人生詰んだニートのブログ

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【実戦詰将棋94】角の力で一本道【13手詰め】

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上図は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に後手番で挑んだ時の終盤戦です。

ここで先手玉をほぼ一本道で仕留める13手詰めを考えてみて下さい。

上部脱出をさせない角の使い方がポイントです。

答えは数行下の見出しで書きます。









実戦詰将棋の答え

では答えです。

上図以下、△2八桂成(下図)

まずは空き王手で香の利きを通し・・・

上図以下、▲2八同玉 △1九角(下図)

△1九角 で3七からの脱出を阻止すれば詰みます。

上図以下、▲3九玉 △6六角(下図)

この角の飛び出しで銀を補充できるのが大きいですね。

▲6六同銀 と角を取ったり、▲4八桂 と合駒したりすると△2八銀 までの詰みなので・・・

上図以下、▲4八金上(下図)

移動合いの▲4八金上 と受けるのが最善です。

上図以下、△4八同角成 ▲同金 △同竜(下図)

これには大駒2枚を切り飛ばし・・・

上図以下、▲4八同玉 △5七金(下図)

ガッチリ上部を押さえる△5七金 を打てば・・・

上図以下、▲3九玉 △4八金打(下図)

どこへ逃げても金打ちまでの詰みです。


最後の最後で2二の角が活躍した気持ちいい手順でした。

王手をしながら手が繋がるのは爽快ですね。