30代職歴なし、お金がないから人生が窮屈で惨めなニートです、こんにちは。
つい先日、めずらしく夜に私の携帯が鳴りました・・・
普段、私の携帯に電話を掛けてくるのは母親、おばあちゃん、唯一遊ぶ1人だけの友達、の3人くらいなので、この時間の着信は珍しいです。
みんな基本的には昼間に掛けてきますからね。
予期せぬ着信にちょっとドキドキです・・・
「ん?誰だろ?珍しいな・・・」
そう思って携帯を見るとそこには高校の同級生だったSくんの名前が表示されていました・・・
Sくん?20代の頃に会って以来だから10年ぶりくらいか?
なんだろ、急に、しかもこんな時間に・・・
ちょっと不穏な空気・・・
そして考えること数秒・・・
・・・
・・・
・・・
あ、これはあのパターンか!
ここでよぎる過去の記憶・・・
嫌な予感・・・
これは出ない方がいい電話だ・・・
瞬時にそう察した私は電話に出る事をやめました・・・
普通のまともな人生を送ってる人なら、
「え?出ればいいじゃん、友達からの電話なら良い話かもよ?」
と思うかもしれません。
でも、それはちゃんとした人生を送っていて負い目みたいなものがないからだと思います。
ニートだとこの手の電話はどんな内容でも良い方向には進みませんからね。
昔の同級生からの10年ぶりくらいの電話ってニートにとっては鬼門みたいなものですから。
要件はだいたいアレだしね。
ニートなら出ない方が無難ってもんです。
って、こう言われてもよく分かりませんよね。
これはニートだからこそ抱える悩みだったりしますから・・・
普通の人なら何てことない話なんですが、ニートだと困る事がある同級生からの着信・・・
ニートなら似たような悩みを持っている方もいるかもしれませんし、これから悩みを抱える方もいるかもしれません・・・
平穏なニート生活を生き抜く上でヘタな波風を立てないのも大切なので、今回はこのちょっとしたようで大きな悩みについて書いてみたいと思います。
特に、30代を迎えたニートだと当てはまる事だと思うので、30代ニートの方は自分の身に降りかかってきたら「コレか」って気づけるようになってもらえたらと思います。
10年ぶりの同級生からの電話はニートには厄介だったりする
30代を過ぎてから掛かってくる同級生からの久しぶりの電話となると大抵ろくな事じゃありません。いや、中にはめでたい事もあるんですが、ニートだと対処不可能だったりしますから。
というのも、この手の電話の要件ってだいたいこの2つだからです。
「結婚」か「借金」
過去にも同じような電話があったんですが、要件はこれ以外にありませんでした。
「結婚したんだ、結婚式をするから来てくれない?」
か
「すまん、金貸してくれないか?」
です。
先ほど、着信でよぎった過去の記憶というのは、前に体験したこの記憶の事だったんです。
特に、結婚っていうのがさ・・・ニートにはなかなかキツくてね・・・
同級生の結婚って普通はおめでたい事だから喜ぶべき所なんだけど、ニートだとそうも言ってられないからです。
お金がないからね
式に出るスーツも持ってないし、ご祝儀を用意するだけの貯金もないし・・・
どうにもできない現実が立ちはだかりますから・・・
借金に関しては「今、お金がないんだ、俺が借りたいくらいだよ」で拒否できますが、結婚式はなかなか断りずらくて・・・
ニートだって言うと、おめでたいテンションで嬉しそうに話す同級生に気を使わせてしまいますし・・・
結婚式をどうやって断るか・・・これがニートの1つの課題でもありました・・・
まぁ実際は「ニートだから無理なんだ・・・」と悲しく断るんですけどね・・・
その時の会話はだいたいこんな感じです。
「結婚式に来てくれよ」
私がニートでお金もない事を知らない友人は明るく良い声でこう言います、幸せの絶頂ですね。
答えに戸惑る私・・・なんせこっちは絶望の淵にいますからね・・・
「いや・・・それはちょっと・・・まぁ・・・アレで・・・」
ニートと言いずらいし、断るのも悪い気がする・・・どうすりゃいいのか・・・
でも、理由もなく断るのは悪い・・・そう思った私は正直に言いました。
「すまん、今、働いてなくてさ、ちょっと厳しいんだ、結婚式は出られない、ごめん」
「あ、そうなのか・・・式、来てほしかったけど・・・どうにかならないかなぁ・・・あんまり人が集まらなくてさ・・・」
「う~ん・・・来月の式までにはどうやっても間に合いそうもないんだよ・・・マジでごめん」
「そっか・・・いや、悪かったな、急に電話しちゃって・・・」
「いや、こっちこそ悪かった・・・すまん・・・」
・・・
・・・
・・・
こんな感じで断ってきました・・・
なんだよ、この悲しい会話は・・・
結婚という幸せの絶頂の友達に気を使わせる最悪の人間・・・それこそがニートです・・・
はぁ・・・友達の結婚を素直に喜べないし祝えないなんて・・・なんて悲しい人生なんだか・・・
過去に2回、結婚式には出られなかったけど、気を使わせて悪い事をしちゃったなぁ・・・って自己嫌悪ですよ・・・
まぁそう言いつつも脱ニートをしてないんだからそこまで落ち込んでないのかもしれませんが・・・
でも、結婚式に堂々と出られる人生を歩んでみたかったわ・・・
30過ぎて同級生が結婚していく中、1度も結婚式の出席経験がないっていうのは寂しいしね・・・
自分だけじゃなく友達の幸せにも縁がないとは・・・
ニートでいるっていうのはやっぱりマイナス要素てんこ盛りで良い事がありませんね。
いい加減、堂々と生きられるようにどうにかしないと・・・
まぁ今更どうにもならないんだけどさ・・・
幸せな報告がやっかいになってしまうニート人生・・・
これからも来るかもしれない結婚の報告を喜んで祝えるように、ホントどうにかしたいもんだわ・・・
ニートは同級生からの10年ぶりくらいの電話には出ない方がいい
10年ぶりくらいに掛かってくる同級生からの電話はけっこう重大な話になるパターンが多いです。そりゃ10年も連絡を取らなかった人間に電話をするんですからよっぽどの事ですしね。
人生に大きな何かがあったのは間違いありませんから。
幸せになったなら「結婚」、不幸になったなら「借金」、だいたいこのどっちかです。
なので、どう転んでも対応できないニートは電話に出ない方がいいです。
出るだけ損ですから。
「結婚した」と言われても素直に祝うこともできず、気を使わせるだけの悲しい会話になり・・・
「お金を貸してくれ」と言われても助けてあげられない悲しい現実を迎える・・・
ニートはどっちで来られても悲しい結末しかありませんしね。
お金がないっていうのはホントどうにもならないんだと痛感しますよ・・・
人並みにお金を稼げないニートは過去の人間関係を捨てる
そんな感じで生きるのがニートとして生きるベストな方法なのかもしれません。
今の自分を知られたくないのって過去に付き合っていた人だったりもしますしね・・・
脱ニートするまでは自分の存在を消しておく位がちょうどいいのかもしれません。
「あいつ、生きてるのかな?」と思われるくらいの感じで、過去の人とは連絡があっても無視するのが最善の行動なのかもしれませんね。
今回、電話に出なくて無難にやり過ごせたのはありますし、間違ってないとは思います。
悲しい現実ですが、ニートは超久しぶりの友達からの電話には出ない方がいいですね。
ニートでいる内は死んだものとして自分の存在を消しておきましょう。
それが波風を立てないコツですから。
最後に
10年ぶりくらいの友達からの電話は出ない方がいい無難なニート生活を送るならこれを守った方がいいかもしれません。
過去に電話に出て良かった試しがないですしね。
10年くらい空いた場合、もう自分は死んだものとして過去の人とは完全に距離を置くのが最善です。
ニートの状態では10年ぶりの重みのある内容に応えられませんから。
電話に出るなら脱ニートして貯金がちょっとできてから
これくらいの感じがいいと思います。
これからこんな感じの電話が来るかもしれない30代ニートの方はちょっとお気を付けください。
借金はともかく、結婚式を断るっていうのは「こんな惨めな事ある?」ってくらい辛い事ですよ。
理由が理由なだけに、ホント気まずくなりますからね。
なんで電話に出ちまったんだ・・・と後悔するのは目に見えてます・・・
ニートの現状ではどうにもできないので、無視し続ける強い心を持ちましょう。
それが自分を守り、相手を助ける事にもなりますから。
もし電話が掛かってきたらこの記事を思い出してもらい、最善の対応をしてもらえたらと思います。
基本的に10年ぶりの友達からの電話は出ない
これを徹底して平和なニート生活を送っていきましょう。