人生詰んだニートのブログ

人生詰んだニートが「日々の愚痴」や「趣味の将棋」について書いているブログです。

【次の一手38】焦点を突いて動く

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先手優勢になるチャンスの局面です。

真部流を目指して☗5七銀型 三間飛車にしたけれど、4筋の位を取れず手詰まり模様になった将棋。

実戦は指し手が見えず☗9六歩 からひたすら手待ちしたんですが・・・

AIで検討したら「ここで動けば先手優勢(900点)」と示されました。

狙いは駒の焦点。

振り飛車らしい軽手で形を乱し、それに乗って手を繋いでください。

答えは数行下にあります。










次の一手の答え

正解は☗5五歩(下図)でした。

中央を制圧している「銀」と「角」の焦点を突くのが好手だったようです。

どちらで取っても形が乱れ、角の弱点を突いて手が続きます。


☗5五歩 に☖同銀 の変化

☖5五同銀(下図)と取ってきた場合は・・・

薄くなった角頭を狙い・・・

上図以下、☗4五歩(下図)

歩を突けば手が続きます。

角を取られるわけにはいかないので・・・

上図以下、☖4五同桂 ☗同桂(下図)

桂を犠牲に守るしかありません。

先手としては桂得できたので満足な分かれですね。

以下、☖3二金 のように自陣を整備する手には☗6七桂 と露骨に銀を取りにいけばいいですし・・・

☖2二角 と引き、次の☖4四歩 で桂を取り返そうとしてきたら☗6五歩(下図)と角道を開け・・・

☖4四歩 に☗5五角 の銀取りを用意すれば後手の狙い通りには進みません。

こうなると「浮いた角」と「5五の銀」の配置が悪く、後手が指しにくい将棋です。


☗5五歩 に☖同角 の変化

☖5五同角(下図)と取ってきた場合は・・・

角の薄みを狙い・・・

上図以下、☗5六銀(下図)

中央に銀を活用して・・・

上図以下、☖4四角 ☗4五歩(下図)

角取りに突けば・・・

上図以下、☖4五同桂 ☗同桂(下図)

好形を築きながら桂得した先手ペースです。

ここからの先手の狙いは・・・

上図以下、☖3二金 ☗4六桂(下図)

桂打ちで銀を引かせて・・・

上図以下、☖6三銀 ☗6五歩(下図)

角交換を迫る手順です。

この手は、次に☗6四歩 ☖同銀 ☗5四歩(下図)の攻めを狙っています。

以下、☖7七角成 なら☗5三歩成。

☖5四同歩 なら☗4四角 ☖同歩 ☗7一角(下図)で先手優勢です。


なので☗6五歩(下図)に何か対応しないといけないんですが・・・

以下、☖同歩 は☗4四角 ☖同歩 ☗5五角(下図)と飛車に当てながら「4四の歩」を取る手があって攻めが止まりませんし・・・


それを嫌って☗6五歩 に☖7七角成 ☗同飛(下図)と後手から角交換をしても・・・

相変わらず☗5五角 があるので忙しいです。

以下、☖4四歩 は☗5五角(下図)がそのまま刺さり・・・

次の☗4四角 と☗6四歩 を狙われて面白くありません。


☗7七同飛 に☖4四角(下図)と後手から角を打っても・・・

上図以下、☗5五角(下図)

角を合わされ・・・

上図以下、☖5五同角 ☗同銀(下図)

銀を急所に使われて上手くいきません。

以下、☖2二角 は☗6四歩(下図)の攻め合いが厳しいです。

以下、☖7二銀 は☗5七飛 ですし・・・

攻め合いに乗って☖5五角 と銀を取っても☗6三歩成 ☖同金 ☗5七飛(下図)と進み・・・

自然な流れで中央に勢力を集めた先手持ちの形勢になります。

以下、☖9九角成 なら☗7一角 が厳しいですし・・・

☗5七飛 に☖4四銀 と受けても☗7一角 ☖5二飛 ☗5五飛(下図)と切る手があり・・・

中央を守るのが難しいです。

以下、☖同銀 ☗5七桂成 ☖同金 ☗5四歩(下図)と進み・・・

攻めが筋に入った先手持ちの終盤戦になります。


これを避けるなら☗5五角 ☖同角 ☗同銀 の所で☖6五歩(下図)と歩を取る手が考えられますが・・・

上図以下、☗7五歩(下図)

7筋から動けば手が続く先手ペースです。

以下、☖同歩 は☗同飛 ☖7四歩 ☗6五飛 と歩を取りながら飛車を活用できますし・・・

☗7五歩 に☖5四歩 と銀取りに突いても☗7四歩(下図)の取り込みが厳しく・・・

先手の攻めが止まりません。

以下、☖5五歩 は☗7三歩成。

☖7二歩 は☗5三歩 ☖5一金 ☗5四銀。

☖7六歩 ☗同飛 ☖6七角(下図)と「飛」「桂」の両取りで攻め駒を責められても・・・

以下、☗7三歩成 ☖7六角成 ☗6三と(下図)から・・・

以下、☖同金 ☗5四銀(下図)と攻め合えば・・・

先手の寄せ合い勝ちです。

上図以下、☖4九馬 ☗同銀 ☖3一玉 ☗6三銀成(下図)

馬を切って薄くするのが終盤の手筋ですが、素直に対応すれば問題ありません。

次の☗6四角 が厳しいですし・・・

飛車を打ち込まれても☗3八銀打 とガッチリ補強すれば寄り筋もなく・・・

コレといった不安のない先手勝勢の終盤になります。


最後に

手厚く守られてると思った「5五」が弱点だったのは盲点でした。

まさか☗5五歩(下図)から動けたとは・・・

振り飛車を指すならこういう手に気付けないとダメでしたね。

4筋の位を取れなかった時の筋として覚えておこうと思います。