前回に引き続き、膿が出た歯茎の治療の話です。
初回から3000円近いお金を失い、残り13000円くらいしかないニートの悲しいお財布事情がどうなったのか・・・
急な出費に困るニートの苦悩をお楽しみください。
歯茎から膿が出た場合の治療 2回目
前回、歯石取りで口内環境を改善し、歯茎の炎症を抑える治療をしました。1回目は治療をする土台を作ったような感じなので、2回目となる今回はもうちょっと本格的な歯茎の治療に入ります。
まずは歯の内部を見るためのレントゲンを撮り、歯根の状態をチェックする所からスタートしました。
診察台のモニターに表示されたレントゲンを見ると、根の先に膿が溜まってる影もなく
「根に異常はなくて本当に歯茎の炎症だったのかな?」
という感じがしましたが、先生が見ると神経の中で炎症が起こっているというのが分かるみたいで、
「あ~・・・これは麻酔を打っての治療が必要になるね」
と言われました。
麻酔を打つということはけっこう本格的に根っこをガリガリやるんだという不安が襲ってきます。
「じゃあさっそく始めましょうか、まずは麻酔を打ちますね」
と心の準備をする間もなく、問題の歯茎の外側と内側からブスっと2ヵ所に麻酔を打ちました。
この麻酔を打つっていうのがけっこう痛いんですよね・・・
ブスっと刺した後、グーっと押し込むように針を入れ、ジワーっと麻酔が入っていく感覚はいつになっても慣れません。
ズクッっと響く痛みで左目から涙がちょっと出てしまい、30半ばの男の目が注射でウルんでしまう情けなさがありますね。
麻酔が効くまで5分くらい待ち、歯とほっぺが痺れて分厚くなるような感覚になった所で治療スタートです。
根の治療ということなので、被せ物を外して抜髄の時と同じようにガッツリ歯の中をガリガリとやるのかと思ったら、予想外に外側から攻める感じでした。
ガーゼで目隠しされてるのでよく分かりませんが、何やらトガった器具で歯の側面をカリカリやっている様子・・・
ドリルのようにキーンと響く不快な音や痛みはありませんが、たまに針らしきものが急所を直撃した時のキューンと響く痛みは気持ち悪かったですね。
13分くらいカリカリガリガリと歯の側面を針で削られてるような感覚が続き、「カラン」とトガった器具をトレーに置いた音がした所で今日の治療は終わりました。
治療をしながら現状を確認した先生から今後の治療方針が発表されます。
次回はもうちょっと本格的に外科的な処置が必要になるそうです。
なんでも、私の歯の形がちょっと特殊で雑菌が根に入りやすい構造になっているらしく、それが原因で炎症が起きているので徹底的に雑菌を取ってキレイにする必要があるんだとか。
「それで様子を見て大丈夫だったら歯を残せるよ」
と言っていましたが、それは「ダメだったら抜歯になる」という意味でもあって、
「30代半ばでとうとう歯を失う時がくるのかもしれないのか・・・」
と憂鬱になりましたね・・・
ドキドキのお会計
先が思いやられる不安を抱えながら待合室に戻り、けっこう本格的に治療をしたお会計の不安にも襲われます。「前回は初診料と歯石取りで2700円だったんだよな?じゃあレントゲンと麻酔を打って治療をした今回は3500円くらい?」
と残金が1万円を切るかもしれない現実に落ち込みましたよ・・・
名前を呼ばれ、受付のお姉さんがいったい診察料をいくらと言うのかドキドキの瞬間が訪れます。
「おつかれさまでした、お会計は1500円になりますね」
と言われ、
「え?千?せんごひゃくえんですか?」
と予想より2000円安い値段にビックリして聞き返してしまいました。
「はい、1500円ですよ」
とハッキリ1500円と言われ、まだ残金が10000円を切らない事実にホッとしましたね。
そして「初診料ってけっこう高いんだな・・・」と思ったり・・・
良い意味で予想外の1500円でどうにかお財布がそこまで寂しくならずに済みましたが、あと何回続くか分からないのでまだまだ油断はできないですね。
次回は外科的な治療をするみたいなので色々な意味で本番かもしれないし・・・
最終的に7000円くらい残ってくれるといいんですが・・・あと何回で終わるのか分からないので先が思いやられますね・・・
歯は無事でもあんまりお金を失うと生きる術を失うので、どうにか折り合いをつけられることを願います。
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