人生詰んだニートのブログ

人生詰んだニートが「日々の愚痴」や「趣味の将棋」について書いているブログです。

強い人には物足りない「将棋Flash」をちょっと楽しむ方法

スポンサーリンク

私が気軽に対戦してる将棋のコンピューターに「将棋Flash」というのがあります。


将棋ゲーム「将棋 Flash」


棋力が3級~初段くらいの方なら丁度良い対戦相手になるくらいのコンピューターです。


コンピューターの中ではそこまで強い部類ではないので、あまり強くない私にとっては気軽な練習相手として丁度良いです。


とは言っても、たまに油断ならない一手を指してきたりするのでそこまで弱いコンピューターではありません。


ちょっとした練習や、慣れない戦法の練習相手にはもってこいだったりしますから。


ただ、ちょっと序盤に変なミスをする事もあり、ある程度の棋力があると物足りないかもしれません。


致命的なスキをついてあっという間に優勢になれたりしますから。


なので強い人にはあまりオススメできません。


でも、ちょっと工夫するだけで強い方でも充分楽しめる方法があるんですよ。


将棋Flashが序盤さえ乗り切ればそこまで弱くないですから。


今回は、ちょっと弱いコンピューターでも充分練習相手になるちょっとした方法を紹介したいと思います。

ミスっても見逃してあげる

将棋Flashは序盤でちょっとしたミスをする事が多いです。


例えばこちら。



居飛車 対 四間飛車 の序盤で、振り飛車側が飛車先の歩を突かれた局面です。


普通は△3三角と上がって受けると思いますが、将棋Flashはたまに受けなかったりします。


△7二玉と玉を囲ったりしてね。


普通なら「じゃあ飛車先の歩は切らせてもらうよ」と歩をつくと思いますが、ちょっと待ってください。


あえて見逃しましょう。


数手後に受けてくるので、あえて相手のミスをつかず見逃すんです。そうする事で序盤から差がつかず楽しめます。


ここは見逃し、序盤から差をつけるのをやめましょう。


まぁ飛車先の歩を切っても意外と難しかったりするので交換してもいいんですが、とりあえず見逃してあげる方向の方が楽しめると思います。


他にも、こんな局面。



雁木模様で飛車先の歩を切って飛車を引いた所です。


普通なら△2三歩と受けなければいけない局面なんですが、将棋Flashは図のように△8四歩などとして受けない事が多いです。


じゃあチャンスとばかりに▲2四歩と垂れ歩をしたくなりますが、ちょっと待ってください。


ここもあえて見逃しましょう。


垂れ歩をすると明確に先手有利になるので将棋が終わってしまいます。少しだけ待ってあげてください。


まぁけっこう待っても将棋Flashはなかなか△2三歩とは受けなかったりするんですけどね。


数手待って受けなかったらあきらめて垂れ歩をしましょう。その方が楽しめますから。


こんな感じで序盤に変なミスをする事が多いんですが、そこを見逃す事でもう少し先のちょっと強い将棋Flashを見る事ができます。


ウッカリしちゃったんだな、と優しい心で1回は見逃してみましょう。


そうすればちょっと楽しめる相手になりますから。


大差で勝ちきる練習をする

先ほどは見逃して将棋を長引かせるという楽しみ方でしたが、逆もできます。


あえて欠点を突いて一気に終わらせるというのも1つの楽しみ方です。


先ほど紹介したような序盤のちょっとしたミスを見逃さず、一気に大差で勝ちきるというのもいいかもしれません。


優勢になったらそのまま勝ちきる練習としてね。


大差だからって油断して意外と逆転されるなんて事もありますから、大差だからこその油断をしない訓練になったりもします。


有利になったら最短の勝ちでキレイに決める、これも1つの楽しみ方かと思います。


わざと劣勢になって逆転将棋を楽しむ

自分より棋力が低いと分かった場合、こんな楽しみ方もあります。


わざとミスして逆転将棋を楽しむ


っていうね。


逆にこちらが序盤からミスをしてかなりの差をつけられた状態にして、そこから必死に巻き返すというのも1つの楽しみ方です。


わざとミスるっていうのは、人にやると失礼ですがコンピューターならまぁいいんじゃないでしょうか。


けっこう将棋Flashも良い手を指すので逆転するのは難しかったりします。


そうなると本気でやっても勝てないかもしれない強敵みたいになります。これがけっこう楽しめるんですよ。


終盤、キッチリ逆転して詰ませた時なんかは力を出し切れたような満足感がありますから。


劣勢を跳ねのける力をつける練習として、自ら不利な局面に持っていき、そこから勝ちきるというのは良い練習になるんじゃないでしょうか。


たまに来る定跡通りの強いパターンを引いたら本気でやる

ここまで将棋Flashが弱い前提で話してきましたが、たまにアタリを引く事があります。


本当にたまになんですが、メッチャ強い定跡通りの序盤を指す事があるんですよ。


今までのお遊びはそれを引くまでのちょっとした戯れです。


このたまに来る強いバージョンを引いた時は本気で潰しに掛かりましょう。けっこう油断ならない強さだったりしますから。


棋力にムラがあるので安定しませんが、たまにキッチリ決まる時があるので、それに出会ったら本気でやってみましょう。


最後に

初心者から中級者には丁度良い対戦相手「将棋Flash」なんですが、上級者でも楽しめる方法を紹介してみました。


上級者からしたら格下相手という事で、序盤のミスを見逃してあげるくらいはしてもいいんじゃないでしょうか。


見逃してもグダグダだった時は、あえてミスをして劣勢になって逆転将棋をやる、こんな感じが良い感じで楽しめる方法かと思います。


優勢になった時の将棋Flashはけっこう強いので、ちょっとした暇つぶしのつもりがけっこう熱い対戦になるかもしれません。


強い方から見たら弱いコンピューターの1つでしかないかもしれませんが、ちょっと工夫するだけで意外と楽しめたりします。


特に、逆転将棋は相手が弱いからこそ成立する事だと思いますし、意外と楽しめるのでオススメです。


ちょっとお暇でしたら1回やってみてください。


少しだけ楽しいひとときを過ごせるかもしれませんよ。


将棋ゲーム「将棋 Flash」