人生詰んだニートのブログ

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【実戦詰将棋137】角と馬の利きをキレイに避けた詰み【11手詰め】

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上図は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に先手番で挑んだ一局の終盤戦です。

ここで後手玉を仕留める11手詰めがあります。

「6四の角」と「8九の馬」がちょっと邪魔な感じで守りに利いていますが、それをキレイに避ける手順を考えてみてください。

答えは数行下の見出しで書きます。










実戦詰将棋の答え

では答えです。

上図以下、▲2二と(下図)

まずは銀を取り・・・

上図以下、△2二同玉 ▲3二金 △同玉 ▲4一銀(下図)

金捨てで玉を3二に誘って▲4一銀 の拠点を作れば詰みます。

「6四の角」が利いてる「3一」や「4二」を相手にしないのがポイントですね。

△2二玉 なら▲3二飛 △1一玉 ▲2二銀 までの詰みなので、逃げるなら3三しかありません。

上図以下、△3三玉 ▲3二飛(下図)

これには飛車を打てば捕まっています。

△2四玉 は▲3五飛成 の早詰みなので4四へ逃げますが・・・

上図以下、△4四玉 ▲3五飛成 △5四玉 ▲6五銀(下図)

▲3五飛成 で上部への脱出を許さなければ竜の利きを大きく使った▲6五銀 までの気持ちいい詰みです。


珍しく実戦で逃さなかった記念に出題してみました。

こういう一直線な詰みは常に逃さないようになりたいですね。