人生詰んだニートのブログ

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【実戦詰将棋167】王手を繋ぐ銀捨て【9手詰め】

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上図は「寄せ問題26」の寄せをミスった局面で生じた実戦詰将棋です。

ここからの9手詰めを考えてみてください。

王手を繋ぐ「5手目の銀捨て」がポイントです。

答えは数行下の見出しで書きます。










実戦詰将棋の答え

では答えです。

上図以下、▲2二同角成 △同玉 ▲3二金(下図)

地味ながら▲3二金 が広い方へ逃がさない好手です。

△1三玉 と逃げると▲3一馬 から簡単なので△1二玉(下図)と逃げるのが最善になります。

銀だけでは手が続かなそうですが、ここで王手を繋ぐ手筋があります。

上図以下、▲1三銀(下図)

この銀捨てが詰将棋でよく見る一手ですね。

以下、△1三同桂 なら▲2一銀 までの詰みなので玉で取るしかありません。

上図以下、△1三同玉 ▲3一馬(下図)

銀捨ての効果で▲3一馬 が王手になりました。

上図以下、△1二玉 ▲2二馬(下図)

あとは合駒されても逃げられても▲2二馬 と迫ればキレイに詰みます。


最後に

王手を繋ぐ捨て駒がポイントの詰将棋でした。

端に追い詰めた所で△1三銀(下図)と捨てるのはよく見る一手なので・・・

あと1歩の所で手を繋ぐ手筋として覚えておくと役立ちますよ。