人生詰んだニートのブログ

人生詰んだニートが「日々の愚痴」や「趣味の将棋」について書いているブログです。

ニュースを見てると「わざとバカのフリしてるの?」って思うことあるよね

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最近、ちょっと面白いなぁと思う政治関連のニュースを見ました。


そのニュースって言うのは・・・


文書通信交通滞在費


とかいう


毎月100万円が無条件に政治家に渡されるシステム


について取り上げているニュースです。


「税金の掛からない100万円が毎月か・・・いいなぁ・・・」

「へ~、略すと「文通費」とか呼ぶんだ・・・」

「まぁ政治家もお金が掛かるんだろうからありがたいシステムだわなぁ・・・」


くらいしか関心がない問題だったんですが、ちょっとニュースを見ていると笑える要素てんこもりだったのが面白かったんです。


とりあえず問題として挙がったのは


「政治家になったのが10月31日なのに、たった1日(正確には4時間くらい)しかない10月分の100万円が丸々もらえるのはおかしい」


みたいな感じだと思うんだけど・・・


これをキッカケに一般人には驚きの事実が出てきたじゃないですか。


・この100万円は何に使ってもよく、場合によってはポケットマネーになってしまう

・領収書なんかなくていい、自由に使えるのがメリット


とかさ・・・


たぶん、一般人的には


「たった1日でも100万円が受け取れる」


ことよりも


「政治活動に使わなくてもいいの?」

「出所は税金なのに領収書も不要で好きに使っていいの?」

「使わなかった分は返還するとかしなくて違和感がないの?」

「って言うか、黙ってたらそのまんま受け取ってたくせに、バレたら良い人ぶって『問題がある』とか言い出すの?」


みたいなツッコミどころ満載なことが話題になっていますよね。


「掌返しを手首が折れるレベルで行われてるのがおもしれぇ」


と思ってちょっと興味を持っちゃいました。


そしてさらに面白いのは


「問題点をたった1日でも満額100万円受け取れる所」


だけに絞って解決しようとしてる所です。


そこじゃねぇそこじゃねぇw

そんなん大した問題じゃねぇんだよwww


お前ら、わざとバカのフリしてやり過ごそうとしてるだろ。


日割りにして払われるように改正する


とかさ、正しい事をやってる風にしてるけど、政治家になった最初の月と辞める最後の月にしか影響がねぇじゃねぇかよ。


好きに使える100万円を満額受け取る気満々じゃん


ただ、この姿勢は


潔くて逆に好き。


なんていうか、私個人の意見としては


「国を良くするためにちゃんと使ってるなら100万だろうが1000万だろうが好きに使ってくれ」


って感じだから。


100万円受け取れることは大した問題でもないのよ。


これはいいの、これからの政治活動としてちゃんと使うなら。


繰り越しでも使えるのがメリットでもあるわけだから、後にキッチリ使うなら別にそこまでの問題でもない気がするしね。


問題なのは


「好き勝手に使えるお小遣い的な感じ」


ってことだけよ・・・


個人的には別にいいんだけど、世間的な感覚としては


領収書を義務付けて何に使ったかはしっかり管理する

無条件に渡すんじゃなく、月100万円を上限にして使った分だけ貰える


っていう民間にとっては当たり前なことができてないのにイラついてるんだと思うんだよ。


そこを完全無視して


「俺は好きに使える100万円を何としても受け取って自由に使ってやるぜぇ」


的な感じのズレっぷりが最高だよ。


政治家が信頼を失うのはこういうお金にルーズな所だっつーのを分かっててやってるのがスゲェよね。


最高のスルースキルだと思うわ。


一応、政治家側からの意見としてさ


「領収書が必要になると行動がバレて、重要な問題の調査をしている動きが察知されるリスクがある」

「自由に動くためにはこれくらいフリーなお金がないと困る」


とかいうのもあるんだけど、


「毎月毎月そんなに重要な問題の調査してるの?」


って思わなくもないんだよね。


なくはないんだろうけど、歴史的に見て「文書通信交通滞在費」を使って解決された具体的な事案の例を教えてくれ。


「歴史的に有名なあの〇〇を解決するために密かに動けたのはこのお金のおかげだった」

「国民は知らないかもしれないが、密かに国が進めようとした〇〇を止められたのも自由に動けたからだ」


とか言ってくれれば納得するかもしれないしね。


具体例もなしに「そういうこともある」って言いだしたら何でも通っちまうから・・・


っていうか、そういう言い分だと


「その秘密裏に行われる調査以外のお金は別に領収書を出してもよくね?」


ってなったりもするんだけどね。


特に問題がないなら税金を使っている以上、何に使ったかを証明するのは当然の義務じゃない?


その秘密裏の調査の領収書は解決した後に出せるようにするとかさ、法改正をするなら色々とやりようはあるわけで・・・


領収書がいらない決定的な理由にはなってないんだよね。


日割りで払うとかにするならこのタイミングでシステムそのものを現代に合わせて変えりゃええやん。


もうアレよ、原付乗り的に言わしてもらうと


原付を時速30km制限にしてる法律


くらい時代遅れなのよ。


今となっては完全にエンジンを搭載したバイクとして進化を遂げ、時速60km出せるスクーターを「原動機付自転車」とかいう意味不明なもんと同じくくりにして時速30km制限にしてるとか明らかにおかしいやん。


ある程度の流れに乗らず時速30kmで走る危険さを知ってほしいわ・・・


「簡単にスピード違反で捕まえられるし、白バイのノルマ達成の生け贄として都合がいいから法改正しない」


って感じと似た不合理さしかない。


この手のお金の問題はけっこう国民の関心があるから、野党がここでどう動くかが大事だと思うんだけど、やっぱり目先の月100万円に負けて流されちゃうのかな?


まぁ年間1200万円のお金がなんの成果もナシにもらえるなら抗えねぇか・・・


やっぱりお金は欲しいしね・・・


これも政治家になった旨味の1つだろうから・・・


でも、ここで動けたら評価はガラッと変わるとは思うんだよね。


「領収書を必須にする」


という当たり前のことを言うだけでちょっと良いイメージだし、それを前提に


「年間1200万を上限に文書通信交通滞在費として適切に使ったお金を受け取れる」

「秘密裏の調査の場合、後に領収書を証拠と共に提出すれば可」


って感じの改正案を打ちだしたら見直されると思うわ・・・


アホなフリして


「日割りでの支払いに改正するだけ」


で押し通すのも面白いから嫌いじゃないけどさ・・・


貰えるもんは貰っとけ


っていう政治家にありがちな感性は自滅への一歩だわな・・・


・・・


・・・


・・・


というそれっぽい話を税金をちゃんと納めてないニートが語るこの感じ・・・


どう思う?


どうせ底辺の人間が収めた税金は自分へのリターンの方が大きいからどうでもいいんだけどね。


1円たりとも他人を支える側に回ってないから・・・


「やっぱ税金の文句を言うなら年収が1000万以上になってから言うべきだよね」


って話でした。


あ~毎月100万円欲しい!