人生詰んだニートのブログ

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【実戦詰将棋144】角の弱点を突く【9手詰め】

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上図は「相振り飛車」になった一局の終盤戦です。

ここで後手玉に9手詰めが生じています。

「4四の角」が少し邪魔ですが、角ならではの弱点によって受かってない形でした。

急所を睨む「6八の飛車」を有効に活用して詰ましちゃってください。

答えは数行下の見出しで書きます。










実戦詰将棋の答え

では答えです。

上図以下、▲7一同馬(下図)

馬を切るのが好手でした。

・△7一同角
・△7一同玉

のどちらも9手詰めになるのでそれぞれ解説します。


△7一同角 の変化

△7一同角(下図)と取った場合は・・・

上図以下、▲6一銀 △8二玉 ▲6二飛成(下図)

銀打ちからの飛車捨てで詰みます。

頭が丸い角ならではの弱点を突いた一手ですね。

上図以下、△6二同角 ▲7二金 △9二玉 ▲8二金打(下図)

7二に合駒しても▲同竜 までの詰みなので飛車を取るしかありません。

あとは金をベタベタ打てば詰みです。


△7一同玉 の変化

△7一同玉(下図)と取った場合は・・・

角の利きが邪魔ですが・・・

上図以下、▲7二金(下図)

この金捨てがそれをかわす好手です。

上図以下、△7二同玉 ▲6一銀(下図)

銀の拠点が作れれば・・・

上図以下、△8二玉 ▲7二金 △9二玉 ▲8二金打(下図)

角を相手にせず詰みます。


最後に

実戦では「詰みそう・・・」と思ったんですが・・・

馬を切った後の▲6二飛成 も▲7二金 も見えず、▲4四馬(下図)と角を取りました。

答えを見れば基本手筋だったので詰み逃したのはダメですね。

最近、どんどん手が見えなくなっていってる気がします・・・

詰み逃し、寄せ逃しの負けがやたら増えたし、ボケちゃってるんだろうなぁ・・・