上図は「きのあ将棋」の「あらきっぺさん」に先手番で挑んだ時の終盤戦です。
ここで後手玉に詰みがあり、それを逃さなければ勝てたんですが、肝心な一手が見えず踏み込めませんでした。
AIで検討したら「3手目に基本手筋を決める7手詰め」を示されてガックリしましたね・・・
反省を込めて出題するので、ここからの詰み手順を考えてみてください。
答えは数行下の見出しで書きます。
実戦詰将棋の答え
では答えです。
上図以下、▲4二同角成(下図)
普通に金を取れば詰んでいました。
上図以下、△4二同玉 ▲4三金(下図)
この金捨てが見えなかった一手です。
縦に誘う「送りの手筋」ですね。
上図以下、△4三同玉 ▲4一竜(下図)
上部へ誘ったら「一間竜」の形で迫り・・・
上図以下、△4二金 ▲3二銀(下図)
合駒に銀を打てばキレイに詰みます。
基本中の基本だけにコレが見えなかったのはダメでした・・・
最後に
冷静に見ると普通の詰み手順だっただけに対局中の怯えっぷりが分かる感じですね。
ここまで迫っておきながら肝心の詰みが見えてないって意味が分かりません。
実戦は▲4二同角成 といけず▲2四角成 って銀を取っちゃいましたよ。
それを△同馬(下図)と取り返されて「あっ」って感じでした。
詰みどころか馬の利きすら見落としてるゴミっぷり・・・
詰みが見えてないにしても▲4二同角成 と踏み込むしかないのに引いてるのが痛い・・・
これじゃ勝てるわけないわなぁ・・・