30代職歴なし、しょぼい資格は持ってるけど、もうその知識は失ってるから資格を持ってないも同然のニートです、こんにちは。
ネットでニートの事を検索していると
ニートって暇なんだから資格でも取ったらいいと思う、職歴がなくても専門的な資格を持てばいけるんじゃない?
という意見があったりします。
確かにこれはこれでアリな事かと思います。
時間はたっぷりあるわけですし、本気でやれば専門的な資格取得も目指せるかもしれませんから。
資格を持てば今よりは若干グレードアップするわけですし、現状がプラスに傾くかもしれません。
でも「本気でやれば」という条件を守れるならという話です。
ニートというのはこういう前向きな資格取得という現実も逃げの口実に使ったりする生き物ですから・・・
どういう事かと言うと・・・
働いていない事を正当化するために、逃げとして資格取得の勉強をしてる事を利用する
というゴミクズニートらしい言い訳が出てくるからです。
最初に書いたように、本気でやってちゃんと働く事まで見据えた上で目指しているなら良い事かもしれません。
でも、ニートが資格取得を目指す理由としては逃げを理由にしていることが多いです。
ニートというのはニート期間が長引けば長引くほど働いていない負い目に負けてきて、働かない事を正当化する何かを考え出したりするんです。
情けない自分を認めないため、働いてない自分はダメじゃないと思い込むためにね。
そしてそれを正当化するために逃げる先としてうってつけなのが「資格取得」だったりします。
「勉強するためにまだ仕事は探さない、勉強に集中する方が効率がいいから」
みたいな働かない理由をつけられるからです。
そして、勉強しているというのが今までの何もしてない生活よりはマシという事実から、ちょっと心が安らいだりするんです。
「自分は今、頑張っている」
という錯覚に陥るようにね。
その錯覚によって、働いてないのに働いている時と同じようにニートという現状の負い目がちょっと軽くなったりします。
「資格取得の先には仕事というゴールが見えるんだから、働くために頑張ってる以上、悪い事じゃない」みたいにね。
本気で資格を取るつもりなんてないのに・・・
ニートの方ならちょっと心当たりがあったりするんじゃないでしょうか?
まだ働きたくない、でも親からの「働け」っていうプレッシャーが強くなってきた・・・
このままじゃヤバイ・・・どうしよう・・・
「そうだ!資格の勉強をするって事で働かない期間をもうちょっと延ばしちまおう、これなら表向きまともだからいける気がする」
みたいにね。
頑張ってるフリを見せる事でもうちょっとだけニート期間を延長しようって感じでね。
多分、何名かのニートの胸には刺さったんじゃないでしょうか。
今回は、こういう感じで資格取得を逃げに使うニートをテーマに1記事書いてみたいと思います。
ニートと資格、このよくあるテーマについてね。
面接を受けるのが怖くて資格取得に逃げる事ってあるよね
何も持ってない自分を恥じて資格を取ろうと頑張る前向きニートもいる事はいます。しかし、そんな風に前向きに動けるニートというのはそういません。
心が負けの方向へ流されやすく、負けた自分にも慣れてきてしまっているからです。
そんな感じなのでほとんどのニートは結局、面接を受けたくない逃げで資格取得をしようと思ったりしてますから。
まぁこれは私の勝手な予想なんですが、そんなに間違った予想ではないと思います。
多分、このブログにたどり着いたニートは逃げ路線のニートが多いと思いますから。
なんてったってネガティブ系キーワードじゃなきゃ辿りつけませんからね。
・ニート 正社員
・ニート バイトをする
・ニート 就職
・ニート 働く
といった前向きニートワードではほぼ表示されないブログなので・・・
このブログにたどり着いた読者の中に、一度は「資格取得を目指す」という逃げを使ったニートもいるんじゃないでしょうか。
面接を受けるのが怖い、就職活動が怖い、だったらもうちょっと逃げられる資格取得をする方がマシ、みたいにね。
問題はそのあとです、結果が大切です。
資格は取れましたか?どうですか?おそらく受験すらしてなかったんじゃないでしょうか・・・
現状はより悲惨になってませんか?
結局、逃げで自分を正当化すると、より惨めになって現状はさらに悪化しますよね。
なので、本気で資格を取ろうと思わない限り、資格取得をするという選択肢は選ばない方がいいです。
余計に何も出来ない自分を心に刻んでしまう事になりますから。
地味にダメージを負うのでやめておきましょう。
仮に本気で資格取得を目指しても、それをゴールだと思うと危険
ニートが資格取得を目指すのは本気ならいいんですが、ちょっと勘違いをすると危険です。それは・・・
資格を取る事をゴールだと思ってしまうこと
です。
久しぶりに目標を掲げ、努力をし、成功する体験をする、というのはいいんですが、本来の目的を忘れてたりしませんか?
資格というのはあくまで通過点であって、ゴールは仕事に就くという事です。
ここを忘れがちなのがニートだったりします。
合格した事でなんか頑張った事に満足して燃え尽きてしまったりするんですよね・・・
「やった!資格を取った!俺は過去の自分とは違うんだ!頑張った!よくやった!あ~満足・・・」
みたいにね。
本当に頑張らなきゃいけないのはここからだというのに、本来の目的を忘れてたりします。
「資格を取った、やった、俺は頑張った!」
・・・で?
っていう事なんですよ。
この「で?」どうするかを忘れたりします。ニートには働くという思考が欠けてますから。
ここから本当に頑張らなきゃいけない事が待ち受けています。
今までずっと逃げ続けていた面接、就職活動という地獄がね・・・
それにぶち当たった時、その資格を取った勢いで進めるかというのに掛かっています。
意外とここでくじけるニートもいたりするんですよね。
資格取得をゴールだと思っていたから次へ進む気構えができてなく、いざ面接を受ける時、また恐怖に襲われたりします。
やっぱり面接は怖かったりするんですよね・・・
資格は取ったけど面接に受かるイメージが湧かなかったり、働ける自身がなかったりするからです。
そして冷静になった時、また新たな問題に直面するという事実に気付きます。
資格を取ったからといって人生がそこまで好転するわけでもないという事実にね・・・
資格を取ったからって絶対に仕事に就けるとは限らない
資格を取ったというのは立派な事実です、しかし、あなたには忘れてはいけない事があります。それは・・・
ニートだった事実は消えない
という事です。
そして・・・
資格を取ったからって絶対に仕事に就けるとは限らない
という事もね。
20代のニートならまだ希望はあるかもしれませんが、30代の長期ニートともなると実はけっこう微妙です。
資格があってもニートだった過去はやっぱり足を引っ張ったりするんですよね・・・
頑張って良い感じだったのに、また厳しい現実と戦う必要が出てくるんですよ。
現状はまだニートだという事実は重くのしかかってくるからです。
それに、資格は取ったからと言って必ず仕事に就けるという便利なものではありません。
その仕事をする権利を得るというだけであって、採用されるかはまた別の話ですから。
特に、30代を過ぎてたら資格より実務を問われるしね。
資格を持っているなんていうのはその仕事をする上では当たり前のことであって、年齢が上がるにつれてさらに先、経験というプラスアルファが求められます。
結局、面接で責められるポイントは職歴とか何も無い過去だったりして、あんまり変わらなかったりもするんですよね。
まぁ長々と書いてますが、私のネガティブ妄想での薄っぺらい考えだけどね。
でも、資格を取ったけどニートのままという人もいますし、そんなに簡単な事じゃないっていうのはあると思います。
そうなると、資格を取るのはプラスではあるんですが、頑張りがいがあるのか?という疑問も出てきます。
結局、働いていないという事実の方が重くのしかかってきますからね。
だったらどうすればいいのか、やっぱりこういうのがいいんじゃないかと思います。
働きながら資格取得を目指すのはアリ
結局の所、ニートの一番の弱点は「働いていない」「職歴がない」という事実だったりします。なので、実は資格を取るよりもまずやらなければいけない事があります。
それは・・・
とりあえずバイトでもいいから働く
という事です。
やっぱりまず、働いているという実績を作る事が前向きな事実になりますし、働くというハードルを越える事が一番の自信になります。
ニートの負い目はこの段階で消えますからね。
それに、働いたからって資格の勉強をしてはいけないなんて事はありません。
ここからステップアップするために、さらに上を目指すために資格を取るというのはすごく前向きで良い事ですから。
というより、これが普通なんですよね。
ニートは1つの事すらできないから忘れがちですけどね。
「働くために勉強だけをする」というのは学生時代にだけ許された特権です。
学生なんだから勉強さえしていればいいという恵まれた時代だけのね。
社会人っていうか大人っていうのは、働きながら勉強するものなんですよね・・・
この事実をニートは忘れてしまっています。
勉強だけしてればいいのは学生だけの特権
大人になったら働きながら勉強をする
これを忘れないようにしましょう。
まぁ自分で書いてて自分で守れてないのですごく重い言葉だったりしますけどね。
これ、もうず~~~っと前、15年以上前に誰かに言われた言葉だった気がします。
学生だった私に対し
「学生はいいよな、勉強だけしてればいいんだから、楽だよ」
という言葉から続けて言われた言葉だったような・・・
「大人は働きながら勉強もしなきゃいけないから大変だよ」
ってね。
う~む・・・誰だったかはハッキリとは覚えてませんが、今になるとなかなかに重たい言葉です・・・
ニートはもう学生じゃない大人という部類に入る状態です。
なので、働きながら更に上を目指して資格取得をするというのが大切だと思います。
結局、働かずに資格取得を目指しても、それはニート期間を延長させるための逃げである可能性の方が高いですから・・・
資格取得をしてまで就きたい仕事があるのなら、まずはバイトでもする。
そしてバイトをしながらその資格を取る、これが一番ニートにとって前向きな良い道だと思います。
最後に
ニートと資格についてなんとなくダラダラと書いてみました。結局の所、働かずに資格取得だけを目指し勉強するっていうのは現状が何も変わらないので逃げでしかありません。
おそらく「絶対に資格を取るんだ!これを取って働くんだ!」という必死感はないはずですから。
とりあえずまだ働かなくていいから安心する、受験日が来なければいいなぁ・・・って感じだと思います。
でも、働きながら資格取得を目指してるなら1つちゃんと行動した事で現状はプラスに働いてますし、働いた事でより上の段階へステップアップする意気込みも出てきてるかもしれません。
ちゃんと「現状を変えようと行動した人」と「逃げで行動したフリをしている人」とでは、気構えに大きな違いがありますから。
働いたという職歴というか経験を積みながらじゃないと資格取得というのは意味がないんじゃないかと思います。
だって、今の私が資格取得を目指すとしたら逃げが大きいですからね。仕事を探さない自分への言い訳です。
本気度がないので働かなくていい期間を延ばす為に逃げとしてやっている可能性が100%です。
なので、資格取得を目指すと決めたニートはまずバイトでもいいから働く事、そして・・・
ただ資格勉強だけをするのは逃げでしかない
というのを胸に強く刻みましょう。
仕事のために勉強だけしてていいのは学生まで、大人は働きながら勉強をする
という言葉を忘れずに、働きながら上を目指す事が大切だと思います。
ニートには厳しい現実なんだけどね・・・
まだ頑張る気力があるニートはこんな感じで頑張ってみるといいと思いますよ。
資格の勉強をする事よりも、まずは基本となる仕事(バイト)を見つける事から始めてみてはどうでしょうか。
その方がずっと現状が楽になりますから。
「資格取得のために勉強をするから働かない」というのは逃げでしかない
というのだけは忘れないようにしましょう。