人生詰んだニートのブログ

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【実戦詰将棋67】穴熊を尻金の手筋に追い込む【17手詰め】

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上図は「ぴよ将棋w」の「ピヨ幸(三段+)」に後手番で挑んだ時の終盤戦です。

△3八金 の詰めろを放置して▲2一銀不成 と桂を取ったため、ここから先手玉が詰みます。

17手詰めと手数は長いですが、穴熊に王手を続ける練習に解いてみてください。

答えは数行下の見出しで書きます。










実戦詰将棋の答え

では答えです。

上図以下、△2九金(下図)

穴熊に王手を続けるならこの一手ですね。

▲2九同金 は△同飛成 の詰みなので・・・

上図以下、▲2九同玉 △3九飛成(下図)

玉で取るしかありません。

そこで飛車を切り・・・

上図以下、▲3九同銀 △3八金(下図)

△3八金 の捨て駒で玉を呼び寄せ・・・

上図以下、▲3八同玉 △4九角 ▲2八玉 △3八金(下図)

△4九角 ~ △3八金 と王手を繋げば詰み形です。

実戦はここでピヨ幸の投了となりました。

▲1九玉 は△2九金打 の詰みなので・・・

上図以下、▲3八同銀 △同角成 ▲同玉 △3九金(下図)

先手は▲3八同銀 と取るしかありません。

あとは玉を裸にして△3九金 の尻金に持っていけば・・・

上図以下、▲2八玉 △2九金 ▲3八玉 △3九竜(下図)

定番の形で詰みます。

上部への退路がない玉を詰ます時によく見る手順でしたね。


最後に

穴熊の桂を取る△2九金(下図)や・・・

玉を引きずり出す△3八金(下図)は・・・

穴熊を詰ます時にけっこう使える一手です。

王手を繋げる必要がある時にお試しください。