人生詰んだニートのブログ

人生詰んだニートが「日々の愚痴」や「趣味の将棋」について書いているブログです。

【実戦詰将棋98】自陣の駒を活用する【11手詰め】

スポンサーリンク

上図は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に先手番で挑んだ時の終盤戦です。

実戦では逃したんですが、ここで後手玉を仕留める11手詰めがありました。

自陣の駒も上手く使って詰ます手順を考えてみてください。

答えは数行下の見出しで書きます。










実戦詰将棋の答え

では答えです。

上図以下、▲3三馬(下図)

馬を切るのが詰みに持ち込む一手でした。

△1三玉 なら▲2五桂 までの詰み・・・

△3五玉 なら▲3六銀 △2六玉 ▲2七銀上 までの詰みなので取るしかありません。

上図以下、△3三同玉 ▲4三金(下図)

これには▲4三金 と引きつければ手が続きます。

△2二玉 と逃げるのは▲3三銀 △1三玉(△2一玉 なら▲3二金 まで)▲2五桂 までの詰みなので上へ逃げるしかありません。

上図以下、△2四玉 ▲3三銀 △3五玉(下図)

ここで自陣の駒を活用するのが好手です。

上図以下、▲3六歩(下図)

囲いが崩れても詰めば問題ないので、最後に守備駒を攻め駒にして仕留めます。

以下、△3六同玉 なら▲3七銀 △3五玉 ▲2七桂(下図)までの詰み・・・


▲3六歩 を取らずに△2六玉(下図)と逃げたら・・・

上図以下、▲2七銀 △2五玉 ▲3七桂(下図)

自陣の桂を跳ねる▲3七桂 までの詰みです。

前にも似たような詰み手順を出題した気がしますが、自陣に引き付けて美濃の銀や桂を活用するのは有力な詰みパターンなので覚えておくと役立ちますよ。