ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】

「30代職歴なしニートの闇」と「現実逃避としてやってる将棋」について書いているブログです。

【ニートとは】ニート歴10年以上のガチクズニートが語る「ニートの実態と現実」

30代職歴なし、四捨五入したらニート歴が20年になるガチクズニートです、こんにちは。


今、この記事を読んでいるあなたは


ニートが起こした凶悪事件がニュースになったこと」


をキッカケに


ニート


という存在が気になって検索から辿り着いた人だったりしますか?


もしそうならこの記事を読めばあなたがニートに対して持った疑問を解消できるかもしれません。


なぜならこの記事は、


ニートの事件を見て「急にニート関連の検索をした人の受け皿」として書いた記事


だからです。


ニートブログを運営しているとニートが起こした凶悪事件」が大きく報じられた時にアクセスが増える傾向があるんですが・・・


そうなるとメディアの煽り気味な報道に釣られて


「すべてのニートは凶悪事件を起こす危険人物だ」


という思い込みをする人が多いのか


「お前もいつか人殺しをする日がくるんだから迷惑を掛ける前に死んだ方がいい」


みたいな誹謗中傷を書き込まれることがあったりします。


事件を起こしたニートのイメージが強烈すぎるせいで何もしてない私までとばっちりを食うというか・・・


そういった1人のニートのイメージだけで


「すべてのニートが同じなんだ!」


と判断してしまい、ブレーキが利かないまま誹謗中傷をしてしまう人達がコメントを書き込む前に


「この記事でニートの実態を知って、その誤解を少しは解消してくれ」


という願いを込めて書いたので、ニートのリアルを知りたい人に最適な記事になっていると思います。


通り魔なのか・・・

無差別殺人なのか・・・

親を殺したのか・・・

はたまたテロ行為なのか・・・


遠い未来にニートが起こした事件が何かは分かりませんが、しばらく話題が持ち切りになるニートの凶悪事件を見て


「そもそもニートって何?」

「どうしてニートなるの?」

ニートって何を考えて生きてるの?」

「やっぱりニートには頭がおかしい人が多いの?」


といった疑問や恐怖を持ち


「普段は関わることのない未知の存在であるニートの実態」


を知りたくなった方達に


10年以上もニートをしているニートの中のニート


である私が


ニートの現実」や「ニートの実態」


について分かりやすく解説するので、


ニュースでやたら恐ろしい存在


として扱われ、変な誤解を持たれがちなニートの本質に触れることで


「みんながみんな凶悪事件を起こす狂人ではないのかも・・・」


という安心感を持ってもらえたらと思います。


ニートを「悪」と決めつけて責め立てたいメディアが作り上げたイメージだけが全てじゃないと知ってください。


そもそもニートとは・・・

ニートのことを知るならニートの定義」が分からないと始まりませんよね。


まずはそこからいってみましょう。


ニートというのは・・・


「Not in Education, Employment or Training」


という言葉から単語の頭文字を取り


NEET


と略されたことで生まれた言葉です。


・Education(教育)
・Employment(雇用)
・Training(訓練)



・Not(~しない)


と否定している通り


・学校に行っていない
・働いていない
・就職活動をしていない
職業訓練を受けていない


という意味になり、日本ではそういった人の中でも


・15歳~34歳までの人


をまとめた総称になります。


簡単に言うと


「学校に行かず働きもしない若者」


のことですね。


要は


「社会に機能しないお荷物」



ニート


と呼んでいるわけです。


ただ、年齢についてはけっこう曖昧で、最近では40歳までニートと定義するという意見もあったりします。


あまりにも働かない大人が増えすぎたせいで若者だけを定義する言葉では収まらなくなっているのかもしれませんね。


とりあえず、


日本で生きる以上、学校へ行っているか働いているのが当たり前


なので


その当たり前から外れたアウトローな人間


を表す言葉と覚えておけば大丈夫だと思います。


人がニートになる理由

ほとんどの人が学校を卒業した後は働く日本社会において、その道から外れるマイノリティがニートです。


普通の人から見ると社会的に損な生き方に感じるので


「なんで働かないの?」

「働かないでどうやって生きていくの?」

ニートになるメリットってある?」

「そもそもなんでニートになったの?」


といった疑問を持つ方もいますよね。


「なぜニートになったのか」


ここが理解できないポイントだと思うので、10年以上ニートしている私が


なぜニートニートになったのか


を説明したいと思います。


実は


「なぜニートになったのか」


という質問をしている時点で1つ勘違いがあります。


この記事を読んでいるほとんどの方が


ニートになった人はニートになりたくてなった」


と思っていませんか?


もしそうならこの時点で大きなズレが生じています。


多分、ニートセミリタイアのような感じに捉えていて


「俺は働かねぇ!ニートになって自由に遊び回るんだ!」


みたいな感じで進んでニートになったイメージを持ってません?


中にはこういうニートもいるとは思いますが、おそらくほとんどのニートはそうじゃないと思います。


なぜなら、ニートは自ら望んでなるものじゃなくて


気が付いたらなってるもの


だからです。


ニート自身も別に


なりたくてニートになってるわけじゃない


んですよ。


実はニート自身も


なぜニートになったのか分かっていない


からです。


ニートとして働かずに生きるぞぉ!」


ってクズに振り切って生きているわけじゃないんですよ。


ずっと


「明日から頑張ろう」


と逃げ続け、その繰り返しを永遠に続けているような状態なんです。


頑張る明日が来ない


からずっと働いてないだけでね・・・


そして逃げ続ければ逃げ続けるほど挑戦が困難になっていき、ニートで居続ける毎日が続いていくんです。


ここが世間のニートに対する認識との大きなズレだと思います。


この誤解を解かないと話が始まらないんです。


この話について詳しくは下記リンクの記事で書いているのでそちらを参照してください。


「なんでニートになったの?」って聞かれてもハッキリ答えられないのはニート自身も分からないから【ニートがニートになった理由】 - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


「明日から頑張ろう」と逃げ続けて10数年・・・これがニートを抜けられない理由なんだよね - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


人生の困難から逃げ続けるニートが行動できなくなっていく理由 - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


ニートは楽


というイメージを持っているかもしれませんが、実際はそうじゃありません。


ニートは悩み苦しんでいます


でも、そう言われると


「だったらニートなんてやめて社会復帰すればいいじゃん」

「働けば解決だろ?」


と思いますよね。


でもそれができないからニートだったりするわけで・・・


次はニートニートを抜け出せない理由について話したいと思います。


ニートニートで居続ける理由

まず理解して欲しいのは


ニートになりたくてなっているわけじゃない


ということです。


望んで社会のレールから外れるわけないじゃないですか。


落ちぶれた今も


「どうにかまともな道へ戻りたい」


という気持ちはあるんですよ。


「じゃあ何でさっさと就職活動をしないの?」


という疑問を持つと思いますが、それにはニートになってしまう人なりの理由があります。


そもそもニートの始まりは


人生の失敗


が原因だったりするからです。


例えば学生時代に


不登校
・留年
・退学
・受験の失敗
・就職活動の失敗


などで人生につまづき、順調なレールから外れることがニートへの始まりだったりします。


みんなが普通にこなすことができない

自分だけが落ちこぼれる


というのが強烈な劣等感を生み、


そのまま精神を病んでしまって立ち上がれなくなったこと


ニートへのキッカケになるからです。


これを機に心が折れ、


困難に立ち向かう力を失ってしまう


んですよね・・・


ニートニートで居続ける理由の1つには


困難に立ち向かわず逃げ続ける


というのがありますから。


なんていうか、一種の精神病のようなものだと思います。


何かが欠落してしまっているんです。


これは人によってそれぞれ違うんですが、


生きるために必要な要素が何かをキッカケに失われてしまった


から二―トを抜け出せないんだと思います。


もしくは生まれながらにそういった逃げ癖を持っていたパターンか・・・


この辺はニートによって様々ですが、1つ共通しているのが


何でも逃げるクセがある


という所です。


人生を決める大きな岐路にぶつかった時、立ち向かうことをせず逃げ続けた人間・・・


それがニートだからです。


ニートニートを抜け出せないのは


「就職活動」


という困難に立ち向かわず逃げ続けているからですしね。


ちなみに私は


・生まれながらに逃げ癖を持ち
・失敗を機に更なる逃げ癖が確立した


ハイブリッドタイプのニートです。


子供の頃から


「やるべき時にやらない逃げ癖」


があったんですよね・・・


ニートになるべくしてなったエリート中のエリートニートです。


学生時代を振り返ったら言い訳ができないようなゴミ生活を送っていましたから・・・


ニートニートで居続ける理由はこういった要素が原因ですね。


その辺の詳しい話は下記リンクの記事で書いているのでそちらを参照してください。


「何もしたくない、何もできる気がしない」ガチクズニートの現状 - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


「ニートになる人は子供の頃からニートになる才能がある」という説が当てはまったニートの話 - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


ニートになりやすい学生生活の特徴を、実際にニートになった私の学生生活を例にして書いてみた - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


精神を病んでひきこもりになりニートになる

人生の失敗で精神を病むと


・現状の自分を他人に見られたくない
・人に会いたくないから外に出たくない
・人と関わるのが怖くなる


といった精神状態になり


ひきこもり


になってしまうパターンがあります。


ニート = ひきこもり


というイメージがあるくらいこの2つは密接にリンクしています。


そしてひきこもりになると負のスパイラルに陥って抜け出すのが困難になっていきます。


どんどん精神が病んでいき、ニート特有のあるあるネタに当てはまる状態になってしまいますから。


人と会いたくない > ひきこもる > 社会と切り離される > 社会不適合者になる > さらに人と会いたくなくなる・・・


という流れを経て、徐々に悪化してニート化していきます。


最初に訪れるのは


昼夜逆転


ですね。


ひきこもって社会に順応しない生活をしていると次第に生活リズムが狂い、気が付くと


昼間は眠って夜に起きている


という生活リズムになります。


こうなると社会復帰も遠くなり、さらに悪化したニート生活の始まりです。


社会不適合者にとってはこの生活が心地よい現実があり、自らの意志で抜け出すのは困難になります。


この状態を打破しないともう脱ニートは夢のまた夢になりますね。


その辺の詳しい話は下記リンクの記事で書いているのでそちらを参照してください。


ニートの生活が昼夜逆転したり夜型になる理由をニートの私の実体験から考えてみた - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


ニートを抜け出そうとしても難しい現実がある

精神を病みひきこもりになってしまった・・・

困難に立ち向かえずニートから抜け出せない・・・


というのがニートニートで居続ける理由なんですが


「このままじゃダメだ、どうにかしなければ・・・」


と、どうにかこうにか這い上がり脱ニートを目指す人もいます。


10年以上ニートしてる私でも


「胸を張ってニートをしているわけじゃない」

ニートじゃなく普通の社会人になりたい」


という気持ちはあるので何度か脱ニートを目指してバイトの面接を受けたことはありますから。


それで20代前半の頃はけっこうすんなり受かったりもしてフリーターになったこともありました。


まぁ結局つづかなくて3ヵ月~半年でやめちゃったりしたんですけどね・・・


せっかく採用されても仕事が続かない理由については下記リンクの記事を読んでもらえたらと思います。


「ニートは働け」って言われるけど、冷静になるとニートは働かせない方がいいかもしれない、育て損になるから - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


こんなダメさでも若い時はまだどうにか受からなくもなかったんです。


ニートは頑張り次第でどうにかなっていました。


しかし、異変は20代後半辺りから襲ってきます。


急に風当たりが強くなってきたんですよね・・・


まぁそれもそのはず・・・


30歳目前の職歴もない男がバイトや正社員の応募をするっていうのは無謀もいい所ですから・・・


最初に書いた通り、日本は学生を終えたら定年まで隙間なく働くのが当たり前なので


経歴に空白がある人間に厳しい


という現実があるからです。


日本は1度でもレールから外れた人間に厳しいんですよね・・・


気が付けばバイトすら受からない状態になっていました・・・


20代後半くらいになってくると本当に厳しくなります、面接でも過去をほじくり返す質問が増えますしね・・・


どうせバイトでも厳しいならと最後の頑張りとして正社員にも応募してみましたが、20代後半になってからの正社員の求人は書類審査すら一切通らなかったです。


とうとう面接にすら辿り着けない状態にまで追いやられました・・・


その後、30代になってどうにかバイトに受かったこともありましたが


・条件が悪くて応募がない
・みんな続かず辞めていくから人手がない
・誰でもいいからとりあえず採用する


みたいなどうしようもない所しか引っ掛かることはありませんでした。


こうなってくると社会から落ちこぼれ孤立する未来しかなくなってきます。


ニートをやめたくても社会に戻れなくなるんです


ニートニートを抜け出せないのはこういった厳しい現実も理由の1つですね。


困難から逃げ続けた結果、取り返しのつかない年齢になってしまった


というのは10年以上ニートをした今だからこそ痛感します。


自業自得


としか言いようはありませんが、


「働け!」


と言われても


採用されないから働く場所がない


という現実があるっていうのも知って欲しいですね。


この辺の詳しい話は下記リンクの記事で書いているのでそちらも参照してください。


ニートが仕事を探す時の悩みってゴミみたいな経歴を面接でツッコまれる事だよね、履歴書と職務経歴書の悲惨さったらないしね・・・ - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


ニートが面接で空白期間を説明する時は嘘をつかない方がいい、かといって正直に答えすぎてもダメなんだけどね - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


こうしてニート特有の思考回路が確立する

人生の失敗でつまづき・・・

精神を病んでひきこもりになり・・・

どうにか抜け出そうと働いても続かず・・・

気が付いたら取り返しのつかない30代を迎える・・・


このような流れでニートで居続け、社会復帰が困難になると現代の社会問題である


高齢ニート


が誕生します。


もう抜け出すのも無理だから人生を諦めだす


というニートニートを抜けられない1つの境地に辿り着きますね。


こうなると何の生産性もない毎日を送るだけのゴミクズニートが確定し


ウンコ製造機


になります。


基本的な思考として


「どうせダメだからやってもしょうがない」


という諦めがあり、もう生きる気力すら失い出しますね。


そうなると行動力もなくなり、1日に1つのことしかできない


1日1ターン


というニート特有の症状が強固になります。


1日1ターンについては下記リンクの記事で詳しく書いているのでそちらを参照してください。


ニートは1日1行動しかできない、1日1ターン制になる - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


ただ、完全にあきらめているわけでもなく、かといって困難に立ち向かうわけでもないので


一種の混乱状態


と言った方が正しいかもしれません。


社会復帰したい・・・

けどもう無理だからどうしようもない・・・

あきらめて死ぬしかないか・・・

でも死にきれない・・・

やっぱり社会復帰したい・・・

でもどうやったらニートを抜け出せるのか・・・


みたいなループをグルグルしています。


世間では


働かずのん気に生きている


と思われているニート


悩み苦しんでいる


んです。


悩みすぎて疲れてしまうほどね・・・


その辺について詳しくは下記リンクの記事を読んでもらえたらと思います。


「ニートだけど疲れた」って悲観しなくてもいいよ、むしろ「ニートだから疲れる」んだよね、ニートは精神的に疲れるんだから - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


世間の人は


ニートは働いていないんだから毎日休み


という認識だと思いますが、実は


ニートは休みのようで休みじゃない毎日を送っている


んです。


精神的に休まりませんから・・・


常に家から追い出される恐怖に怯え、ビクビクしながら生きていますしね。


ニートの本当の休みはバイトでもいいから働いた時に訪れます。


それまでは休みという感覚は持てません・・・


だから精神的に疲れ、さらなる悪化に繋がります。


この話について詳しくは下記リンクの記事を参照してください。


ひきこもりニートが嫌なのは親に声を掛けられる事、特に父親からの一言はプレッシャーが強いです - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


ニートに本当の意味で休みが来るのは働いた時 - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


逃げ続ける人生に疲れて自殺願望が出てくる

ニートを抜け出そうにも抜け出せず、どうしようもなくなってくると


死にたい


という感情が芽生えてくるようになります。


「もう生きる道も閉ざされたし死ぬしかないかな・・・」


という人生の終わりを見据え出すんですね。


最後の逃げ道として



という最終地点に向かいたくなります。


ただ、苦しいのは嫌なので自殺に踏み切る勇気もなく、ここでも足踏みしてしまいます。


楽に死ぬ方法はないか


と答えのない問いをネットの世界にし続ける感じになりますね。


この辺の感覚は下記リンクの記事を読んでもらえたらと思います。


「臓器提供するから安楽死させて」死にたいニートのお願い - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


この死を意識する段階まで来ると聞いて


「もう自暴自棄になっているから凶悪事件を起こしたニートのように問題を起こすんじゃないか」

「無敵の人になってるんじゃないか」


という疑問を持つ方もいると思います。


確かにそういう人も稀にいますが、ほとんどのニートはそこまで振り切れることはそうそうありません。


なぜなら


何かをする気力すら失っている


からです。


「今のひきこもって逃げ続けられる生活を崩すくらいならそのままでいたい」


といった感じで現状維持を望み


文字通り何もしない状態


をキープしようとするからです。


基本的に家から出ませんし、外で悪さをすることはありません。


もう何もしたくないんですよね・・・


「ダラダラと生きながらえ、時が来たら死ねばいい」


くらいの無気力人間になり下がっていますから・・・


この感覚について詳しくは下記リンクの記事を読んでもらえたらと思います。


ニートはすべてを投げ出せるほど自分を捨て切れてない、プライドが高く保守的だからこそニートだったりする、無敵の人じゃなく最弱の人なんだよね - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


結局の所、


何もしたくない


という感覚があるからこそニートになりニートで居続けるんだと思います。


究極の無気力人間


こそがニートの正体なのかもしれません。


ニートはどんな生活を送っているのか

・人生の失敗でつまづき
・精神を病み
・ひきこもり
・社会復帰が困難な年齢になって
・どうしようもなくなり
・死にたくなる


というここまで書いてきた流れを理解すれば


なぜニートニートになり、ニートのままで居続けるのか


がだいたい分かってきたと思います。


そうなった時、シンプルにこんな疑問は出てきませんか?


「ひきこもりって毎日なにしてるの?」

「収入0でどうやってニート生活を続けてるの?」

「税金とか生活費とかどうなってんの?」


とか色々・・・


この辺のシンプルな疑問も解決しておこうと思います。


基本的には


・何もしてないし
・親に頼っているし
・免除できるものは免除申請してる


感じですね。


下記リンクの記事を読んでもらえればだいたい分かると思うのでそちらを参照してください。


「ニートって毎日何してるの?」ガチクズニートの中身のない1日を公開します - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


「ニートって毎月の生活費はどうしてるの?」ぬるま湯10数年ニートがどうやって生きているのか公開します - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


国民年金の督促状に怯えているニートは年金の免除申請をしよう、払えないなら何もしないよりはメリットがある - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


脱ひきこもりをした具体的な方法

ここからは二―ト向けの読み物として


ガチのひきこもりだった私が脱ひきこもりをした経緯と方法


を紹介します。


もしひきこもりニートを抱えた親御さんが読んでいた場合、ちょっとはお役に立つかもしれません。


結論から言うと「脱ひきこもり」には


・どうしようもない状況
・誰かの助け


が必要になります。


自力で抜け出すのはなかなか難しいので、何かしらの外的要因が必須ですね。


とは言ってもまずは自分と向き合うことが大切なので、ひきこもりを脱したい方は下記リンクの記事を読んでください。


外が怖くて出られないひきこもりニートは、何がそんなに怖いのか冷静に考えてみよう、原因が分かれば対処もできるから - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


私がひきこもりをやめられたキッカケは東日本大震災でした。


震災でムリヤリ外に出なきゃいけない状況に追いやられ、その後、親戚の叔母さんに助けられてひきこもりを抜けられました。


下記リンクでその経緯を書いています。


ひきこもりが外に出るにはどうしようもない状況が必要だよね - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


ひきこもりだった私が普通に外に出られるようになった方法 - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


こういった事実から脱ニートや脱ひきこもりには


追い詰める


というのがポイントになるので、自分で自分を追い詰めるのも効果的です。


下記リンクでそれについて書いています。


ニートにやる気を出させる方法なんて1つしかないよね(ニート自身がやる気を出す方法も基本は同じ) - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


親目線でひきこもりを解決したいなら下記リンクのような対処法もあります。


ひきこもりニートが嫌なのは親に声を掛けられる事、特に父親からの一言はプレッシャーが強いです - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


これらの方法が絶対ではありませんが、私はこれでひきこもりは抜けられた事実もあるので全くの的外れでもないと思います。


なにか1つでもいいから現状を打破する方法が欲しい


と思っていた方はちょっとお試しください。


ニートの現実と気構え

ニートになってしまったけどニートをやめたい


と思っている方に向けて


最低限こうした方がいいよ


というまだ希望を残せる方法や、その後に襲ってくる現実を書いた記事を紹介します。


生活リズムは崩さない

ニートを目指すなら生活リズムを整えるのが大切です。


先ほども書いたように昼夜逆転をするとまともな生活は遠のきますから。


その辺の話については下記リンクの記事で書いているのでそちらを参照してください。


ニートでも規則正しい生活は送っておこう、昼夜逆転すると社会復帰が困難になるから - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


ストレス耐性が失われてるのを知る

ニート生活が長くなると外的要因によるストレスへの耐性が下がる傾向があります。


そうなった現実を知らずにバイトをして過度なストレスを受けると致命傷になったりします。


「今の自分は精神面が弱っている」


という自覚を持って無理しすぎないようにするのが大切です。


その話については下記リンクの記事を参照してください。


長年のニート生活は精神面を軟弱にする、特に「ストレス耐性」が失われていくので要注意 - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


できそうな仕事の見つけ方

社会復帰する時はしっかり自己分析をして


そこまで嫌じゃない仕事


を探すのが大切です。


人と関わるのが苦手なのに


「人手が足りなくて受かりそう」


みたいな理由で接客業を選んで失敗した私みたくならないようにしてください。


長く働くには冷静に自分にできることを知るのが大切です。


その探し方のヒントとしては下記リンクの記事を参照してください。


「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」から気付いた働けないニートを助けるシンプルな解決法の話 - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


ニートがお盆やお正月の親戚の襲来を乗り越える方法

肩身が狭いニートにとって


お盆やお正月の親戚の襲来


というのは年に2回ある危機的イベントです。


そういった状況に追いやられた時、どうやってやり過ごすのかという現実を紹介します。


ニートならではの現実を知るちょっとした読み物としてお楽しみください。


お正月に親戚が来ないだけで気持ちが軽くなったニートの話と、もし外で時間を潰す場合はどうしてたかの話 - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


お盆、お正月の親戚の集まりに出たくないニートは仮病を使って部屋に引きこもろう、会いたくないならこれがいいと思う - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


ニートを抱えた親御さん向けの親戚襲来に対するニートの扱いについて下記リンクのような記事もあります。


ニートをお盆やお正月の親戚の集まりに出す必要はない、ほっとくのが一番です、頼むからほっといてくれ - ダメ人間ブログ【ニートの愚痴と将棋の記録】


最後に

10年以上ニートをしているガチクズニートの私が


ニートの現実や実態


についてここまでブログに書いてきた記事をまとめながら紹介してみました。


とりあえず知って欲しいのは


ニートニートになりたくてなっているわけじゃない」

「人生の岐路で失敗して病んでしまっている」

ニートは気が付いたらなっているもの」


といった要素があり


「ただ怠けて働くことを放棄しているクズ人間ってわけでもない」


ということです。


こう言われても理解できないかもしれませんが、


ニートニートなりにどうにかしようと悩み苦しんでいる


という現実をちょっとでも分かってもらえたらこの記事を書いた意味があります。


結局の所、


人間というのは自分自身がその境遇にならなければ分からない


からこそ色々な誤解が生まれるんですよね。


自分が病気にならないとその苦しみが分からない


のと同じように


なにごとも自分基準で考えるから理解できない


というのはあると思います。


順調に生きてきて余裕がある人間に


人生が詰んでしまってどうしようもなくなったニートの気持ち


が分からないのは仕方がないです。


ただ、わざわざニートのことを検索して少しでも知ろうとしてくれた方に


メディアが作り出して一方的に押し付けてくる「悪」というニートのイメージ


への誤解が少しでも解ければいいかなと思います。


この記事で語ったニートの話も私を例にした一例でしかないので


人間なんてたった1人の事例を見ただけでそんな簡単に割り切れるもんじゃない


という当たり前の事実に気付き、


思い込みで決めつけて一方的に否定する


という人が減ればいいなと思います。