人生詰んだニートのブログ

人生詰んだニートが「日々の愚痴」や「趣味の将棋」について書いているブログです。

【ニートとは】ニート歴10年以上のガチクズニートが語る「ニートの実態と現実」

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30代職歴なし、四捨五入したらニート歴が20年になるガチクズニートです、こんにちは。


今、この記事を読んでいるあなたは


ニートが起こした凶悪事件がニュースになったこと


をキッカケに


ニート


という存在が気になって検索から辿り着いた人だったりしますか?


もしそうならこの記事を読めばあなたがニートに対して持った疑問を解消できるかもしれません。


なぜならこの記事は、


ニートの事件を見て「急にニート関連の検索をした人の受け皿」として書いた記事


だからです。


ニートブログを運営していると「ニートが起こした凶悪事件」が大きく報じられた時にアクセスが増える傾向があるんですが・・・


そうなるとメディアの煽り気味な報道に釣られて


「すべてのニートは凶悪事件を起こす危険人物だ!」


という思い込みをする人が多いのか


「お前もいつか人を殺すんだから迷惑を掛ける前に死んだ方がいい」


みたいな誹謗中傷を書き込まれることがあったりします。


事件を起こしたニートのイメージが強烈すぎるせいで何もしてない私までとばっちりを食うというか・・・


そういった1人のニートのイメージだけで


「すべてのニートが同じなんだ!」


と判断してしまい、ブレーキが利かないまま誹謗中傷をしてしまう人達がコメントを書き込む前に


「この記事でニートの実態を知って、その誤解を少しは解消してくれ」


という願いを込めて書いたので、ニートのリアルを知りたい人に最適な記事になっていると思います。


遠い未来にニートが起こした事件が何かは分かりませんが、しばらく話題が持ち切りになるニートの凶悪事件を見て


「そもそもニートって何?」

「どうしてニートなるの?」

「ニートって何を考えて生きてるの?」

「やっぱりニートには頭がおかしい人が多いの?」


といった疑問や恐怖を持った方に


10年以上もニートをしているニートの中のニート


である私が


ニートの実態や現実


について分かりやすく解説するので


ニュースでやたら恐ろしい存在


として扱われ、変な誤解を持たれがちなニートの本質を知って


「みんながみんな凶悪事件を起こす狂人ではないのかも・・・」


という安心感を持ってもらえたらと思います。


ニートを「悪」と決めつけて責め立てたいメディアが作り上げたイメージだけが全てじゃないと知ってください。


そもそもニートとは・・・

ニートのことを知るなら「ニートの定義」が分からないと始まりませんよね。


まずはそこからいってみましょう。


ニートというのは・・・


Not in Education, Employment or Training


という言葉から単語の頭文字を取り


NEET


と略されたことで生まれた言葉です。


・Education(教育)
・Employment(雇用)
・Training(訓練)



・Not(~しない)


と否定している通り


・学校に行っていない
・働いていない
・就職活動をしていない
・職業訓練を受けていない


という意味になり、日本ではそういった人の中でも


・15歳~34歳までの人


をまとめた総称になります。


最近は年齢についてはけっこう曖昧で「40歳までニートと定義する」という意見もあったりします。


あまりにも働かない大人が増えすぎたせいで若者だけを定義する言葉では収まらなくなっているのかもしれませんね。


とりあえず


日本で生きる以上、学校へ行っているか働いているのが普通


なので


何かをキッカケにその枠から外れてしまった若者


を表す言葉と覚えておけば大丈夫だと思います。


人がニートになる理由

ほとんどの人が学校を卒業した後は働く日本社会において、その道から外れるマイノリティがニートです。


普通の人から見ると社会的に損な生き方に感じるので


「なんで働かないの?」

「働かないでどうやって生きていくの?」

「ニートになるメリットってある?」

「そもそもなんでニートになったの?」


といった疑問を持つ方もいますよね。


なぜニートになったのか


ここが理解できないポイントだと思うので、10年以上ニートしている私の実体験を通して説明したいと思います。


実は


「なぜニートになったのか」


という質問をしている時点で1つ勘違いがあります。


この記事を読んでいるほとんどの方が


「ニートになった人はニートになりたくてなった」と思っていませんか?


もしそうならこの時点で大きなズレが生じています。


たぶん、ニートをセミリタイアのような感じに捉えていて


「俺は働かねぇ! 」

「ニートになって自由に遊び回るんだ!」


みたいな感じで進んでニートになったイメージを持ってません?


中にはこういうニートもいるとは思いますが、おそらくほとんどのニートはそうじゃないと思います。


なぜなら、ニートは自ら望んでなるものじゃなくて


気が付いたらなってるもの


だからです。


ニートになりたくてなったわけじゃないんですよ


そもそも、ニートの始まりは「怠け」ではありません。


何かをキッカケに学校に行けなくなったり、社会に出られなくなり・・・


どうにか再起しようとしても勇気が出ず・・・


「このままじゃダメだ・・・」


と分かっていても一歩 踏み出せないまま過ごし続けてしまうことが始まりです。


そのまま半年・・・


1年・・・


3年・・・


5年・・・


と行動できないまま時間だけが過ぎてしまい、ふとこれまでの日々を振り返った時・・・


「結局、何もできないまま何年も経ってしまった・・・」

「今思うと、あの日からニートになっていたのかもしれないな・・・」


と気付き、


自分はニートだった


という現実にぶつかるんです。


なりたくてニートになったわけじゃない


という意味がなんとなく伝わったでしょうか・・・


世間の人は


「ニートとして働かずに生きるぞぉ!」


ってクズに振り切って生きていると思っているかもしれませんがそうじゃありません。


日々、何もできなかった「今日」を悔い、


「明日から頑張ろう」

「明日こそ頑張ろう」


とダメなりに現実と向き合いながら戦おうとしています。


頑張る明日が来なかった


からニートを抜けられなかっただけでね・・・


そして時が経てば経つほど厳しい現実が突き刺さり


「もう無理だ・・・今さら頑張っても遅い・・・」


と諦める気持ちが強くなり、頑張る気力もキッカケも失っていき、どんどんニートを抜けられなくなっていきます。


こういう苦しい時間を過ごし、気が付いた時には


社会復帰が難しくなってしまった人


がニートです。


世間の人が持つニートの認識との大きなズレが伝わったでしょうか・・・


ここまでの話について、詳しくは下記リンクの記事で書いているのでそちらを参照してください。


「なんでニートになったの?」って聞かれてもハッキリ答えられないのはニート自身も分からないから【ニートがニートになった理由】 - 人生詰んだニートのブログ


「明日から頑張ろう」と逃げ続けて10数年・・・これがニートを抜けられない理由なんだよね - 人生詰んだニートのブログ


人生の困難から逃げ続けるニートが行動できなくなっていく理由 - 人生詰んだニートのブログ


ニートは楽


というイメージを持っているかもしれませんが、実際はそうじゃありません。


ニートは悩み苦しんでいます


でも、そう言われると


「だったらニートなんてやめて社会復帰すればいいじゃん」

「働けば解決だろ?」


と思いますよね?


でもそれができないからニートだったりするわけで・・・


次はニートがニートを抜け出せない理由について話したいと思います。


ニートがニートで居続ける理由

しつこいようですが、まず理解して欲しいのは


ニートになりたくてなったわけじゃない


ということです。


望んで社会のレールから外れるわけないじゃないですか。


落ちぶれた今も


「どうにかまともな道へ戻りたい」


という気持ちはあるんですよ。


「じゃあ何でさっさと就職活動をしないの?」


という疑問を持つと思いますが、それにはニートになってしまう人なりの理由があります。


そもそもニートの始まりは


人生の失敗


が原因だったりするからです。


例えば学生時代に


・不登校
・留年
・退学
・受験の失敗
・就職活動の失敗


などで人生につまづき、順調なレールから外れることがニートへの始まりだったりします。


みんなが普通にこなすことができない

自分だけが落ちこぼれる


というのが強烈な劣等感を生み、


そのまま精神を病んでしまって立ち上がれなくなったこと


がニートへのキッカケになるからです。


これを機に心が折れ、


困難に立ち向かう力を失ってしまう


んですよね・・・


ニートがニートで居続ける理由の1つには


困難から逃げ続ける


というのがありますから。


なんていうか、一種の精神病のようなものだと思います。


何かが欠落してしまっているんです。


これは人によってそれぞれ違うんですが、


生きるために必要な要素が何かをキッカケに失われてしまった


から二―トを抜け出せないんだと思います。


もしくは生まれながらにそういった逃げ癖を持っていたパターンか・・・


この辺はニートによって様々ですが、1つ共通しているのが


何でも逃げるクセがある


という所です。


人生を決める大きな岐路にぶつかった時、立ち向かうことをせず逃げ続けた人間・・・


それがニートだからです。


ニートがニートを抜け出せないのは


就職活動


という困難に立ち向かわず逃げ続けているからですしね。


ちなみに私は


・生まれながらに逃げ癖を持ち
・失敗を機に更なる逃げ癖が確立した


ハイブリッドタイプのニートです。


子供の頃から


やるべき時にやらない逃げ癖


があったんですよね・・・


ニートになるべくしてなったエリート中のエリートニートです。


学生時代を振り返ったら言い訳ができないようなゴミ生活を送っていましたから・・・


ニートがニートで居続ける理由はこういった要素が原因ですね。


その辺の詳しい話は下記リンクの記事で書いているのでそちらを参照してください。


「何もしたくない、何もできる気がしない」ガチクズニートの現状 - 人生詰んだニートのブログ


「ニートになる人は子供の頃からニートになる才能がある」という説が当てはまったニートの話 - 人生詰んだニートのブログ


ニートになりやすい学生生活の特徴を、実際にニートになった私の学生生活を例にして書いてみた - 人生詰んだニートのブログ


精神を病んでひきこもりになりニートになる

人生の失敗で精神を病むと


・現状の自分を他人に見られたくない
・人に会いたくないから外に出たくない
・人と関わるのが怖くなる


といった精神状態になり


ひきこもり


になってしまうパターンがあります。


ニート = ひきこもり


というイメージがあるくらいこの2つは密接にリンクしています。


そしてひきこもりになると負のスパイラルに陥って抜け出すのが困難になっていきます。


どんどん精神が病んでいき、ニート特有のあるあるネタに当てはまる状態になってしまいますから。


人と会いたくない > ひきこもる > 社会と切り離される > 社会不適合者になる > さらに人と会いたくなくなる・・・


という流れを経て、徐々に悪化してニート化していきます。


最初に訪れるのは


昼夜逆転


ですね。


ひきこもって社会に順応しない生活をしていると次第に生活リズムが狂い、気が付くと


昼間は眠って夜に起きている


という生活リズムになります。


こうなると社会復帰も遠くなり、さらに悪化したニート生活の始まりです。


社会不適合者にとってはこの生活が心地よい現実があり、自らの意志で抜け出すのは困難になります。


この状態を打破しないともう脱ニートは夢のまた夢になりますね。


その辺の詳しい話は下記リンクの記事で書いているのでそちらを参照してください。


ニートの生活が昼夜逆転したり夜型になる理由をニートの私の実体験から考えてみた - 人生詰んだニートのブログ


ニートを抜け出そうとしても難しい現実がある

精神を病みひきこもりになってしまった・・・

困難に立ち向かえずニートから抜け出せない・・・


というのがニートがニートで居続ける理由なんですが


「このままじゃダメだ、どうにかしなければ・・・」


と、どうにかこうにか這い上がり脱ニートを目指す人もいます。


10年以上ニートしてる私でも


「胸を張ってニートをしているわけじゃない」

「ニートじゃなく普通の社会人になりたい」


という気持ちはあるので何度か脱ニートを目指してバイトの面接を受けたことはありますから。


それで20代前半の頃はけっこうすんなり受かったりもしてフリーターになったこともありました。


まぁ結局つづかなくて3ヵ月~半年でやめちゃったりしたんですけどね・・・


せっかく採用されても仕事が続かない理由については下記リンクの記事を読んでもらえたらと思います。


「ニートは働け」って言われるけど、冷静になるとニートは働かせない方がいいかもしれない、育て損になるから - 人生詰んだニートのブログ


こんなダメさでも若い時はまだどうにか受からなくもなかったんです。


脱ニートは頑張り次第でどうにかなっていました。


しかし、異変は20代後半辺りから襲ってきます。


急に風当たりが強くなってきたんですよね・・・


まぁそれもそのはず・・・


30歳目前の職歴もない男がバイトや正社員の応募をするっていうのは無謀もいい所ですから・・・


最初に書いた通り、日本は学生を終えたら定年まで隙間なく働くのが当たり前なので


経歴に空白がある人間に厳しい


という現実があるからです。


日本は1度でもレールから外れた人間に厳しいんですよね・・・


気が付けばバイトすら受からない状態になっていました・・・


20代後半くらいになってくると本当に厳しくなります、面接でも過去をほじくり返す質問が増えますしね・・・


「どうせバイトでも厳しいなら・・・」


と最後の頑張りとして正社員にも応募してみましたが、20代後半になってからの正社員の求人は書類審査すら一切通らなかったです。


とうとう面接にすら辿り着けない状態にまで追いやられました・・・


その後、30代になってどうにかバイトに受かったこともありましたが


・条件が悪くて応募がない
・みんな続かず辞めていくから人手がない
・誰でもいいからとりあえず採用する


みたいなどうしようもない所しか引っ掛かることはありませんでした。


こうなってくると社会から落ちこぼれ孤立する未来しかなくなってきます。


ニートをやめたくても社会に戻れなくなるんです


ニートがニートを抜け出せないのはこういった厳しい現実も理由の1つですね。


困難から逃げ続けた結果、取り返しのつかない年齢になってしまった


というのは10年以上ニートをした今だからこそ痛感します。


自業自得


としか言いようはありませんが、


「働け!」


と言われても


採用されないから働く場所がない


という現実があるっていうのも知って欲しいです。


この辺の詳しい話は下記リンクの記事で書いているのでそちらも参照してください。


ニートが仕事を探す時の悩みってゴミみたいな経歴を面接でツッコまれる事だよね、履歴書と職務経歴書の悲惨さったらないしね・・・ - 人生詰んだニートのブログ


ニートが面接で空白期間を説明する時は嘘をつかない方がいい、かといって正直に答えすぎてもダメなんだけどね - 人生詰んだニートのブログ


こうしてニート特有の思考回路が確立する

人生の失敗でつまづき・・・

精神を病んでひきこもりになり・・・

どうにか抜け出そうと働いても続かず・・・

気が付いたら取り返しのつかない30代を迎える・・・


このような流れでニートで居続け、社会復帰が困難になると現代の社会問題である


高齢ニート


が誕生します。


もう抜け出すのも無理だから人生を諦めだす


というニートがニートを抜けられない1つの境地に辿り着きますね。


こうなると何の生産性もない毎日を送るだけのゴミクズニートが確定し


ウンコ製造機


になります。


基本的な思考として


「どうせダメだからやってもしょうがない」


という諦めがあり、もう生きる気力すら失い出しますね。


そうなると行動力もなくなり、1日に1つのことしかできない


1日1ターン


というニート特有の症状が強固になります。


1日1ターンについては下記リンクの記事で詳しく書いているのでそちらを参照してください。


ニートは1日1行動しかできない、1日1ターン制になる - 人生詰んだニートのブログ


ただ、完全にあきらめているわけでもなく、かといって困難に立ち向かうわけでもないので


一種の混乱状態


と言った方が正しいかもしれません。


社会復帰したい・・・

けどもう無理だからどうしようもない・・・

あきらめて死ぬしかないか・・・

でも死にきれない・・・

やっぱり社会復帰したい・・・

でもどうやったらニートを抜け出せるのか・・・


みたいなループをグルグルしています。


世間では


働かずのん気に生きている


と思われているニートは


悩み苦しんでいる


んです。


悩みすぎて疲れてしまうほどね・・・


その辺について詳しくは下記リンクの記事を読んでもらえたらと思います。


「ニートだけど疲れた」って悲観しなくてもいいよ、むしろ「ニートだから疲れる」んだよね、ニートは精神的に疲れるんだから - 人生詰んだニートのブログ


世間の人は


ニートは働いていないんだから毎日休み


という認識だと思いますが、実は


ニートは休みのようで休みじゃない毎日を送っている


んです。


精神的に休まりませんから・・・


常に家から追い出される恐怖に怯え、ビクビクしながら生きていますしね。


ニートの本当の休みはバイトでもいいから働いた時に訪れます。


それまでは休みという感覚は持てません・・・


だから精神的に疲れ、さらなる悪化に繋がります。


この話について詳しくは下記リンクの記事を参照してください。


ひきこもりニートが嫌なのは親に声を掛けられる事、特に父親からの一言はプレッシャーが強いです - 人生詰んだニートのブログ


ニートに本当の意味で休みが来るのは働いた時 - 人生詰んだニートのブログ


逃げ続ける人生に疲れて自殺願望が出てくる

ニートを抜け出そうにも抜け出せず、どうしようもなくなってくると


死にたい


という感情が芽生えてくるようになります。


「もう生きる道も閉ざされたし死ぬしかないかな・・・」


という人生の終わりを見据え出すんですね。


最後の逃げ道として



という最終地点に向かいたくなります。


ただ、苦しいのは嫌なので自殺に踏み切る勇気もなく、ここでも足踏みしてしまいます。


楽に死ぬ方法はないか


と答えのない問いをネットの世界にし続ける感じになりますね。


この辺の感覚は下記リンクの記事を読んでもらえたらと思います。


「臓器提供するから安楽死させて」死にたいニートのお願い - 人生詰んだニートのブログ


この死を意識する段階まで来ると聞いて


「もう自暴自棄になっているから凶悪事件を起こしたニートのように問題を起こすんじゃないか」

「無敵の人になってるんじゃないか」


という疑問を持つ方もいると思います。


確かにそういう人も稀にいますが、ほとんどのニートはそこまで振り切れることはそうそうありません。


なぜなら


何かをする気力すら失っている


からです。


「今のひきこもって逃げ続けられる生活を崩すくらいならそのままでいたい」


といった感じで現状維持を望み


文字通り何もしない状態


をキープしようとするからです。


基本的に家から出ませんし、外で悪さをすることはありません。


もう何もしたくないんですよね・・・


「ダラダラと生きながらえ、時が来たら死ねばいい」


くらいの無気力人間になり下がっていますから・・・


この感覚について詳しくは下記リンクの記事を読んでもらえたらと思います。


ニートはすべてを投げ出せるほど自分を捨て切れてない、プライドが高く保守的だからこそニートだったりする、無敵の人じゃなく最弱の人なんだよね - 人生詰んだニートのブログ


結局の所、


何もしたくない


という感覚があるからこそニートになりニートで居続けるんだと思います。


究極の無気力人間


こそがニートの正体なのかもしれません。


ニートはどんな生活を送っているのか

・人生の失敗でつまづき
・精神を病み
・ひきこもり
・社会復帰が困難な年齢になって
・どうしようもなくなり
・死にたくなる


というここまで書いてきた流れを理解すれば


なぜニートはニートになり、ニートのままで居続けるのか


がだいたい分かってきたと思います。


そうなった時、シンプルにこんな疑問は出てきませんか?


「ひきこもりって毎日なにしてるの?」

「収入0でどうやってニート生活を続けてるの?」

「税金とか生活費とかどうなってんの?」


とか色々・・・


この辺のシンプルな疑問も解決しておこうと思います。


基本的には


・何もしてないし
・親に頼っているし
・免除できるものは免除申請してる


感じですね。


下記リンクの記事を読んでもらえればだいたい分かると思うのでそちらを参照してください。


「ニートって毎日何してるの?」ガチクズニートの中身のない1日を公開します - 人生詰んだニートのブログ


「ニートって毎月の生活費はどうしてるの?」ぬるま湯10数年ニートがどうやって生きているのか公開します - 人生詰んだニートのブログ


国民年金の督促状に怯えているニートは年金の免除申請をしよう、払えないなら何もしないよりはメリットがある - 人生詰んだニートのブログ


脱ひきこもりをした具体的な方法

ここからは二―ト向けの読み物として


ガチのひきこもりだった私が脱ひきこもりをした経緯と方法


を紹介します。


もしひきこもりニートを抱えた親御さんが読んでいた場合、ちょっとはお役に立つかもしれません。


結論から言うと「脱ひきこもり」には


・どうしようもない状況
・誰かの助け


が必要になります。


自力で抜け出すのはなかなか難しいので、何かしらの外的要因が必須ですね。


とは言ってもまずは自分と向き合うことが大切なので、ひきこもりを脱したい方は下記リンクの記事を読んでください。


外が怖くて出られないひきこもりニートは、何がそんなに怖いのか冷静に考えてみよう、原因が分かれば対処もできるから - 人生詰んだニートのブログ


私がひきこもりをやめられたキッカケは東日本大震災でした。


震災でムリヤリ外に出なきゃいけない状況に追いやられ、その後、親戚の叔母さんに助けられてひきこもりを抜けられました。


下記リンクでその経緯を書いています。


ひきこもりが外に出るにはどうしようもない状況が必要だよね - 人生詰んだニートのブログ


ひきこもりだった私が普通に外に出られるようになった方法 - 人生詰んだニートのブログ


こういった事実から脱ニートや脱ひきこもりには


追い詰める


というのがポイントになるので、自分で自分を追い詰めるのも効果的です。


下記リンクでそれについて書いています。


ニートにやる気を出させる方法なんて1つしかないよね(ニート自身がやる気を出す方法も基本は同じ) - 人生詰んだニートのブログ


親目線でひきこもりを解決したいなら下記リンクのような対処法もあります。


ひきこもりニートが嫌なのは親に声を掛けられる事、特に父親からの一言はプレッシャーが強いです - 人生詰んだニートのブログ


これらの方法が絶対ではありませんが、私はこれでひきこもりは抜けられた事実もあるので全くの的外れでもないと思います。


なにか1つでもいいから現状を打破する方法が欲しい


と思っていた方はちょっとお試しください。


ニートの現実と気構え

ニートになってしまったけどニートをやめたい


と思っている方に向けて


最低限こうした方がいいよ


というまだ希望を残せる方法や、その後に襲ってくる現実を書いた記事を紹介します。


生活リズムは崩さない

脱ニートを目指すなら生活リズムを整えるのが大切です。


先ほども書いたように「昼夜逆転」をするとまともな生活は遠のきますから。


その辺の話については下記リンクの記事で書いているのでそちらを参照してください。


ニートでも規則正しい生活は送っておこう、昼夜逆転すると社会復帰が困難になるから - 人生詰んだニートのブログ


ストレス耐性が失われてるのを知る

ニート生活が長くなると外的要因によるストレスへの耐性が下がる傾向があります。


そうなった現実を知らずにバイトをして過度なストレスを受けると致命傷になったりします。


「今の自分は精神面が弱っている」


という自覚を持って無理しすぎないようにするのが大切です。


その話については下記リンクの記事を参照してください。


長年のニート生活は精神面を軟弱にする、特に「ストレス耐性」が失われていくので要注意 - 人生詰んだニートのブログ


できそうな仕事の見つけ方

社会復帰する時はしっかり自己分析をして


そこまで嫌じゃない仕事


を探すのが大切です。


人と関わるのが苦手なのに


「人手が足りなくて受かりそう」


みたいな理由で接客業を選んで失敗した私みたくならないようにしてください。


長く働くには冷静に自分にできることを知るのが大切です。


その探し方のヒントとしては下記リンクの記事を参照してください。


「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」から気付いた働けないニートを助けるシンプルな解決法の話 - 人生詰んだニートのブログ


ニートがお盆やお正月の親戚の襲来を乗り越える方法

肩身が狭いニートにとって


お盆やお正月の親戚の襲来


というのは年に2回ある危機的イベントです。


そういった状況に追いやられた時、どうやってやり過ごすのかという現実を紹介します。


ニートならではの現実を知るちょっとした読み物としてお楽しみください。


お正月に親戚が来ないだけで気持ちが軽くなったニートの話と、もし外で時間を潰す場合はどうしてたかの話 - 人生詰んだニートのブログ


お盆、お正月の親戚の集まりに出たくないニートは仮病を使って部屋に引きこもろう、会いたくないならこれがいいと思う - 人生詰んだニートのブログ


ニートを抱えた親御さん向けの親戚襲来に対するニートの扱いについて下記リンクのような記事もあります。


ニートをお盆やお正月の親戚の集まりに出す必要はない、ほっとくのが一番です、頼むからほっといてくれ - 人生詰んだニートのブログ


最後に

10年以上ニートをしているガチクズニートの私が


ニートの実態や現実


についてここまでブログに書いてきた記事をまとめながら紹介してみました。


知っておいて欲しいのは


・ニートは気が付いたらなっているもの

・ニートになりたくてなったわけじゃない

・人生の岐路で失敗して病んでしまっている


といった要素があり


ただ怠けて働くことを放棄しているクズ人間ってわけでもない


ということです。


メディアが作り上げた悪いイメージを持っているとすぐには理解できないかもしれませんが、


ニートはニートなりに頑張ろうとしている

罪を犯して人生を棒に振るほど自分を見失っていない


ので、そうそう凶悪犯罪に走る人はいないと思います。


もし危険な人が多いなら「ニートは60万人位いる」と言われている割に事件数が足りませんしね・・・


ほぼ毎日のようにニートの事件が起きる事態にでもならない限り、そんなに怖がる存在でもないと思いますよ。


この記事を通して


人間なんてたった1人の事例を見ただけでそんな簡単に割り切れるもんじゃない

何事も全体を見て判断するのが大切


という冷静な人が少しでも増え


決めつけや思い込みで一方的に否定する人


が減ればいいなと思います。