人生詰んだニートのブログ

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【ニート将棋】寝起きに「ぴよ将棋w」のピヨ丸(初段++)と対局! 詰みを逃しまくる終盤戦【朝の一局】

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30代職歴なし、夜10時に寝て朝5時に起きるニートです、おはようございます。

今朝の寝起き将棋は

「ぴよ将棋w」の「ピヨ丸(初段++)」

との一局です。

前の対局は勝ったとはいえ内容的に完敗だったので

「もう少しまともな将棋で勝っておきたい」

という願いを込めて寝起きの頭で頑張りました。

そんな互角以上の相手への無謀な一局をお楽しみください。


ジッと待つのも大事

先手が「私」、後手が「ピヨ丸」です。

上図は、私のノーマル三間飛車に対し持久戦模様に進んだと思ったら、△6四銀 とちょっと攻めっ気を見せてきた所です。

ここで私は▲6五歩(下図)とすぐ突っかけたんですが・・・

上図以下、△5五銀 ▲同銀 △同歩 ▲6八飛 △2八銀(下図)

と進んであまりよくない展開になりました。

△6四銀 にはそこまで慌てて対応せず、冷静に▲3九玉(下図)と囲って後手の手を見た方がよかったみたいです。

こうなれば後手が動いてきても玉が遠いのでそんなに怖くもないですね。

駒を前に進めることばかり考えていると気付きませんが、こういう待つ姿勢も大切なのかもしれません。


広い方に逃がしても詰んでた

上図は、どうにかこうにか勝負できる終盤になり、守りに利いてる馬筋を止める▲5四歩 に△5五桂 と攻めの一手を指してきた所です。

実戦では逃したんですが、ここで詰みがありました。

6筋方面に逃がしたら捕まらないと思っていたら飛車2枚の力が強く捕まっていたみたいです。

一例として手順を示します。

上図以下、▲3二金(下図)

上図以下、△同玉 ▲4一銀 △4三玉 ▲5三金(下図)

ここまでは考えたんですが「上が広くて無理」と深く読まず断念していました。

上図以下、△5三同金 ▲同歩成 △同玉 ▲6三金(下図)

しかし、あえて6筋に逃がす▲6三金 から詰みがありました。

この手は見えてませんでしたね。

上図以下、△6三同玉 ▲6一竜 △6二歩(下図)

▲6一竜 に△7四玉 と逃げると▲8五飛成 で詰むので合駒しますが・・・

上図以下、▲6二同飛成 △7四玉 ▲6五竜 △8三玉 ▲7二角(下図)

と迫れば強烈な竜2枚の力で詰みました。

ちょっとダメそうだとすぐ切り捨てるクセがあるので、もう少しちゃんと読む必要がありますね。


またも意外な詰み筋があった

実戦は上図で詰まないと判断して▲5三歩成(下図)と指してしまったので・・・

上図以下、△4七桂成 ▲同金 △5八銀(下図)

と絡まれてピンチを迎えていました。

しかし、ここは先手も悪くない局面だったようです。

攻めにも守りにも馬筋が通っているのでダメかと思っていたんですが、▲3二金(下図)の王手が勝ちに繋がる一手でした。

もし△3二同馬 と取れば先手玉への脅威がなくなって後手が受けに回る展開になります。

それを嫌って△3二同金(下図)と取ると・・・

上図以下、▲3一銀 △1二玉 ▲2二金(下図)

から詰みがありました。詰みの一例を紹介します。

上図以下、△2二同角 ▲同銀成 △同玉 ▲3一角 △1二玉(下図)

3二の金に馬が利いてますが、強引に玉を引きずりだせば詰みでした。

上図以下、▲3二飛成 △同馬 ▲2二金 △同馬 ▲同角成 △同玉(下図)

上図以下、▲8二竜 △3二金 ▲同竜 △同玉 ▲2四桂(下図)

手筋の桂打ちが決め手です。

上図以下、△2四同歩 ▲4一角 △2二玉 ▲2三金(下図)

と迫れば詰め将棋で見るような詰み手順で先手勝ちでした。


大逆転の終盤

実戦は詰みに気づかず△1二玉 と逃げた所で▲5六歩(下図)と受けに回ったんですが、これが受けになっておらず・・・

上図以下、△4九銀打 ▲2八玉 △4七銀成 ▲4三香(下図)

というヤケクソ手順で先手負けになっています。

▲4三香 は馬筋を止めて詰めろにした手ですが、△同馬 と取るのが「詰めろ逃れの詰めろ」で後手勝ちでした。

しかし実戦は、△3八銀成 ▲1七玉 △2二金打(下図)と指してきたため先手玉が斜めに進む駒が2枚ないと詰まない形になったので・・・

上図以下、▲2二同銀成 △同金 ▲2五桂 △2八銀 ▲2六玉(下図)

上図以下、△3七銀不成 ▲同銀 △3二金打 ▲3三桂成 △同桂(下図)

というギリ詰まない強みを頼りに迫り、どうにか先手の勝ちになりました。

上図はけっこう手軽な詰みがあるので、息抜きの実戦詰将棋としてお楽しみください。

答えは数行下の見出しで書きます。






実戦詰将棋の答え

では答えです。

上図以下、▲2一角 △同金 ▲同竜(下図)

という角を使った強引な王手から詰みます。

上図以下、△2一同玉 ▲3二飛成 △同玉 ▲4二と(下図)

ここで「ピヨ丸」の投了となりました。

以下は、△2二玉 ▲3二金 △1二玉 ▲2二金打 までの詰みですね。


最後に

勝つには勝ったんですが、またも負けていた将棋でした・・・

私の棋力では「ぴよ将棋w」の 初段 ~ 二段 くらいが壁になるみたいですね。

序盤から優勢になってキレイな流れで中盤、終盤を乗り切れるようになりたいもんです。