上図は「きのあ将棋」の「郷谷さん（上級-）」に後手番で挑んだ時の終盤戦です。
お互いに詰めろが掛かっていますが、手番を握った後手の勝ちになっています。
最終的に３七の竜を活かして先手玉を７手で詰ます手順を考えてみてください。
答えは数行下の見出しで書きます。
実戦詰将棋の答え
では答えです。上図以下、△７九角（下図）
この角打ちが３七の竜を活かす詰み形に持っていく好手です。
▲９八玉 なら△４八竜 の詰みがあり・・・
▲７七玉 なら△７八金 ▲同玉 △４八竜（下図）から詰みます。
上図の手順も７手詰みになるので正解の１つです。
手数が同じなら▲７九同玉（下図）と取る方が最善ですが・・・
上図以下、△７八金（下図）
玉頭に金を捨てて上部へ呼べば・・・
上図以下、▲７八同玉 △４八竜（下図）
竜の射程に入って詰み形です。
上図以下、▲７九玉 △６八竜（下図）
あとはどこへ逃げても△６八竜 までの詰みですね。
たまに見かける詰み形なので覚えておくと役立つと思いますよ。
