人生詰んだニートのブログ

人生詰んだニートが「日々の愚痴」や「趣味の将棋」について書いているブログです。

「恋愛の核心を突いた歌詞ってこれかも・・・」って思ったフレーズの話

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今回は、3~4年前に作業用BGMとして聞いていて


「今の一言は深すぎるかも・・・」

「こんな昔に恋愛の核心を突いた歌詞があったなんて・・・」


と思ってメモっておいた「ある曲の1フレーズ」について書きます。


単語1つで深みが変わる


という


ブログを書くようになって憧れたスキルへの絶望的な差


を見せつけられたニートの一コマをお楽しみください。


時の流れに身をまかせ」の1フレーズが深い

今も昔もブログを書く時は作業用BGMとして


Youtubeで適当な曲を流しっぱなしにする


のが定番なんですが、当時なんとなく聞いていたある曲の1フレーズがすごかったんです。


それがこの曲・・・


時の流れに身をまかせ


德永英明 - 時の流れに身をまかせ (from VOCALIST 4) - YouTube


いつもYoubueを背景に画面の半分にメモ帳を出し、なんとなく動画もチラ見しながら書く感じなので、最初は


「このPVの子、可愛すぎじゃね?」


くらいの印象だったんですが、最後の1フレーズが耳に残った時・・・


「あれ? 今のけっこう深くなかった?」


って思ったんです。


そのフレーズっていうのがコレ。

今はあなたしか愛せない

時の流れに身をまかせ」の歌詞から引用


なにが深いって


「今は」


っていう単語ですよ。


数ある恋愛ソングの中でもこの発想をした歌詞ってそんなになくないですか?


たぶん、ほとんどの歌は


「もう」あなたしか愛せない


って感じだと思うんですよ。


不確定な未来を前向きに捉えて


永遠の愛を誓う


みたいなキレイごとを書いた歌詞が多い気がします。


「もうあなたしか愛せない」


系の歌詞は恋愛に盛り上がってる時に聴くといいんだけど、そうじゃない時に聴くと安っぽいというか・・・


あまりに陳腐な言い回しで冷めるというか・・・


イマイチ核心を突けてない気がしていたんですよね・・・


「なんか違うんだよなぁ・・・」

「いつ聴いても納得できる恋愛の表現ってどんなんだろ?」


っていう無意識の中で持っていた疑問を


「あなたしか愛せない」


っていうよく聞く言葉に


「今は」


というたった1つの単語を足すだけで解決したこの歌詞は感動しましたよ・・・


「今は」の2文字が持つ現実感や深みがヤバイ・・・


「今は」を「もう」に変えた瞬間、いきなり胡散臭くなるのが逆にリアル?


と言えなくもないけど・・・


たった2文字の違いに人生経験とか作詞能力の大きな差を感じますね。


このブログを読んでるのはアラサーからアラフォーの人が多いと思うんですが、過去の恋愛を振り返った時、

「今は」あなたしか愛せない


って言葉を使うとあの頃の気持ちがしっくり表現できませんか?


あの頃の好きな気持ちは「あの時」がピークで、今になるとそんなに気にしてないのを考えると


「今は」


って言葉がピッタリな感じ・・・


恋愛は一時の気の迷い


なんて言葉がありますが、まさにそれを的確に伝える一言だと思います。


逆に、長年連れ添ったパートナーがいる人が聴いても「今は」が「今も」に変わるかもしれませんが、


「今」


という言葉を使えば大きくズレのない気持ちを現せてるんじゃないでしょうか・・・


若い頃も年老いてからも、いつ聴いても納得できるこの歌詞はスゲェよ・・・


昭和の時代、


「今」


という言葉を使ってこんなに現実味のある歌詞を書いた人がいたなんて・・・


昔の人は深みが違うわ・・・


最後に

「あなたしか愛せない」


という定番のフレーズに


「今は」


という1単語を加えただけで核心や深みを与えた昭和の歌のすごさに触れてみました。


たった2文字でガラっと意味が変わるとは・・・

「今はあなたしか愛せない」


この何気ない1フレーズだけで人生経験の違いを痛感させられます・・・


昭和の歌は作詞のレベルが違い過ぎますね。


こういうのを見ると


「せっかくブログを書いてるんだから1つくらい核心を突く言葉を書いてみたいよなぁ・・・」


とか思っちゃいますが・・・


何も浮かばずニートとして浅く生きてきた人生を目の当たりにしてしまうのが辛い所です・・・


もう思考を停止して虚無に生きないと耐えられねぇ・・・


今日もまた


現実を見ない


っていうニートの境地に近づかないとな・・・