人生詰んだニートのブログ

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【実戦詰将棋27】両王手で下段に落とす【7手詰め】

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上図は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」との終盤戦です。

どうにかこうにか猛攻に耐え、△7三金 と手を戻したので手番が回ってきました。

ここから「3二の竜」と「持ち駒の角」が最大限に働くちょっと気持ちいい7手詰めがあります。

色々な詰み手順が見えるかもしれませんが、とりあえず7手で詰む手順を探してみてください。

答えは数行下の見出しで書きます。










実戦詰将棋の答え

では答えです。

上図以下、▲5二角 △6二玉 ▲6一角成(下図)

▲5二角 と打ち、それをすぐに成り捨てる▲6一角成 の気持ちいい両王手から詰みに持っていけます。

後手は馬を取るしかありませんが・・・

上図以下、△6一同玉 ▲7三桂不成(下図)

6一に玉が落ちたので8五にいた桂を不成りで跳ねれば金を取りながらのピッタリな王手になり・・・

上図以下、△7一玉 ▲7二金(下図)

あとはどこへ逃げても頭金の詰みです。


補足:初手は▲7三同桂成 でも詰みます

ちなみに、ちょっとだけ手数は伸びますが、初手は▲7三同桂成(下図)でも詰みます。

上図以下、△7三同玉 ▲5一角(下図)

この手順の場合は▲5一角 と離して打つのが好手です。

△8三玉 と逃げたら▲7三金 △9三玉 ▲8二銀(下図)とシンプルに王手していけば詰みなので・・・

▲5一角 は△同飛(下図)と取りますが・・・

上図以下、▲8二銀 △8三玉 ▲7三金(下図)

飛車の守りが消えた8筋に銀を打って▲7三金 と繋げれば・・・

上図以下、△9二玉 ▲9三銀打(下図)

▲9三銀打 までの9手詰めです。

どちらの手順も「3二の竜」と「持ち駒の角」が活躍する詰みでしたね。