人生詰んだニートのブログ

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【実戦詰将棋68】見えなかった捨て駒【5手詰め】

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上図は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に先手番で挑んだ時の終盤戦です。

後手玉が詰んでいるので正しく指せれば勝ちだった所、肝心な一手が見えず詰み逃して負けました。

私が気付かなかったわずか5手で詰む手順を考えてみてください。

答えは数行下の見出しで書きます。










実戦詰将棋の答え

では答えです。

上図以下、▲2四金(下図)

玉頭への金捨てが好手で詰んでいました。

△2四同玉 と取るのは▲2五香(下図)の詰みなので・・・

金を取らずに△3二玉(下図)と逃げるのが最善です。

下へ逃げた場合は3筋の香車を活用し・・・

上図以下、▲3三金 △2一玉 ▲3二金(下図)

▲3三金 から押していけば詰みます。

答えを見れば優しい詰め将棋ですね。

これを逃して負けたのは痛かった・・・


実戦の13手詰め

簡単すぎて物足りないと思うので、5手詰めの元になった13手詰めも出題します。

いきなり13手詰めとして上図を見せられると難しいかもしれませんが、先ほどの問題を解いていると終わりの5手が分かっているので読みやすいと思います。

ここからどう迫れば5手詰めの形に繋がるでしょうか・・・

答えは数行下に書きます。








では答えです。

上図以下、▲2三金(下図)

初手は▲2三金 か▲2三成桂 と入れば詰みます。

上図以下、△4一玉 ▲3二銀(下図)

シンプルに銀を打ち込み・・・

上図以下、△3二同金 ▲同金 △同玉(下図)

玉を引きずり出せば詰みそうですね。

次の一手が詰み形に持っていくポイントの一手になります。

上図以下、▲2三成桂(下図)

軽く成桂を捨てるのが好手です。

下へ逃げると金打ちまでの詰みなので取るしかありません。

上図以下、△2三同玉(下図)

これで最初に出題した5手詰めに繋がりました。

あとは▲2四金 からの詰みです。

ちなみに、実戦では上図で▲2五香(下図)という勝手読みの一手を指して負けました。

狙いとしては・・・

上図以下、△2四歩 ▲同香 △同玉 ▲1四金(下図)

みたいな感じだったんですが、▲2五香 に△3二玉(下図)と逃げるのが好手で・・・

ハッキリ金駒1枚たりない形になり、目の前にあった勝ちを逃す結果になりました。

最後の最後で何をやってんだか・・・

というか▲2三成桂 と捨てたのに▲2四金 を逃すとか読み筋がおかしいですよね。

5手詰めがパッと見える大切さがよく分かる反省の終盤戦でした。