上図は「きのあ将棋」の「郷谷さん（上級-）」に後手番で挑んだ時の終盤戦です。
先手が▲６一飛成 と攻めてきましたが、先手玉に詰みがあったので後手の勝ちになっています。
ここから上手く王手を繋げて詰ます13手詰めを考えてみてください。
答えは数行下の見出しで書きます。
実戦詰将棋の答え
では答えです。
上図以下、△７九馬 ▲同玉 △６八金（下図）
守備の要の金を取って△６八金 と打つのが詰みに持っていく一手になります。
上図以下、▲８九玉 △８八香（下図）
△８八香 で玉を吊り上げ・・・
上図以下、▲８八同玉 △７九銀（下図）
△７九銀 の拠点を作るのが急所です。
上図以下、▲８九玉 △７八金 ▲同玉 △６八角成（下図）
銀の利きを活かして△７八金 ～ △６八角成 と迫れば・・・
上図以下、▲８九玉 △８八銀打（下図）
あとはシンプルな銀打ちまでの詰みですね。
金が２枚あれば簡単な所、敵陣から拾う１枚しかないのでちょっと工夫が必要な詰み手順でした。
△７九銀 と急所に駒を残してから迫る感じはたまに使えるので、細かい王手を続ける時にお試しください。
