ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】

「30代職歴なしニートの闇」と「現実逃避としてやってる将棋」について書いているブログです。

【実戦詰将棋36】2枚の竜で迫る詰み手順【11手詰め】

上図は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」との一局から切り取った実戦詰将棋です。

ここから「5四の竜」と「持ち駒の飛車」の2枚で詰ます11手詰めがあります。

上手く狭い方へ追いやる詰み手順を探してみてください。

答えは数行下の見出しで書きます。











実戦詰将棋の答え

では答えです。

上図以下、▲3四飛(下図)

玉の真上から飛車を打つのが詰みに持っていく一手になります。

△2二玉 と狭い方に逃げると▲5二竜 △2一玉 ▲3二飛成 の簡単な詰みなので・・・

上図以下、△4二玉 ▲4四飛(下図)

△4二玉 と逃げるのが最善ですが、▲4四飛 と1つ寄るのが好手で詰み筋に入ります。

△3三玉 には▲4三飛成 △2二玉 ▲5二竜左(下図)と迫れば・・・

以下、△2一玉 ▲3二竜上 までの詰みがあるため、▲4四飛 には△3一玉(下図)と下へ逃げるのが最善です。

この手には・・・

上図以下、▲5一竜 △2二玉 ▲4二飛成(下図)

合駒の利かない▲5一竜 で狭い所へ追いやって▲4二飛成 と竜2枚で迫る形を作ればOKです。

上図以下、△3二桂 ▲3一竜寄 △1二玉 ▲3二竜寄(下図)

あとは△3二合駒 に▲3一竜寄 の「一間竜」を決めれば▲3二竜寄 までの簡単な詰みですね。

ちょっと珍しい飛車2枚だけで迫る詰め将棋でした。

玉を狭い方へ追いやるパズル感を楽しんでもらえてたら嬉しいです。