人生詰んだニートのブログ

人生詰んだニートが「日々の愚痴」や「趣味の将棋」について書いているブログです。

【実戦詰将棋138】竜の力で捕まえる【9手詰め】

スポンサーリンク

上図は「きのあ将棋」の「郷谷さん(上級-)」に先手番で挑んだ時の終盤戦です。

▲3一飛 の王手に△4三玉 と逃げたので9手詰めが生じています。

「9一の竜」と「3一の飛車」を上手く使った手順を考えてみてください。

答えは数行下の見出しで書きます。










実戦詰将棋の答え

では答えです。

上図以下、▲3二銀(下図)

この銀打ちから詰みます。

△3二同金 なら▲4一竜(下図)と入るのが好手で・・・

以下、何を合駒しても▲3二飛成 までの早詰みです。

なので▲3二銀 には△5二玉(下図)と逃げるしかありませんが・・・

上図以下、▲5一飛成 △6三玉 ▲6四香(下図)

飛車成りから香を打てば詰み形です。

・△6四同玉
・△7二玉
・△7三玉

のいずれも正解の9手詰めなのでそれぞれ解説します。


▲6四香 に△同玉 の変化

△6四同玉(下図)と取った場合は・・・

上図以下、▲6二竜 △6三歩 ▲6五金(下図)

竜で下への退路を塞げば頭金までの詰みです。


▲6四香 に△7二玉 の変化

△7二玉(下図)と逃げた場合は・・・

上図以下、▲6二竜 △8三玉 ▲8二竜引(下図)

金を取りながら2枚竜で迫れば詰みます。


▲6四香 に△7三玉 の変化

△7三玉(下図)と逃げた場合は・・・

上図以下、▲9三竜(下図)

8四への退路を塞げば詰みます。

以下、△8三歩 や△6四玉 なら▲6二竜(下図)までの詰み・・・

△7二玉 なら▲6二香成(下図)までの詰みです。


最後に

2枚の竜で迫る強力さが分かる手順でしたね。

実戦は初手の▲3二銀 を取られた後、▲4一竜 ではなく▲4一飛成(下図)と王手する手しか見えておらず・・・

詰まないと思って▲2一飛成 って桂を取っちゃいましたよ。

このヘボさ・・・

まだまだ苦戦が続きそうです・・・