗してるなら

「玉の守りを固めて負けにくい形を作る」

という受け身な感じも意識してみてください。

玉を囲う大切さを知り

「負けにくい形に組むメリット」

を理解できれば7級には勝てるようになると思うので、そうなれば脱・初心者ですね。

今回紹介したAperyの手順なども参考に「ひよ音」を撃破しちゃいましょう。