先週から続いた
・胸の痛み
・頭痛
・めまい
・吐き気
などの苦痛におとなしく耐え、
「このままベッドで横になってれば死ねる」
と死の受け入れ態勢に入っていたんですが・・・
地獄の頭痛を耐えていても一向に死ぬ気配がありません
片頭痛レベルの激痛を4日も耐えてるのに毎朝ぼんやり目が覚めてしまう現実から
「あれ? これってただ苦しいだけで死なないパターン?」
と察してきました。
予定では脳内の血管が破裂してすでに死んでいるはずたったのによぉ・・・
このまま死ねないと私がずっと持っている感覚の1つ
死ぬのはいいけど痛いのとか苦しいのは嫌
に反して辛いだけなので、ちょっと冷静に見つめ直す段階に入ってきたんですよね。
それでこのタイミングになって偶然にもお腹の左上に発疹を見つけ、
「あ、これって噂に聞く『帯状疱疹(たいじょうほうしん)』なんじゃ・・・」
って思ったんですよ。
今まで、どんな病状を検索してもシックリこなかったのに
って検索した瞬間、まさに今の自分にドンピシャの情報が引っ掛かりまくりました。
これだと後遺症とかが残るだけで死ぬのは難しい・・・
おまけに、お風呂とかウッカリ先に入っちゃったら(可能性は低いけど)家族に移るかもしれない迷惑つき・・・
1人暮らしだったら別に放置でいいんですが、家族と暮らしてる以上、自分キッカケで病気を広めるのはアカン・・・
病院に行くつもりはなかったけど、とりあえず帯状疱疹かをハッキリさせるために歩いて行ける近所の内科へ行ってきました。
普通に帯状疱疹だった
夕方の受付終了30分前くらいだったからかけっこう空いていました。内科の患者は私だけだったので5分も待たずに呼ばれ、すぐの診察に入ります。
まずは現状の体調不良の説明から・・・
「先週から胸の痛みが起こり、それから頭痛になって体の節々にまで痛みが移っていって一向に良くならないんですよ・・・」
「肋間神経痛とか片頭痛のような元々持っている持病と似た痛みなのに、おとなしく寝てても治らなくて、ず~~~っと一定の痛みが続くというか・・・」
「それで、さっき気付いたんですが、お腹の左上に発疹みたいなのができていて・・・(シャツをめくってお腹を見せる)」
病状を「はい、はい」と聞きながら電子カルテに入力していた先生が、お腹の発疹を見た瞬間
「あぁ・・・」
とすべてを察した様子。
「これはどう見ても帯状疱疹だね」
「ちょっと背中も見せてもらっていいですか?」
左半身をサラッと調べた所でより核心に変わったようです。
「胸の痛みからこの発疹が出たら疑いようがないね」
「子供の頃に水疱瘡(みずぼうそう)に掛かってるでしょ? 最近、何かストレスとかあった?」
「水疱瘡のウイルスは体内に残っていて、大人になっても免疫が落ちたりするとこういう形で再発するんですよ」
という端的で分かりやすい説明をされました。
「これは抗生剤と痛み止めで処置します」
「ただね、このクスリはウイルスの増殖を抑えるものだから、一度治ってもまた再発する可能性はあります」
「これは仕方ないものなので、免疫を下げない生活を心がけるといいですね」
「じゃあ5日間、クスリをしっかり飲んでください」
「抗生剤は常に体内に効果がある方が良いので、食後にこだわらずできれば8時間置きに飲むのが理想です」
「もし可能なら意識して8時間置きに飲んでください」
変に専門用語も使わず、学のない私でも分かる説明でした。
この先生、さりげなくメッチャ頭いいタイプの人かもしれません。
お会計は3000円でした
初診扱いとクスリ代なのでけっこう掛かりそうな予感がしましたが・・・「お会計は3000円になります」
と言われ、ギリ許容範囲な価格でした。
4000円とか超えるとキツかったので、3000円で済んだのは思わぬ幸運でした。
残された問題は抗生剤の副作用で起こる「下痢」とかに耐えられるかだけですね。
歯医者でも抜歯すると抗生剤を出されましたが、地味に下痢になって生活しずらかったですから・・・
腸内細菌もろともブッ殺してしまう強さをもうちょい調整してほしいです。
最後に
あまりにキツイ頭痛が数日も続いたから「くも膜下出血」や「脳梗塞」みたいな感じで死に、ようやくニート生活を終えられるのかと思いきや・・・という地味にヤッカイだけど死ぬには遠い病気だったと判明して生き残った話でした。
たまに芸能人とかが「帯状疱疹で療養」みたいなニュースを見た気がしますが、いざなってみるとこんなにキツイ病気だったんですね。
放置したら苦しむだけ苦しんで後遺症だけ残る最悪パターンになっていたのを考えると病院に行って良かったです。
とりあえず、現状の「死にそうで死なない苦痛」から解放されるのを待ち、改めて先行きを考えていこうと思います。